DJ MIX 2010~2014 以来4年ぶりのDJ MIX。
※mixcloud、まるで96kbpsのMP3な音になるので、ファイル直リンクも掲載しておく。MIX2018(GOOGLE DRIVE)
追記1:mixcloudのファイルをダウンロードして調べてみると、なんと71kbpsだった…。
追記2:soudcloudにアップするとイイ具合のバランスになった☆
ハイ/ローカットしてコンプし簡略化した印象の音。ダイナミクスは失われ、アガる歪が付与される結果M/S分離は悪くなる…が故に粗が見えず纏まってるw
soudcloudに上がっているDJ MIXって “PIONEER DJ MIXERの音” という感じでもあって、流行りのマスタリング流儀があるのだろうと勘ぐっていたのだが…、アップすれば良いだけだったのかw
目次
はじめに
7.8年前から
“一時間のアッパーなDJ MIX”(BPM135とか久々にやりたい☆)
を作りたいと思っていたのだが、ついつい長くなってしまう(MIX 2009 は6時間…)ので、全然手が付けれなかったDJ MIX。なんとなく年初から取り組み初めてみると2時間程で構成は出来た。…ライブなDJプレイに近いものが出来上がった☆
WADAさんの新トラックがデジタルでリリースされておらず、今はアナログ置くスペースがないし録音も出来ないので、評判が良い 20061125@Just Do IT! Chichibu
以来2回目?のWADA無しMIX。
DJプレイ部分
- 普段は “WADAトラックの花道を作る” 意識があったが、今回は無いが故なのか? 非常にスムースというか諦めが良いというか、…すぐ出来た☆
- 1つ2008年のがあるが、ほとんど2017、2018年リリースによるトラックで構成。
- とにかく音の調整が面倒なんで早く終わりたい 一心で “DJ作品” というよりは “パーティープレイ” として最初からアッパーを心がけた。 …が世の中平均からすれば地味なのだろうw そして結果はBPM131までしか上げれなかったw
- イメージは 「基本1時間なんだけど、次のDJが遅刻常習犯だから延長前提で!」というオーガナイザーからのオーダーに応えた感じ。60分でもなく90分でもなく74分でもないので後付だがw 何気に腹10分目な感じでまとまった印象。
- ビート解析のマーカーを打ってない(面倒臭い)ので、正確なピッチ同期ではない故、MIX時ちょいちょいモタってたりするが、“ミスりそうな中、なんとか切り抜けた☆” アナログでのピッチ合わせ感があって良い気がするw デジタルの自動ピッチ合わせってソフトや機器によって精度 / 癖、様々だと思うが、”1曲の中ですらズレてる” トラックを同時再生するが故の “位相の変化” がDJ MIXの魅力だと思うし、変化に幅の無い位相を長く聴かされると耳が飽きる ので…ま、いいや☆
- EQ操作は過去MIXと同様、WAVES LINMB(5BAND)のGAINで行う。ライブなDJプレイらしく3バンドEQにして、LOWのカットイン/アウトとかやっても良かったとも思うのだが、クロスオーバー値とカーブの相性が悪いトラックに気付いてしまい悩みが増える ので…ま、いいや☆
- 最後の曲のテープストップエフェクト(タンテ止めた的な)は、プラグイン持ってないので、波形を切り刻んで元のBPM設定を速く変化(プロジェクトのBPMに合わせようと遅く再生される)させた。(フリーのテープストッププラグインは書き出すと機能してなかったりするので…)デジタル臭さ満載だが、…ま、いいや☆
- タンテを止めた後の再開にあたって “タンテを手で回した感じ” にする為、BPM変化に揺らぎを付けてみた☆ ガチアナログだと音程も変わっちゃうが、変化させないようにも出来るのがデジタルの旨味♪
音質調整
- 音質調整は色々とテキトー(…だったのだがちょっと頑張った☆)。とは言えM/S調整してたりするので、ライブなDJプレイよりは整ってるので…ま、いいや☆
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パツパツ過ぎるトラック(音の体型がドラえもん状態)が多いので、FluxのBitter Sweetで適度にダイナミクスを復元している。その上でリミッターかけるので、“平均RMSの割には音に隙間がある” 状態を目指す☆ テクノクラブトラックのDJ MIXにリミッターかけたら “膨張したドラえもん” になってしまう ので…。
