2010/12/16発売。2012年6月頃の読書。
-読書感想- マネジメント 基本と原則 / ピーター・F・ドラッカー
と同様、2011年からAZZLOに対するマネジメントに疑問を強く持っていたので、この本を手に取った。
読書時には疑問のきっかけを直視しなくても良い状態だったが、他の疑問が生まれていたしw 特にソーシャルメディアを活用した企画の場合は “生活者に動いて頂く” 必要がある為、企画の為にも良い影響がある事を期待して読んだ。
1:使命感とは、ある意味で、「思い込み」 なのかもしれないが、そんな 思い込みが強い人間のほうが、「最後の踏ん張り」 がきく のだと思う。
この踏ん張りが、今の日本人には欠けてきている気がしてならない。
「まぁ、いいや」 「ほどほどでいい」 そんな考えでは、踏ん張りなどきくわけがない。
⇒AZZLOの使命は、 “先輩たちから貰ったバトンを渡していく” だ。先輩たちはAZZLOを後輩と思っているかどうかは知らないし、AZZLOから渡された人たちにとっては有難迷惑である場合もあるので思い込みも含まれるだろうw
組織の使命はなんだろうな?
2:時代は、半歩先は見える。しかし、本当の意味の経営とは、二歩、三歩先をやっていなければ勝てない。そして、二歩、三歩先のことというのは、何らかの使命感があって、「どうしてもやりたいこと」 が時代とぶつかったという偶発性がなければ成し得ないと考えている。
⇒少なくても二歩、三歩先ぐらいの視力を持ってないと追従するにも後手過ぎで燃費悪いよなw ま、自ら目隠ししてる事って多いんだが。
3:相手を動かしたいなら、まず自分から動く—–これが人間関係の基本である。
相手の気になるところ、関心しない点を改めてほしいと思うときも同様だ。
⇒某若手が 「あのおっさん挨拶すら出来ない。それで 『若手が挨拶出来ない!』 とか文句言ってるの信じられない!」 と愚痴ってたが、組織の中では一番分かりやすい事象だと思う。
「遅刻するな!」 という偉いおっさんが、そもそも朝来てないとかもあるなw
- ” 『チーム』 言うてるのに、すれ違う時に睨みながら舌打ちをする”
とかも同様だな。
4:厳しい中にも温かい激励の気持ちがあるのか、それともただ相手を自分の都合のいいように利用してやろうと考えているだけなのかは、自ずと相手に伝わるものだ。
⇒「売上が倍になったら、君達の給料も倍になるんだよ!だから頑張って!!!」 と言う偉いおじさんに対して、白けてる人が居たがw 典型的な “利用してやろう” がバレてるケースだと思う。金で動く比重が高いのは今どきチンピラぐらいじゃないだろうか。
そもそも売上が倍になった上で原価が倍以上になっていても給料が倍になるんだろうかw 売上があれば儲けがあるという金銭感覚はAZZLOは分からないな。
・・・そして、その白けてる人は辞めたw
5:人間関係で最も大事なスタート地点は 「私」 ではなく、「私たち」 であると気づいたとき、多くの人を惹きつけ、動かせる人間的魅力、対人能力が備わるだろう。
⇒コレだな。
相対評価では、自分以外の人が良い結果を出すと、特に自分が悪くなくてもギャラが下がる仕組みなので、当然 “私たち” という発想にはなり難いな。そしてチームに昇華出来るものも出来る訳がないw
6:カリスマ性のある人は、「相手が興味を持っていること」 に関心を示す。
感傷的だとか、べたべたしているというのではなく、一緒にいると、「ああ、この人は自分に関心を持ってくれている、気遣ってくれている」 と感じられて、自分にも価値があると思わせてくれるのである。(中略)
言い換えれば、自分を売り込むのではなく、相手に売り込ませる ということである。
