総務から返答が無い
4/1なので全社総会があった。
まぁ偉いおじさんが、前期の振り返りと、今期の課題目標なんかを話す会だ。
一昨年までは、本社と子会社、両方の総会に出ていたが、去年から子会社のみの出席となった。まぁ本来はそうあるべきなのだが、「なんでAZZLOクンは居なかったの?」 と本社社員に質問される為、変更の理由について 去年の3月28日に質問を出しているのだが、1年経った今でも返答が無い・・・w
更に先日 「ボーナス支払い月である5月とかその直後の6月に辞めると事前に言った場合、当然払われますよね?」 という趣旨の質問にも返答が無い・・・w
退任社長の挨拶
・・・で、今年の子会社の総会で印象的な話をした人が居た。4月から子会社への出向が終わり、本社に戻る偉いおじさんだ。
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僕は本社の中で、えぇ~子会社の話をする時に、必ず、この事だけは言ってました。
グループ利益拡大の為に、子会社と連携して、っていう話を、常にするようにしました。えぇ当初は中々理解をしてもらえなかったですが、やはり、えぇ昨年一年、実績をあげ、えぇ~。その事が段々浸透してきたんじゃないかな~という風に、感じてきてます。
えぇ特に今日午前中本社の全社集会がありましたけれども、その席で本社社長の方からも、『より子会社との連携を強めて、グループ利益を拡大していく』 と、いうような言い方での話 が、何回も出てまいりました。
以前はそおいう話が、まぁどっちかと言えば、あの、お題目だけで、ちょっと上すがりしたような、感覚もあった んですけども、ここ数年に渡る、関係からいくと、ほんとに、まぁ、名実ともに、そぉいう事になってきたんじゃないかなぁ という風に感じてきております。
えぇ~。その様な関係が出来た事、そこにちょっとでも関われた事を、が、自分としては、大変良かったなと思いますし、少しは役に立てたかなという事で、えぇ~、ちょっと・・・自慢っぽく、今は考えています。
えぇ~次を、えぇ新たに、新社長以下、の経営陣に、託させて頂きますけれども、1つだけ、みなさんに、最後に、お願いしたいのは、あのぉ~・・・正しい従業員になって頂きたい と・・・いう事を是非、お願いしたいと、思ってます。
あのぉ、正しい従業員ってどぉいう事かと言うと、あの、もう子会社に、仕事をサボるとか、あのぉ・・・変な悪さをするとかっていう人が僕は居るとは思ってません。
ただし、正しい従業員に求められるのは、会社の方針を理解し、今言った、グループ利益、拡大の為に、えぇ~、いかに仕事を出禁が出来るか、 いかに最善な方法を、考えて実行出来るか、それが出来るのは、僕は正しい従業員、じゃないかな、という風に考えています。
えぇ~。当グループの、えぇ~経営方針にですね、あの、バリュープロフィットチェーンっていう考え方がありまして、これは何かっていうとですね、まず、従業員満足を、最大化、する事によって、えぇ~提供するサービスや、商品や、えぇ~ な! の質が向上します。これが向上する事によって、クライアント満足、顧客満足が最大限に、向上され、結果として、利益が、生まれる。儲かります。いう考え方です。
この従業員満足、顧客満足、利益が上がるっていうこの、3つをですね、こうグルグルグルグル、回していこう、っていうのがバリュー プリョ フィットチェーンの考え方なんですけれども、すぅぅっ・・・ですから、経営者は、従業員の満足を、最大化していく事を考えてます。ただ今言ったように、みなさんには、正しい従業員になって頂きたい。
はっきり言うと、正しくない従業員は、大事にしません。・・・っていう事です。・・・みなさんの一生懸命普段日常やられている仕事のやり方、その通りで結構なんです。ただ、タイミングタイミングで、会社の方針、今置かれている自分が、えぇやるべき事、っていうのが、会社の方針に合ってるのかな、ひょっとしたら自分がやりやすいように、自分の為にだけになるようなやり方で仕事をしてないかな、こぉいう事だけを意識して頂ければ、必ず上手く回っていくと思います。
えぇ~・・・やりたい仕事と、えぇやってほしい仕事、やるべき仕事というのは違うんじゃないか、っていう事を、常に意識して、考えて頂ければ、結果は自ずと、付いてくるんじゃないかと思います。
