2013年の7月にelektron monomachine、その直後にmachinedrumを購入 して、シコシコDTMしていたのだが、4曲いい加減飽きたので公開するw
曲が出来たのは、MIX 2009 02 の14:25から始まる曲以来だが、曲単体で公開するのは2000年の “LAD 3 140” 以来かな。長野のDJ KEN-DO君とかが使ってくれていたな。・・・えらいブランクあるw
通常DTMでテクノ作りって、DAW上でキック打ち込んで色々音追加してループして・・・って流れだと思うが、AZZLOはこの方法だと、全てをコントロール出来てしまうが故に完成し難いw 展開がやらしく感じて挫折するのだw 多くの人はそんな感じだと思う。
そこで、1小節(メインループ)出来たら、各トラックを適当にエフェクトとかいじって、ぐちゃぐちゃに重ねた上で、整理していく製作方法にしようと思い、AKAI APC40とか買ったりした のだが、結局オートメーションは編集出来るから、やはり完成し難い・・・w ま、一度オーディオに書きだしちゃえば良いんだが。
諦め所が必要なので、elektronで適当にいじったオーディオを切り貼りする方法を試してみた。この為にわざわざelektronを買ったのだw 録音しちゃってるのでそう大きな修正が出来ないのが良いw
下部に完成品を載せるが、録音段階のものがコレだ。
久々に聞いたが酷いな・・・w キック基準で0dbリミッターをかけている。後半に入ってくるノイズは、完全にリミッター振り切れてる。4番以外も元はこんなもんだった。
制作時は細かい事を気にしたくないので、3000円のテキトーなヘッドフォン でモニタリング。音質調整・マスタリングはSTAX・ TANNOY PBM 6.5 Ⅱ に切り替えて作った。
音のリファレンスにしてたのがコレ。
AZZLOの耳には、特にCLAPを加工した様な音が変な音なので、コレと比較して違和感がなければ、(DJ MIX出来そうであれば) 問題無いと考えていた。しかしこれが大きなミスで、そもそも0dbピークになってない楽曲だった・・・w
そこで、音が良いと思うヤツをリファレンスに切り替えたw
・・・とは言え、AZZLOのスキルではこのレベルの音にはならない・・・。ヘッドフォンで帯域と音量は同程度になるようにはするのだが、スピーカーから流すと音が小さい。というか左右の広がりが明らかに狭い。
ableton live内のutlityで、左右広げるものは広げているんだが・・・。
悶々としながらマスタリングについて調べていると、MS処理というもの を発見する!!!
どうやらWAVESのMS MATRIXというプラグインで出来るらしい。
以前試した際は、”プラグ半刺しみたいな音になる。壊れてるのかな?” という認識だったものだw
これで、WAVESが入っているWINDOWSでMS処理をすると、中心の音と左右の音を個別に処理出来る!!!単純にサイドのレベルをアップすれば大分音の広がりが自然に拡張出来る!!!
これがあれば、中田ヤスタカ楽曲な音質も出来る。かなり衝撃だったwww
このMS処理をして全体を整えていると、個別の音のダメポイント (サイド広げ過ぎてたり) が理解出来るようになり、個別にMS処理を施したくなってくる。しかし製作段階はMAC BOOK PROでやっているのだが、MACにはWAVES入ってない・・・。
ここでまた悶々としながら調べてみると、WAVESがなくてもMS処理出来る方法を見つける!!!当時参考にした動画が見当たらないのだが、トラックにAudio Effect Rackをインサートして、内部を2トラックにする。一つはutlityでWidthを0にし、もう一つは200にする。これでMとSがそれぞれいじれるようになる!!!
