現在話題の風営法は、”DJが居てダンシングしたりもするクラブ” も規制対象だが、なんだかタイムリーな番組をやっていたので見てみる。
世界弾丸トラベラー 世界一のパーティーアイランド イビサを遊びつくしたい だ。
紗羅マリーなる人物が、イビサに行って、「凄ぉ~~い!!楽しぃぃぃ~~~!!そして疲弊して朝日見るの最高ぉぉぉ!!!」というレポート映像だ。
イビサでは昼間のビーチでクラブの宣伝ガールズが隊列で練り歩いているそうだ。
クラブに行くにはおしゃれをするらしい。
何やら世界一のクラブに行くらしい。
世界一とは大きさらしい。
ゴーゴーボーイズ(これもしかして死語?w)が居て盛り上がるらしい。
他のクラブも楽しいらしい。
ヘロヘロになってから見る朝日が素晴らしいらしく、そんで飛行機で日本で帰ってくるらしい。
そこは天国なんだそうだ。ちゃんちゃん♪
・・・で、つけまつげとかが、クラブのおしゃれアイテムらしい。・・・馬鹿でかいつけまつげは数十年前から夜遊びの定番アイテムなハズだ。要は何も新しいもんは無いと言える・・・w
風営法がなんだって賑やかになっているが・・・。 にて、”このままクラブが無くなったら、新しい娯楽が生まれる可能性がある。その方が文化だ” みたいな事を書いているので、風営法問題は賛成派ぐらいの立ち位置のつもりだ。
しかし “クラブはドラッグ等の犯罪の温床” “深夜にダンシングして異性が触れたら発情してしまう” みたいな揚げ足取りには賛成はしない。犯罪はどこかでやりやすくしていた方が、必要ない人には影響が及ばないし、SEXして子供が生まれる可能性は少子化が課題なのだから誘発するべきだろう。”望まれない子供が生まれると不幸だ” とかの弊害は、自分はよく解らないな。望まれない子供が望まれた子供よりも、まだマシに生きているという事は自分が実証している。
・・・で!このテレビ番組を見て思ったのは、”クラブではっちゃけたいならイビサ行けば世界一でかいクラブもあるし、ゴーゴーボーイズ居るし、朝まで遊べるよ!日本なんて25時で閉まっちゃうんだぜぇ?日本ダサくね?” という刷り込みだ。
日本もイビサやイギリス同様、離島なのだから、MANIAC LOVEが世界No.1になり(UK MUSIC誌)MANIAC LOVE目当てに外人が日本に来るという導線を拡大して、クラブ観光都市になれば良いと思った時期もある。当時のクラバー内では度々話題になるマジな話だった。しかし今の日本のクラバーはそんな会話も無さそうだし、ハードの規模インパクトも無いし、海外から、わざわざクラブの為に日本に来る理由は無さそう。現状維持を選択した “アジアの地方都市TOKYO” の現実だ。風営法規制がどうであれ、世界が憧れる夜のTOKYOは既に無くなっているのだ。
その結果誰がどんな得があるのか?まともな理由では想像がつきにくいのだが、まぁポジティブに考えると、
- 「クラブなんて旧世紀の娯楽はイビサっちゅう離島のド田舎でやっている古い遊びだよ!!東京人は、クラブなんかじゃなくて、ニコ動で盛り上がるんだぜぇ!常に新しい動画がアップされて新鮮だよ!クラブはヒット曲が何回もかかったりするらしいけど、そんなのすぐ飽きるぜぇ!」
と捉え変える事も可能だ。こう考えるとイビサの映像は “やっと電気が通じたのでガンガン電灯光らせてみたいし、オーディオ装置も可能な限り電力を消費してみたい” 田舎者の遊びに見えてくるw
なんだか途端に日本人かっこよく見えるw 風営法施行強化はつじつまが合わなさ過ぎであるが、違う楽しみ方を創る良い機会にするべきだと思うな。
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