後半は、よりパツパツなトラックが多いが、“アンプのダンピングファクターが追いつかない感(現場感)” として捉える 事にするw わずかにRMS平均も上がってるが、後半は耳疲労もあるから…ま、いいや☆
- FluxのBitter SweetでサイドをBitterにしてサイドを上げっぱなしとは違う効果を狙う(上げっぱなしだとドラえもんになっちゃうんで)。狙い通りメリハリが付き、位相がヌラヌラ交差して気持ちぃ♡ 地味過ぎる音像のトラックに適応した☆
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ほんと、WAVES Lシリーズの音には飽きてるし、一番サラっとしてるL3-LLでも華が無いので、リミッターだけでも何か違うのを使いたい。OZONE8 とか FLUX のとか検討を続けているが、特に今はそんな金はないw
調べてみると A.O.MのInvisible Limiter G2 というのが良いらしい。せっかくなのでTotal Bundleを買ってみる。ライセンス体系が今のコチラには非常に優しい点からも背中を押されたw
Invisible Limiter G2は評判通りの透明感!!! “50バンドマルチバンドコンプ” な勢いで緻密に音が整う気分♡ WAVESだと160k周辺がモリモリしてきて下半身デブになるんだが、どっちかというと高音に音が貯まるな♪ なんか上質な80年代アナログ機器の音がする印象♡ …安ヘッドフォンで聴いてるとKENWOODっぽい印象でもある。
制作段階のリミッターがWAVESというケースが大半なハズなんで、WAVESリムーバーという感じがしてくる。
プリセットのM/S Balancingを使ってみると、文字通りM/Sバランスがまとまった…気になる。もうひとつプリセットのPunchyをカマして、それぞれ、たまに4db、2db程叩くような設定にした。アタック/リリース設定が%表記とus表記なんで良くわからないが、リミッターの弊害が特に気にならなかった。
コレ、理解して追い込むと、かなり理想の音が作れるな♪ 今日の段階では十分満足なんでプリセットだけど…ま、いいや☆
- とあるトラックでハットに対するディエッサー的にマルチバンドコンプを1つだけ使ったが、他トラック / マスターには使わなかった。
- 2曲目の1.2Khzはアガるので処置しない様にした☆
- マルチバンドコンプを使わないという事はダイナミクスへの影響が少ない訳で、その点も(理想的な)現場っぽい音になった気がする。
- もともと理想的な音質のトラックでは高音過多 / 音場感過多になってくるので、その場合はMの9kHZ周辺、Sの12khz以上を下げた。←コレが仇となり全体的に音場感が狭く低音過多になってしまった… スマホのスピーカーから再生するなら関係ないから…ま、いいや☆ 音場感広めである安ヘッドフォンによるモニタリング故の結果だが、次回の課題だな。
- バスドラとベースを区別しておらず “低音” として認識し過ぎだったので、3曲目~7曲目のバスドラがデカ過ぎる…。
- 松井寛バランスに耳が慣れてるのもあって、MもSも160hz周辺がモヤモヤしてるトラックが多過ぎる印象…。WAVESの弊害かな? こぉいうの現場でかけたら音溜まって酷い音で鳴りそう…。
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EQはTDRの NOVA と SlickEQ を使っていたのだが、A.O.MのtranQuilizrを比較すると “カチっとしてる” 印象。インターフェースが微妙だが、コチラの聴覚とアナライザーの一致度が高いので、追い込むにはtranQuilizrの方が良い☆ M/S切り替え出来るので1プラグインでM/S処理出来るし。50hz以下もクリアで14khz以上をイジっても嫌な歪を感じないし、特に “Mのハットだけ下げたい” のはやりやすかった。
…とは言え、”色付の無さ” ではTDRの方が上かな?