⇒水商売の多くはそうだし、結局、”自尊心ケアサービス” だと思う。そして、相手の興味と、自分の必要な事を摩り替えるのがテクニックだと思う。
7:人への影響力を強めたければ、「ウィット」 と 「自信」 という二つの資質を身につけること。
カリスマ性のある人には、この両方が備わっている。
ウィットのある人は 「月並みではない表現」 に長け、自信のある人は 「月並みではないやり方」 を実行に移していく。
⇒やはり組織内ヒエラルキーは権限はあれど、影響力とか、人の価値みたいな事には関係ないな。
8:否定したり批判したりしないこと以上に大事なのが、ほめて励ますことなのだ。そして、それができるのは、自己肯定感を持っている人間だけである。
⇒まず親に否定されて育った者は、コンプレックスからの力である為、自己肯定感が無いんだろうな。故に、学歴、金、出世 組織内昇進に盲目になるんだろう。
自己肯定感とは、AZZLOの言う “自尊心ケア” だな。
9:注意するべきは、天狗にならないことだ。成功体験はあくまで、「自信を高める」 ために活用してほしい。
⇒ AZZLOの成功案件と体験に対して 「依存している」 という勘違い意見があったりするが、
こういった生活者の反応を見て、彼らに対して武器(バトン)を渡しちゃっている事に気付き、それをAZZLOの使命と捉えたんだよな。
要は “彼らには成功案件チームが先輩になっとるwww” という自覚に繋がったんだよな。
そしてAZZLOの先輩たちはAZZLOに武器を渡してくれていた事にも気付いた。
よって、後輩達にはAZZLOを踏み台にして、それぞれの使命を全うしてもらいたいと思う。 決してAZZLOを崇めて留まって欲しいとは思わない。
10:リーダーは、まず自らが範を示す必要がある。
リーダーが自信に満ちていれば、組織の中にも自信が増殖し、自然に向上心とやる気に満ちた組織になる。
⇒偉いおっさんは目が死んでたりする。更に人を疑う目をしてたりもする。
11:「無理だ」 とつぶやいて停滞したまま生きるか、「出来る!」 と言いながら 「勢い」 を持っていきるか、その 「差」 はあまりにも大きい
⇒”ただノリが良いだけの上司に振り回される” っていうケースもあるな・・・w
12:リーダーシップとは、強制することなく、自分のために人を働かせることである
⇒AZZLOの “強制ではなく追従に勘違いさせるべき。奴隷は奴隷として扱わなければならない” と同様だな。
更に
強制し続けるのも面倒臭い。勝手に思惑通りになる自発的環境が楽で良いと思う。
13:リーダーシップとは行動であり、地位ではない
⇒リーダーやヒエラルキーってのは配役みたいなものだと思う。よって年長者がリーダーをやる必要も特に無くて、若手がリーダーやった方が、意外とうまくいくと思う。
特に “ダメな若手” とされてる人がリーダーやると、バカ殿効果で、周りがフォローせざるをえない (フォローしないと自分にデメリットがある) 自発的環境が出来ると思うw
14:高いコミュニケーション能力の持ち主は、相手に対して 「厚い信頼を寄せられている」 という気持ちを抱かせることができるのだ
⇒上手いキャバ嬢がそうだもんな。
15:強力なリーダーシップを発揮している人々は、統率の鍵とは 「人の価値を高めていくこと」 だと知っている。
⇒まんまコレだな。
16:エジソンは、当時のアメリカ産業界で尊敬を集めていた。
だがエジソン自身は、自分一人の力でこうした大いなる成功を実現できたとは考えていなかった。
だからこそ、最もすごい発明として 「メロンパークの研究所」 と答えたのだ。