かなり理想な音に近づく事が出来るのだが、MACでオーディオ書きだしてWINのableton liveに貼っつけて・・・を繰り返すのが面倒臭くなる。WINのルーティングを調整して、MACで再生された音をリアルタイムにMS処理出来るようにして、MAC側の微調整とWIN側のマスタリングを同時に調整を繰り返した。
そんなこんなで出来たのが今回の4つ。番号はelektronを買ってから作ったファイルの連番+録音した日付だ。欠番はボツだったり音調整に難航しているものだったりだ。ニコ動にもアップしてみた。
※ニコ動へのアップは非常に苦労した。TMPGEnc Video Mastering Works 5 で画像と音声をぶち込んでH.264のMP3でエンコード。ローカル上では問題ないファイルが出来るのだが、ニコ動にアップすると、再エンコードされてしまい、まるで2000年当時のストリーミング音声の様な音になってしまう・・・。
つんでれんこで再エンコードしてみると、ニコ動での再エンコードはされずに済むのだが、画面が緑になってしまう。
色々と試した結果、動画はCinepak (要はH.264でなければ良いのかもしれない)、音はMP3でエンコードして、つんでれんこで再エンコードすれば、ニコ動での再エンコードはされずに、意図通りの動画がアップ出来た。
- 03 20130814
ほぼ機材レビューの延長。手抜いて4トラック程で作ってたのだが、複数種類の音を1トラックで録音してしまいw 個別の帯域の調整に苦労した。元は普通の4つ打ちだったのだが、単調で飽きてきたので、キックとスネア的な音?のトラックにableton live上でbeat repeatをかけた。
- 04 20130817
“ビヨビヨしたの作ろ♪” としたもの。強烈なノイズが出てきたのでw Co-Fusion / Rink 的な解像度を目指した。出だしのザラザラ感がVampirellaみたいだなw
- 08 20131028
“とにかくアッパーなの作ろ♪” としたもの。元々ザラザラした音のmonomachineに、ableton live上でSaturationを深くかけ、リミッターパツパツで作っていたので調整が非常に苦労した・・・。ボツにしようかと何度も挫けそうになっていたw
他曲同様、録音されたデータの切り貼りなので、”音の延長のつもりが若干音質違う・・・” 的な箇所が多発してるし、クリップノイズも多発しまくりだったのを、一箇所ずつ調整・カットしていった。まだ3箇所気になるノイズがあるのだが、もう面倒臭いのでFixとするw
今朝(5/6)、家の近所を暴走族が走っていた音で目覚めたのだが、コレは暴走族テクノな感じだな・・・w
- 10 20131110
“DJが使えるClarkみたいなんを作ろう♪” としたものw これはmonomachineは使わず、machinedrumのみで作った。イメージ元ネタは
こんな感じだ。キックの歪み方ぐらいしか面影がないがw
スネアらしき音が、Co-Fusion / Frontier (ATOM MIX) みたいな音で、最後が、KEN ISHII/ EXTRA な感じするなw 露骨にAZZLOへの影響が出てるwww
5:21からのメロディーらしき?音は、スネアのつまみをテキトーにいじってたら出来たものだ。
8番同様、同じトラックでも箇所によって音質やレベルが全然違うので、調整に苦労した。特に最後のリバーブがかかってる箇所はmachinedrum上のリバーブなので、かけ過ぎを減らす事が出来ずw EQで飽和している箇所を減らした。
どれも製作段階は複数同時進行で作り、2週間~1ヶ月程でほぼ出来てるのだが、音質調整にほんと苦労した・・・。クラブ的な曲にしてはちょっと繊細かな。もうちょっとアタックが立つ音も作ってみたい。
11番以降も既に何個か作ってるのだが、製作段階からSTAXでモニタリングするようにしたので、大分楽になった。夏頃にはまた数曲公開出来そう♪
そして、カバーアートは、”テクノは匿名性かなぁ” と思い、このブログの上部デザインみたいな感じで作った。実はコレ、それぞれ若干違うのだがAZZLO自身違いがわからない・・・w
今後は色違いとかしないと、どれがどれだか自分で分からなくなるな・・・w
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