4億のプレやった(大人数の弊害)

年初からハードワークした企画

2012年最終日に営業からオリエンされた4億7社コンペ、昨日プレゼンしてきました。

“WEBだけで4億” という有り得ない規模の案件を、A、B案2案8億分自分が作る事になって、年初からずっと深夜までガリガリやっていたので、ほんと疲れたw しかし途中からB案をA案に合流させる事になり本気の1案で提案をした。

ご配慮は有り難いのだが…

途中STPの偉いおじさんが

「これは絶対に勝てる!AZZLOがこれ全部やってるなんて作業量がキツいだろう。負けたらアホ過ぎるからヘルプする!」

という事で、前段をまるごと預ける事になったのだが、個人的にはヘルプ要らなかった気がする・・・w

“ターゲット戦略” なる前段を作ってくれたのだが、「なんでターゲット戦略なの?ターゲット戦略以外に何かあるの?」と、子供の質問みたいな疑問を持ったし、ヘルプしてくれたおじさんも「なんだかAZZLOの前段の方がワクワク感ある・・・」と言ってたw

挙げ句の果てに「前段はぶった切って施策案のプレはAZZLOの好きに話してくれ!」という繋がりが無い感じになったw 更に「AZZLOの前段を少し復活させよう!」という事になり、最低限の自分の前段は付けたが、無駄に時間がかかる割に、施策の必然性が薄い前段となった・・・w

この前段の是非について、プレ当日の朝5時からMTGやってたりしましたw

大人数の弊害

やっぱ大人数でやると薄まるという典型的な事例だな。これで負けたら社内の人間には頼んだ事しかやってもらわないようにしよう。 フォントとかフォーマットもバラバラになるし。(基本一人でやりきろう)

バケツリレー感が強く出た資料になったなぁ。自分のフォント、全角半角ルールとか守れてないページが混在してるし、汚い提案書になった。

プレも自分のパートだけで70Pはあったのだが、それを20分で喋らなきゃいけなかった。結果25分ぐらいにはなったのだが、あと1Pという段階で時間切れとなった。自分の後の媒体パートを作ったメディアプランナーは一言も喋れなかった・・・。まぁ言うべき事の95%は喋った。

プレゼンの反応

で、プレの反応は、毎晩深夜まで資料作りした後の前日からの完徹後なので、”ほぼ何も見えてない” のでよくわからないが、”若者よりもおじさんの方がウケが良さげだった” という感じらしい。自分としては逆の反応を想定していたので意外な感じだ。

とりあえず自分が感じた部分でも “最下位ではない” 雰囲気だけは感じれたw

魂が充満した企画☆

ボリュームの問題でカットしたページもあったが、堤清二のセゾン事例も書いた し、ラジオ番組作ってデニーさんに出演してもらったり、なんとDJ WADAさんに音楽作ってもらうという提案も含めていたので、まぁやり切ったかな。ほぼAZZLOの生き様提案だったw

プロダクションさんからの声

今回プロダクションを2チーム動かしていたのだが(元々A・B案作ってたので)A案チームからは

「こんな素晴らしい企画・企画書は他に無い!デザイナーもモチベーション高くやってます。絶対勝ちましょう!!!」

と言ってくれた。普段は代理店の言うがままで疲弊するプロダクション・デザイナーだが、この様な意見は本当に嬉しい なぁ。

広告業に従事する者へ

この案件によって “アニメの巨匠” と呼ばれてしまう事から卒業したい なぁw

そして自分だけでなく、多くの広告代理店の人間に自由度が増す事例となると思う。もちろん生活者の自由度もだ。世界の未来の為に、これはお買い上げ頂きたい と思う。

※ビジネス的にはどっちみち大して儲からないので、勝っても負けてもどっちでもいいです。

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