⇒個の実績としてカウント出来る様な事よりも、”未来をディスカッション出来るコミュニケーションスペース” の方が価値があるという事だと思う。
17:本当に突出したリーダーになりたいのであれば、「自分のヴィジョンを人に伝え、周囲のアイディアを活用して目的を達成していく」 必要がある。
優れたリーダーはヴィジョンを持っているだけでなく、「人に知恵を借りる」 ことの重要性を知っているのだ。
⇒
- ヴィジョン: “年収一千万に達したい” → “人に知恵を借りた上でdisる” → “自分のやりたい事を強制させる” → その結果プレで負ける。
という某代理店営業が居るw
そぉいう人は、金の流れの上流に居ないと成り立たない事を分かっているから、金を追いかけるんだろうな。
その営業の案件は、プロダクションももう手抜くようになってるんだよな。
18:古代ギリシャの詩人ホメーロスも、「逆境は、順境において眠っている能力を引き出す」 と言っている。
⇒AZZLOは1匹狼イメージが強いと思うが、様々な不条理から、こういう本読んだりしちゃって、チームとかマネジメントとか考えちゃう事は、結果、組織にとっても良かったりする側面もあるからなぁ。
そもそも広告代理店のマネタイズは “媒体問屋” ではあるが、”生活者と企業をポジティブな関係にマネジメントさせて頂く” が本来の代理店の役割だと思う。媒体問屋はその上での達成手段だ。
19:頭の固い人たちは、発想力のある人が世界を変えてきた という事実に気づいていない。誰かが革新的なアイディアを出さなければ、そもそも自分たちの仕事もなかったかもしれないのに。
⇒ “しつけの悪い犬は、人間ではなく自分を家の主人だと捉える” みたいな事だな。
20:人は 「賛同できるが、態度が二転三転する指導者」 より、「賛同できなくても態度が一貫している指導者」 を信頼するという調査もある。
⇒ま、バランスだな。”周りをdisりまくってるのに、1人では何も出来ない” を一貫してやっている人がいるが、誰も近寄らないもんな。
21:「人」 によって言動を露骨に変える人には、誰もが警戒心を抱く。一方、誰に対しても多少の差はあれ、分け隔てなく接する人は、信頼される。
⇒前者はてめぇの事しか考えてないからだろう。周りは言いなりにはなれど、能動的に助ける事はない。
22:権限や影響力が大きくなるにつれ、生き方の選択肢も広がっていくと勘違いしている人は少なくない。
多くの才能を与えられた者は、与えられた分を社会に還元していかなければならない。評価の基準も、一般の人とは違うことを覚悟する必要がある。
⇒ノブリス・オブリージュだな。
更に、そもそもだが
であって、たかだが組織内のヒエラルキーが人の価値となる訳ではないハズ。
23:人の道を守ってこそ、リーダーは本来の努めを果たすことができるのである。
⇒先日、”交通事故起こして後輩に身代わり出頭させる” という事件があったが、自分を守る事に必死なケースは少なくない。
24:一人ですべてを完璧にこなせる人間はいない。
「一人の限界」 に気づき、他者の力や知恵を借りていくのが正しいリーダーのあり方だ。
「あれをしろ、これをしろ」 と命じるだけになっていないか自省してほしい。
口だけでなく耳も使っていくことが大切だ。
⇒命じた上でとやかく言わないなら、ポジティブな独裁者として良い面もある。しかし多くの場合は、
こぉいう指摘をされるオチが多いな。
ごくごく当たり前なんだが
な訳で、強制するならば、”お刺身にたんぽぽ乗せ労働” 並にルール化が必要だと思う。
25:「上に立つ者は孤独だ」 という考えは、不健全だ。
人は支えあってこそ力を発揮できる。喜びを分かちあえることももちろんだが、一人よりもチームのほうが、より安定して責務を果たしていけるのである。