- バスドラが左右に片寄ってる(or M/S調整するとMだけっぽい音が左右に移動しちゃう) そんなトラックにおいては、Cyclic Pannerでちゃんと中心位置に矯正できた☆ 他にも同様のプラグインあるけど、コレは簡単で自然な仕上がり♪
- モニタリングはオーディオインターフェースすら付けず、PCマザボ直付けで Victorの3千円のヘッドフォン のみで行うw ハットが歪やすいVictorのヘッドフォンでも煩くはないので…ま、いいや☆
- 逆位相は自分の及第点範囲だし、Correlation Meterも常識的な範囲で動いてるので…ま、いいや☆
- Jriver Media PlayerのLAME高音質設定でMP3化する。DJ MIX 2010~2014 において、一番好印象だった設定だ。
- Jriver Media Playerで再生してみると、Ableton live上よりも低音寄りになる…。もうちょっとPOPS寄りの解像感になると思ったんだが、高解像度なテクノトラックと同様なバランスに聴こえるので…ま、いいや☆
- 1曲目がパッと聴き好きな帯域バランスだったので他を合わせたが、ちょっと合わせ過ぎた印象…。コレはコレで耳が飽きる…けど、ま、いいや☆
- 『”ムチムチタイトスカート痴女を集めてハーレムプレイ” な最中、貧乳ミニ娘が乱入しタイトスカートを履くが…。普通のスカートを履いた様になる…』みたいな箇所があるな…。(帯域、M/Sバランス、ダイナミクスetc. オーディオ的に統一しても、曲の意味や元の状態との相性が悪い箇所がある)バランスあんま整え過ぎない方がコントラストが付いていいかも。…時間あまりかかってないから、ま、いいや☆
- 言うならば “花びら回転”(音像含め色々)だからDJ MIXは面白いし、個性が出る表現方法なのだろうw
- 音質調整にあたっての苦労は “超絶テクを持つ婆ちゃん” をどう扱うか? みたいなトコロだなw
- 各トラックの音が整うとMIX時におけるEQ操作のテキトーっぷりが気になるw… が、ま、いいや☆
- なんだか “RODEC 180Mk2 + Masterblaster” な音を思い出す…w 音像が狭いのでマニアックラブというよりは新宿AUTOMATIXな印象。…結局すべてソコがコチラの起点なんだよなw
- mixcloudにアップすると更に高音が減る…。しかも全体的にジャリった感じになる。さすがにコレは我慢出来ないので、冒頭にファイル直リンクを掲載した。
- YOUTUBEで音を聴いてみると、オリジナルと比較してかなり高域が少なくなっている。結局、このYOUTUBEの音に慣れた耳でAbleton live上で音調整してるので、結果的に高音が少なくなっちゃうんだろう。作る時はかなり派手目にしないと ならないな…。
プレイヤーについて
- 当然だがブラウザでも音に違いがあるな…。firefoxよりchromeの方が理想的。よってfirefoxでmixcloudを聴くとかなり寂しい音。…しかしAbleton live上とは全然違うな…。
- 一番変化が起きない
純粋なプレイヤーはPotplayer かな。Ver.1.6.xから1.7(最新)にしてみたが、Ver.1.6.x の方が良かった…。Ver.1.6.63891(Ver1.6の最終盤)最イントールするが、元々のVer.1.6.x程ではない…。元々のヴァージョンはどれだったんだろう(涙) - Windowsを復元して元のヴァージョンに戻す。元のヴァージョンは Ver.1.6.63840。 より良いヴァージョンがあるかもしれないが、とりあえずコレはかなり良い☆
雑感
2018年は私生活がボロボロだったが故に、”ユートピアを求める感” が濃く出るかと思ったが…かなり薄めだな。そして、我ながら 2曲目の前後(要は1~3曲目)がWADAってる と感じるw そもそも2曲目が “新宿リキッドルームのWADA、1時12分” という感じのトラック だなw …54分以降はコチラ特有のコントラストの付け方かつアゲっぷりかな。
女に例えると
“変態な領域に興味がある地方出身のお嬢様”(無農薬野菜で育ったので肌質は上級だがノーメンテ。やや濃いが化粧は上手い。親のカードで買った服は着こなせておらずクビレがまだイマイチ。感度良好と自認しており、性領域含め好奇心旺盛。)
そんな印象w
鬱感 / カビ臭い地下室感が “パーティー志向” な選曲で見えにくくなったんだろうな。そして “癖になる異臭” みたいのが Invisible Limiter G2 の上質感で爽やかに換気された感じだ☆
視覚/臭覚/色/集中度/疲労度etc. 音以外の配合分布はいつも通りな印象w トラックは違えど、コレラが変わらないのが、それぞれのDJの個性であり面白さだよな~☆
A.O.Mのプラグインを入手した事によって音調整に時間がかからない故、今後は年1回は作れるかも? 言語以外の心情も残しておきたいしな☆
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