一緒に仕事をさせて頂いた中で、こんなに、えぇ~、体力が付いて、こんなに、大きな成果があげられる様な会社になった、という事については、ホントにみなさん自信を持って頂いて結構だと思います。新たな領域新たなチャレンジを始めますけれども、みなさんが、同じように考えてもらえれば、必ずや成功するだろうと思います。
退任社長の挨拶をAZZLO流に翻訳
これを自分的には以下のように解釈する。
- ・当初は中々理解をしてもらえなかったですが ~中略~ その事が段々浸透してきたんじゃないかな~
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当初はそんな人道的に問題がある事に及び腰の人も居ましたが ~中略~ 金に溺れる人達が増えてまいりました。
- ・本社社長の方からも、『より子会社との連携を強めて、グループ利益を拡大していく』と、いうような言い方での話 が、何回も出てまいりました。
↓
本社社長も、ダイレクトに 「いじめろ!」 とは言ってませんがwww
- ・ですから、経営者は、従業員の満足を、最大化していく事を考えてます。ただ今言ったように、みなさんには、正しい従業員になって頂きたい。
↓
ですから、私は、本社社員 (ボク) の満足を、最大化していく事を考えています。よってみなさんには徹底的に奴隷になって頂きたい。
- ・自分の為にだけになるようなやり方で仕事をしてないかな、こぉいう事だけを意識して頂ければ、必ず上手く回っていくと思います。
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奴隷から卒業しようとしてないかな?だけ意識して頂ければ、必ず本社社員 (ボク) が潤います。
- ・新たな領域新たなチャレンジを始めますけれども、みなさんが、同じように考えてもらえれば、必ずや成功するだろうと思います。
↓
環境が変わっても変な気は起こさず、今まで通りの奴隷を遂行して頂ければ、必ずや本社社員 (ボク) が潤います。
まぁこんな感じが、言葉の裏にある本質だろう。ヒント満載であり、かなりジャイアンであるwww
“従業員満足” の対象は退任社長のみ
バリュープロフィットチェーンで言う所の “従業員満足” は、あくまで本社社員 (ボク) のみが対象だろう。仮に 「従業員満足って言ったじゃん!」 と子会社社員に言われても、「対象は子会社の君達とは一言も言ってないも~ん♪」 と言える様な、明言を避けた上手い話だったなぁと思うw
しかし、より完璧にする為に、以下の指摘も出来る。
子会社社員を騙す為のアイデア☆
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・過去には子会社に変な悪さをする人が居たのは事実らしいが、少なくても本社で変な悪さをする人が居るのを知っているし、偉いおじさんもその事実を知っている。まずボクの側から是正してからじゃないと、説得力ない と思う発言だ。
浮気している人が恋人に対して 「お前浮気するなよ」 と言ってる状態である。
- ・奴隷を求めるのであれば、まず自分が奴隷としてのお手本を見せると上手くいく と思う。”鳴かぬなら 自分から鳴いてみよう♪” である。自分は子会社に居ないのでよく分からないが、その手本の提示は無かったと噂レベルで聞いている。
- ・従業員にとってのやりたい事と、やるべき事 (業務ミッション) が重なっている場合は、非常に混乱するだろう。まぁ、この偉いおじさんにおける “やるべき事” は業務ミッションではなく経営ミッションであって求めるのは利益なので、本質は 「利益を上げる為に重労働して給料アップを要求しない事」が、子会社従業員の本当のやるべき事である。
やりたい事をやらせて、自尊心を担保させておいて、金だけは本社に持っていくべき だろう。でないと、辞めてしまったりして燃費が悪い。経営側がやらせたい事を、上手く従業員のやりたい事に摩り替えるのが経営テクニックであり、マネジメントじゃないだろうか。
- ゴールを見えないように目隠しされているのが従業員なのだから、当然わちゃわちゃ蛇行してしまう。それを 「蛇行してないかな?ゴールはどこだっけ?」 という自答を当人に求めたら、目隠しを取ってしまう だろう。スイカ割りの様に上手く誘導するべきだと思う。
こんな感じに思うな♪
バリュープロフィットチェーンって?
