AKBメンバーの発言が素晴らしい
たまたまテレビを付けたら、丁度AKB総選挙をやっていたので、見てみる。
彼女達のスピーチが、それぞれ印象的だったのだが、その中でも、高橋みなみ、大島優子、篠田麻里子 に感心を持った。
彼女たちはそれぞれプレイヤーであり、当然1位を目指している。しかし、
- 大島:「私を踏み台にしてセンターになって欲しい」(渡辺まゆに対して)
- 篠田:「私を潰すつもりできてください」(去年の発言)
に見られるように、後輩の成長を望んだ発言をしている。更に高橋みなみも、全員に心を配りケアしている発言が多かった。
元々 “処女非処女の中間みたいな歌ばかりで、ナプキンの付け方も分からない、幼稚で不潔な集団” という最悪なイメージだったのだがw
となるのだろう。
チームラボとAKBに親和性を感じる
- 「自分がそのメンバーの中にいたいがゆえに、成長しなければならないという強迫概念に襲われて成長しようとし続けるようなチーム。」
を、AKBに強烈に感じた。
マニュアルがあったとしても立派
多少スピーチマニュアルみたいなものはあるだろうが、それでもマニュアルだけでは、あのスピーチは出来ないと思う。とても男らしい清々しい印象を持った。
AKBメンバーにボロ負けする偉いおっさん達
何故20代の女子がこの様な発言が可能で、40代以上のおじさん達は出来ないのだろう?更にAZZLOの足を引っ張ったり、“出る杭打つ” 的な事 をするのだろう?
“外的評価(金・地位)ではなく、内的評価(自尊心)を感じやすい環境”
が必要だと強烈に思うな。外的評価を追いかけさせる教育があり、経営層も外的評価を担保しようとするから(自分も外的評価を追いかけてきたから)、偉くなっても自尊心が満たされない のだろう。
組織は女々しい
“個人商店化” (社員同志が情報共有をせず、それぞれ勝手にやっているネガティブイメージ)が、課題となったりするが、強制的な “共有会” 等では、本当のチームが出来る訳もなく、評価制度が、”経営層の手取りの担保” に軸足が強過ぎる事を見なおすべきであると思う。
※偉い人ほど金持っててもらわないいといけないと思うが、”人の上に立つ責任感” を置き去りにして、”金・地位自体を自尊心の担保” にする(比較的)高額な手取りは、仲間であるハズの社員を蹴り飛ばす椅子取りゲーム になってしまう。
AKBの場合は、”ライバルの足を引っ張ると、自分も一緒に落ちる” 前提が非常に浸透しているように感じるなぁ。そら女子ばかりなので、裏では色々あるだろうがw 会社組織の方が女々しい感じがするなぁ。
前年比で投票総数が伸びたみたいだが、”順位は落ちたが得票総数は増えた” 娘も居たと思う。金(得票)が欲しいならば、共に成長しなければならない んじゃないだろうか? “同じ釜の飯食ってる” である。
AKBはとても良く出来た生態系 だと思う!
“ダメなヤツ”(愛嬌必須)がトップだと周辺が能動的に動く
今回、指原莉乃という人が1位で、この人は、バカキャラという事で、みんな今後のAKBの変貌を心配・期待しているみたいだが、この結果が非常に興味深い。
4月の会社の組織変更の際に “どの部長に属したいか? 誰が部長が良いか?” なんて最下層の人間同士でするもんなのだがw
- 「○△□(3年目の雑でミスが多い女子)がイイ!あいつが部長だったら、危なっかしくて部員は率先して部長を助けるだろう?結果部員が自ら能動的に動くチームになりそうな気がするよwww」
と、冗談半分だが、そんな事を言っていた。
今回の指原莉乃センターというのは、AZZLOが求めた部長・チーム像とある種同じだw 大島優子によると「コミカルグループになっちゃう」との事だが、どのような変化があるのか?少し興味が湧いたw
ま、こんな感じで、むしろアンチだった自分を巻き込んだ点で、大成功であるし、凄く計算されていると感じるなぁ。
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