⇒トップは権力があるので、トップ未満を解雇したりギャラを下げる事も容易だ。故に本音のコミュニケーションが発生し辛く、本人にその気がなくても孤独になりやすい。故に
キャバクラなり、おねえちゃんにチヤホヤしてもらうべきである。その為の高額のギャラなのだ。高い車乗ったり、高級マンションも処方箋としては良いだろう。この程度の金で解決出来る贅沢は当然の権利だと思う。
と思うが、そうではないトップも居るな。
チームラボの猪っちだw
そらAZZLOよりかは金持ってるハズだし、お姉ちゃんと遊んでいる時間もAZZLOよか多いかもしれないw 中の人からすれば 「猪子超うぜぇ・・・」 というタイミングも無くはないだろう。
しかし、同じ組織内に居る者に命令をする形だけでは、チームラボの作品は出てこない感じがする。
そして、このテレビ番組では、全て
- 「僕たちは○△□って思っているんです」
と言っていたな。
26:機会や誘惑に魅力を感じたときは、「自分の行動がどんな結果につながるか」 を冷静に考えることだ。今日、さまざまな組織でモラルの荒廃が起こっているのも、こうした 「想像力の欠如」 が原因である。
「やったら後悔するようなこと」 には、最初から近寄らない 分別を持ちたい。
⇒ “自分を良くみせたいが故に、他人の案件が事故る仕込みをする人” とか、誘惑に負けた想像力の欠如事象なんだろうな。
細かい事だし、誰にでもある範囲ではあるが、以下のような事が多発するのもモラルの荒廃と言えると思う。
誰にでもあるとは言え、てめぇの尻の吹き方すら崩壊するレベルって凄いわ・・・。
27:「NASAが成功したのは、明確な目標を立て、それを宣言したからだ。そのおかげで最高の人材が集まり、あらゆるレベルで政府のサポートを得ることができた」
目的地も知らずにバスに乗る人はいないだろう。
⇒凄く分かりやすいなw
AZZLOのリーダー的発言は、monstrostereoの活動において
- 「クラブは守るものではない。むしろクラブには引退して頂かないと、ダンスフロアが無くなってしまう。クラブを更新する上で、僕らにはこの素晴らしいサウンドシステムがある!!!」
みたいな事言ってたなぁw
全員がこの要素を持ちながらも、得意領域が被らず、「自分はこの活動に必要とされている」 自覚が全員にあったと思う。
素晴らしいチームだった。
28:本当によい指導者はあまり口を出さず、目的が達成されたときには、民衆に 『自力でやり遂げた』 という達成感を味わわせる
⇒強要するにしても、”自ら選んだ” と勘違いさせるのがテクニックだ。 だな。
29:ボスは人を追い立てる。リーダーは人を導く。
ボスは権威を笠に着る。リーダーは志を訴える。
ボスは 「私」 と言う。リーダーは 「われわれ」 と言う。
ボスは失敗を叱責する。リーダーは失敗を克服させる。
ボスはノウハウを自分の胸に秘めておく。リーダーはノウハウを伝える。
ボスは 「やれ」 と言う。リーダーは 「やろう」 と言う。
⇒対比してみると、ボスはなんか追われてる感じするな。
30:強豪校同士のサッカーの終了間際に、ある少年が投入された。
試合の経験はなかったものの、人一倍強い愛校心と情熱の持ち主だったこの少年は、今すぐゴールしないと勝てないという思いから、ボールに手で触れてはいけないとうルールを忘れてしまった。
彼は手でボールを抱えると、観衆が唖然とする中、ゴールに向かって走りだした。
他の選手や審判はあっけにとられて立ちつくしていたが、観衆は少年の熱い魂と意表を突いた行動に興奮し、喝采をあびせた。
こうして新たなスポーツが誕生した。
ラグビーは、議論を重ねたルール変更によってつくられたのではなく、一人の少年の情熱から生まれたのだ。