で、この偉いおじさんが言う、バリュープロフィットチェーン は初耳だったので、検索してみる。
- 生産性の低い従業員を長く雇用することの負の効果もある。誰が生産性の低い10%かを見分けて、計画的に離職させていく方針をとって成功する企業もある。 従業員には類は友を呼ぶ性質があり、AクラスのプレイヤーはAクラスと共に働きたいと考える。 結局、従業員価値を高めるには、「より少なく、よく訓練され、よい給与の従業員が常に勝つ」組織を作ることが大切である とされる。忠誠や生産性の高い従業員は関係性も深いことも数字で示されている。
とある。
生産性の判断は本来は売上・利益だけではなく、潤滑油的ポジションの人も居る為、”生産性の低い10%” の判断を誤ると、総崩れのリスクがある。これは “いわゆる管理部” の事ではなく、”管理画面上、利益を作ってないけど、相談しやすい人” そんな人を対象に考えている。
まぁ少なくても本社は、変な悪さをする人の存在を知っているのに解雇しない会社だし(ニュースになって信用が無くなる方がダメージがでかい故)、”いわゆる管理部” の雇用の必然性を担保する為の、無駄な管理フローとかがあるのは、どの会社も同じなので、多少は共感する発想ではある。
“Aクラスのプレイヤー同志” については、普通の従業員の自尊心担保の為に、あえて “出来ない従業員” も入社させているハズだ。そうでないと辻褄が合わないおじさん、新入社員が明らかに居るw
彼らを解雇すると、出来る・普通の従業員が出来ない従業員との比較による自尊心を担保する理由が無くなる事によって、安心材料が無くなり焦りが発生する。1次段階としては良いのだが、2次段階として 社内の見える範囲での競争になる ので、時間が経つと、社内のAクラスのレベルが世間のDクラスぐらいになる場合もあるな・・・w
“よい給与の従業員が常に勝つ” は、まぁこの偉いおじさんの現状と今後を肯定する話だな。故に偉いおじさんは、このバリュープロフィットチェーンが好きなんだろうな。
そもそも、この発想は 社内で勝ち負けを定義するのが前提 という事になるので、“共に体験をし成長する” という概念が無い事が明らかであるな。当然情報共有なんて有り得ない だろう。
まぁ何を持ってして勝つとか成功とかって、人それぞれだが、いずれにしても人を騙す (動かす) ならば、もっと隙き無くやれる方法がある事を知ったかな。奴隷が必要ならば上手く騙さないとね♪
子会社社員の反応と想定される事象
この偉いおじさんの話を聞いた人、数人と話したが、「要は文句言うな!って事でしょ?」 という事であった。
受け手の解釈はこの様にまとめられる為、”文句言わないから、極力自ら労働を増やしたくない(大変な事はしたくない)” という発想に繋がる可能性が高い。
この “大変な事” は作業量だけではなく、”新しい取り組み” も含まれるだろう。よって “詳細に言われた事しかやらない” 従業員を誘発する側面がある。
更に、希少性の無いビジネスの場合、当然コモディティー化して値段競争になる訳だが、広告代理店においては、コモディティー化もあるが、そもそも存在価値が薄れている・・・w
この場合、従業員の給料を下げて対応するが、当然1人1日24時間は変えれない。ブラック企業にも限界がある。よって最初から安く入社する者を拡充するが、今度は人数が増えた分のショバ代が払えなくなる・・・。新しい事に取り組まない従業員を育ててきたので、新しい収益も無い。終わる・・・www
まぁなんとなく、こんな妄想が出来るな。本当にこうなるか?ヤジウマとして間近で見たいような?どうでも良いようなw そんな気分だ。
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