⇒結局のところ
コレな訳だと思う。
ラグビー誕生ほどの事象は求めないにせよ、ビジネスにおいてはルールが変化していくので、変化がない事はあり得ない。ちょっとした効率化であっても、個人の 「こんな繰り返し作業かったるい」 的な気づきが紐付いているハズ。
31:人は、自分の発言は 「建設的批判」 だと思い込み、人からの耳に痛い指摘は 「中傷」 だと思い込む傾向がある。 (中略)
建設的な批判は本来、一対一で行われるべきものだ。衆目の前で批判された場合は、こちらのためを思っての言葉である可能性は低い。(中略)
ポイントは、批判の 「動機」 だ。(中略)
問題や困難を抱えている人は、ストレスが他者への批判や冷たい態度となって表れることがある。
⇒AZZLOのココは、組織へのほぼ批判の批評になっているがw “1人新橋の飲み屋” 的ログとしか思っていない。少なくても 「自分はココで書いた批判はしないように気を付けよう♪」という建設的批判にはなっているな。批判の対象の人たちは不在だが・・・w
しかし、「あの記事、勉強になったよ♪」 と声がけして頂く偉いおっさんが居るので、建設的批判は成立している場合もあるな。
中傷って “変えれない領域を悪く言う” 事だと思う。「あいつの仕事は適当だ!」 みたいな事は批判だが、「あいつはブサイクでキモい」 は中傷だと思う。
先輩にありえないdisられ方をした!!! は、変えられない領域への指摘なので、中傷だし、AZZLOに影響を与えケアしてくれた、様々な先輩たちを含めて中傷している思う。
耳に痛い指摘は、言い方次第だが、「指摘し辛い事をあえて指摘してくれて有難う」 という気もあるかも。ま、組織からのAZZLOに対する痛い指摘があった場合、「AZZLOをdisってるんだから、そら痛い事もあるでしょう。disれる材料を発見したんですね。相対的に 『オレはマトモだ』 と思えますね♪ お疲れ様です。」 でしかないなw
32:上に立つ人間に批判はつきものだと心得て、泰然自若としていること。
⇒批判があった方が、良い悪いかは別だが、コミュニケーションは存在していると言えるよな。”言いなりのプロダクション” と仕事しても面白くないしな。
33:「志」 のない人は、批判もされない
歴史上のあまたの宗教指導者がそうであったように、善を成そうとする人々は必ず批判にさらされる。
逆に何の批判もないようなら、問題があると思ったほうがいいだろう。
高い志というものは、同じ視点を持たない人々には理解されない。何か事を成そうというときに批判があるのは当たり前なのである。
⇒AZZLOがココで書いてる事の一つは “上の人の志が無い”(少なくても共有されてないし、当然共感もない) があるな。
おそらく、地位と志の不一致が、上でも下でも問題になるのだろう。
34:劇作家のバーナード・ショーは、批判をかわすのがうまかった。
ある演劇の初日に批評家の一人から 「退廃的だ」 という声が上がったとき、彼はこううそぶいた。
「まったく同感です。でも私とあなただけの意見では、多勢に無勢ですね」
⇒競合プレの方向性においてこのセリフ使えるなw 「企業目線の代理店の意見では多勢に無勢ですね」 だな。
競合プレにおいては、勝たないと意味ないんだが、”勝ったけど生活者は動かない” (生活者不在) である事が多い。そこで後付で “WEBでソーシャルで金かけずにミラクルな事がしたい!!!でもエログロNG!” となるケースがあってウンザリなのだがw
- 1:企業目線でプレに勝つ!生活者は動かなくても別に良い。(ジャイアンコンサート)
2:プレで勝てるか微妙だが、生活者は能動的に動くハズ!
のどちらかの割り切りが必要だと思う。
AZZLOは2を軸に考えて、なるべく企業がお買い上げ出来るように翻訳するのが良いと思っている。
F1の場合、
- 1:遅いけど壊れないマシンを速くする
2:速いけど壊れるマシンを壊れないようにする
だと、基本、2の方が達成しやすかったりする。
35:自分の行動や判断が正しいとわかっているときは、「待つ」 ことだ。そうすればいずれはわかってもらえる。
⇒かといって “何もしない” ではダメなんだよなw
36:カラスの集団に襲われたタカは反撃したりせず、旋回しながら上昇してカラスを振りきってしまう。
同じレベルで反撃せずに、より高いレベルに自分を引き上げることだ。
⇒AZZLOは性格が悪いので、”あえて同じレベル (競技) で反撃する” 的な事やるなぁw
ま、もともと会社員を目指したのは “やってもないのにdisれない” という気付きからだったからで、同じレベルでやらないとフェアじゃないからなんだが・・・w
37:自分をよく見せるために人を貶めるほど卑劣な行為はない。そういうことをする人は、自分に自信がないのである。
自分の価値を示すために、他者の価値を下げる必要などないのだ。
⇒偏差値や相対評価によって、人の足を引っ張る的な事象は発生しやすいよな。
AZZLOがココで書いている偉いおっさんへの疑問は “既に上位なのに下位をdisるのは何故?” だな。下位を踏みつぶす事で、相対的に上位の価値は上がるかもしれないが、そもそも組織内だけの価値だし、絶対的には変化はない。
38:「間違いを指摘するのは効果があるが、励ますほうがより大きな効果がある。批判の後の励ましは、にあわか雨の後に射す太陽のようなものだ」
⇒過去に2回程だが 「てめぇふざけんなよ!こんなんあり得ねぇだろ!死ねよボケ!」 とプロダクションさんに言いたくなる事があったw デザインがもう福笑いみたいにへなちょこだったのだw そんな時は 「家族が死んで大変な時期でも、これぐらいは作ってくれたんだ・・・有難い」 と思うようにしたw
仲良くしているプロダクションさんのマネージャーから 「今回は新人でやりますんで、不都合があるかもしれませんが、よろしくお願いします」 と事前に連絡があったりする。既に報告がなくてもあうんの呼吸で分かったりするがw
代理店側のAZZLOもプロダクションさんの新人さんへの影響がある事を実感するな~。組織内で部下を持つ事が無いAZZLOなだけに、凄く責任感感じる。
39:「こういう生き方をしているのは自分だけじゃない」 という彼らの主張を、絶対に受け入れないことだ。
そういうことを言っていたら、「それは誰か」 と尋ねるといい。名前を言えなかったら、相手にしないことである。
⇒AZZLOは批判された場合に
- 「全て事実ですが、その指摘と同等、もしくはそれ以上の言動をしている人が居ますよね?まず彼らから改善されるべきではないでしょうか?」
という糞面倒臭い事を言うw
名前だったらいくらでも上げれるなw
40:主観的、個人的な判断に陥るのを避けるために私が実践しているのは、一年に一度、スタッフ全員に無記名で他のスタッフを評価してもらうという方法だ。これをやることで、かなり客観的に評価できるようになる。
⇒組織内でこれをやっても、スタッフ同士絡むことが少ないので、何も書けないなw 書けても
- ・電話の声が五月蝿い
・キータイプの音が五月蝿い
・歩き方が雑で床が揺れる
的な事ぐらいだろうかw
いずれにしても全員何かしらネガな指摘が出てくるだろうが、ネガの数よりもポジの数がどれだけあるか?がポイントな気がする。
ちなみに某プロダクションさんはスタッフ同士ではなく、スタッフが無記名で社長も対象とした評価をするらしい。「社長の朝礼が長い。しかも就業時間前からやるの意味わかんない」 等と意見があがり、社長が非常に凹むんだそうだw
41:虚言、終了論理の欠如、不誠実などの問題がある場合は、それだけでやめさせる理由になる。
信用できない社員が一人いるだけで、組織全体に悪影響が出る。(中略)
その他、組織そのものに否定的・反抗的な態度を示している場合は、断固とした処置をとるべきだ。そのような態度を放置しておくと、組織全体に悪影響が広がりかねない。
⇒その通り!故にAZZLOを即刻クビにするべきである!!!・・・が、AZZLOがクビになった所で、原因の根は絶やされていない・・・w
そもそもAZZLOがココで書いている事は、多くの人が飲みの席で話しているような事だ。
42:「魚を一匹与えれば一日腹が満たされる。釣り方を教えれば一生腹が満たされる」 ということわざがある。
一匹の魚よりも、釣り竿のほうがはるかに価値がある ということだ。
これは人を育てていく場合にも当てはまる。すぐに 「答え」 を教えることは、「成長」 という観点では、意味が薄い。才能はあくまで本人の努力や試行錯誤によって伸びていくものだからだ。
⇒コレだな。
しかし、業務上においては、時間の問題もあるので、”取り急ぎ魚あげちゃう” 的事象も起こるよな。効率化の面でチームワークだとは思うんだが、”魚取れるようになったら魚あげれる人の意味がなくなる” 的な遠慮があったりもするし。バランスが難しいと思う。
43:「共通の目的」 を打ち立てること。もう一つは、その目的をチームに浸透させること です。(中略)
「目的意識を共有」 していない限り、本当のチームにはなれないのである。
⇒そもそも組織の社訓みたいな事知らないw 社訓に近い事としては “出来る人から辞めていく” というのがあるが・・・w
ブラック企業として有名なワタミの社長が翻訳していて絶賛しているという事象がなんとも面白いな・・・w
この本によると (この本に限らないが)
- “恐怖感では人は動かせない” (動くにしても一時的)
という事が分かるな。威厳を勘違いしていると、どんどん恐怖感を煽るようなコミュニケーションになるんだろう。
- 「キャバクラ一緒に行こうよ!その為の軍資金稼ごうよ♪」
的な “お誘い” であるべきだし、まず本人が 「キャバクラ行きたい」 というモチベーションが無ければ、周りへの声がけそのものが発生しないんだよな。
- 「誰もオレをキャバクラに誘ってくれない・・・。一人で行くにしても金が無い・・・」
と愚痴ってるだけでは、金は増えないし目的であるキャバクラに行く事も不可能に決まっているw
よく “売上○○○円” という目標があるが、何のために目標達成するのか?が無く、読み取ると、”現状維持の為の目標” にしかなっていない気がする。
「アーロンチェアに座りたいから○○○円を達成しよう!!!」 的なお誘いだと、達成した後のイメージが具体的に湧きやすいので、能動的に動く気がする。
そして、売上には直接寄与しないセクションもあるから、彼らを他人事にしないように、それぞれのミッションを設定してあげる必要があると思う。
ステレオタイプな “スキルアップをする” 的な抽象的なミッションだったり、”○○検定に合格する” みたいのはただの儀式で本質を欠いているので無駄だが、少なくても 「自分も目標に寄与しているっぽいな?」 という自尊心ケアが出来るルールが必要なんだと思う。
そうでないと、金は減るわ、必要とされている実感が無いわの相乗効果で、病む人が続出 するんだと思う。
・
・
・
企画面では、直近の事例で、PEPCI NEX ZEROのこの映像を思い出した。
特に今の時代にハマっていると思うが、普遍的な “強くて嫌なヤツを排除したい” 的モチベーションを、生活者と共有したからこそ、話題になり共感が得られているのだと思う。
- 「映像に金かけて凝ると反響が大きい」
と手法だけで判断する勘違い広告屋フォロアーが顕在化しそうな案件だがw APPLE vs IBM的構図がコアで
のストーリーが明確にあるから、共感があるのだと思う。
大概 「小栗旬かっこいい!!!」 という反響だけで終わるものなのだが、そういった声もゼロではないが、ブランドの姿勢を評価している生活者の声が多い。
使命を負ってしまった人に対しては、応援したくなるのが人の常。組織内でも偉い人ほど “今期の売上げ” ではない使命を持っていた方が良いと思う。
クリステルにも使命があるみたいだ。
フランス人ってゴミ収集の人たちも 「観光都市を支えてるのはオレら♪」 的自尊心・使命感を持ってる感じがする。そもそも フランス人て “プライド高くてヤな感じ” と世界的に言われるのは、使命を自覚してたりするからなんだろうと思う。当然AZZLOもフランスという土壌の影響があるな。
・
・
・
まずは嘘でも良いので、組織の人たちとの共通使命としては
- 「嫁とセックスしてないから、キャバクラでお姉ちゃんと遊びたい!!!その為にはお金が必要!!!僕も頑張るけど、君たちとも飲みたいから一緒に仕事ガンバロ♪」
的なお誘いが必要だと思うw
※AZZLOはこのお誘いでは乗っからないが・・・w
LEAVE A REPLY