目次
はじめに
MIX 2019 320kbps mp3(GOOGLEドライブ)
MIX 2019 wav(GOOGLEドライブ)
年明けに MIX2018を作ったばかり だが、早々にMIX2019を作った☆
DJ MIXへのモチベーションが高いというよりは、(プリ)マスタリングがやりたかったが故だ。
DJプレイ部分
今まで使ってなかったトラックの中から、今でも古臭い印象を持たなかったトラックで構成。2006年~2018年のトラックを使用している。
テーマは前回同様 “パーティープレイ” だが、つい先月やったばかりなので気合は入っていないw
意図は超気に入っていながら使えていなかった5曲目
と、〆に
を使いたいというのがあったぐらい。
おそらくハマらない(繋げない)であろうと想定していた
この2曲を使えたのは良かった♪
MIX時のEQ操作は、TDR / SLICK EQのAmericanプリセットで 男のLOWのみ弄り☆(85Hzのシェルフ) フェーダーも “慌てて上げた感” を作ってみたり、スムースではない方向でオートメーションを書いてテキトーな感じに仕上げた♪
出来てからテーマに気付く
何度も聴いてると、意識的ではなかった本DJ MIXのテーマが読み取れてきた。それは
“性行為”
だ…w 「あ~今バックか~頑張ってるな~☆」「やっぱ息切れしてやがるwww」みたいな気付きがあり、フィニッシュからの賢者タイムへの流れも存在しているw
出来た後からテーマ / 意図に気付いたのは “ドラクエ(ヒーローズジャーニー)みたい” だった
コレ以来だな。
音質調整
前回のMIX2018では “マスターチャンネルはリミッターのみでトラック調整を頑張る☆” スタイルだったが、全部似た音質は飽きる / 無理な同質化は気持ち悪い という反省点があったw
今回は多くのトラックで元々音質が似ていたという要因もあったが、一部を除いて殆どトラックの音質は弄っていない。
その分、マスターチャンネルに拘ろうとしたのだが、ふと “音がキレイ過ぎて飽きる” と感じる。言うならば 『”ま、いいや☆” 感』が無い のだ。
まず、アナログモデリング系プラグインを刺してみるが、イマイチ好みではない or 変化が分からないw
VEQ3、VEQ4は挿すだけで中域はパンチと艶が出るが低域/高域では団子になり過ぎるので却下。VCOMPはVEQと比較していくらか素直な音だが、音団子感が許容範囲外だった。
そこでコンプの役割も兼ねてレベルオーバーさせてみる。よくあるテクニックだが適切な歪ませ具合が分からなかったので、今までやらなかったのだ。今の耳なら適度に判断は出来るだろう♪
SSL G-Channel / E-Channel / G-Master buss Compressor / G-Equalizer etc. とにかく色々なプラグインをレベルオーバーさせまくってみるw
L/Rに対してやM/S分離で個々にレベルオーバーさせてみたが、圧倒的に L/Rに対してのG-Equalizerが好み だった。G-ChannelとE-ChannelはEQカーブの違いだけらしいのだが、どうも歪っぷりが違う 点も面白かった☆
“ブゥァッ …ッフ!!!” スピーカーの目の前で髪がなびく程の空気振動ノイズ感が出てきた☆
…ここで一つ当たり前の事に気付く。レベルオーバーさせると各プラグインでの歪に加えてDAW(Ableton live)のミキサーでも歪む訳だw
プラグインの歪だけ聴いてみたいのでINレベルの調整も出来る、VCOMPとSSL 4000 / G-Channel E-Channelを改めて比較する。…どれも G-Equalizer+Ableton liveのミキサーより、イイ具合にはならず…。
ここでAbleton live付属のsatulaterで色々試行錯誤してみる。(他のsatulaterプラグイン持ってない)中高域は意図に近い歪の調整が出来たが、どうしても低音の具合が良くならない…。
おそらくAbleton liveのミキサー歪が低域に具合が良い のだろう。…ここまで体験出来れば今回はOKかな。
マスターの全体は
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- 1db以下で反応するレベルでTDR Kotelnikovを使用
- FLUX Bitter SweetでM/S個別にBitterする
- DeEsserで露骨にハットが煩い箇所を低減
- MAX VOLLUMEでLOWレベル(小さい音)を3db弱上げる
- G-Equalizerで6db強レベルオーバーさせる
- Invisible Limiter G2で-0.1dbリミット
- Sakura Ditherの16bit Type 2を使用
こんな感じだ。
各トラックは、MIX時のレベルオーバー破綻を防ぐ為のレベル下げをtranQuilizrで行い、明らかに解像感の違う数トラックにおいては音質調整を行った。
MIX時のLOW抜きは前述のTDR / SLICK EQのAmericanプリセットだ。
前回のMIX2018では、16bitでの書き出しに違和感を感じたので、はじめてDitherを使ってみる。確かに違和感無いし、パツパツ感が無い(音像が広い?)印象。中々満足☆
どうも高域が僅かに大きい印象(MAX VOLLUMEでLOWレベルを上げてるので当然なのだが)だが、グレッグ・カルビのTEI TOWA並の派手さ
には達しないし、MP3にしたりWEBブラウザでの再生を踏まえたら、こんぐらい派手で丁度良い? としてOKとする。
逆位相はオリジナルからしてかなり出てるのがあったので、気にしないコトにした。
いわゆる(プリ)マスタリングの域を超えて演出過剰なのだと思うが、たまたまアガる音が出来た ので、オーディオレベル/RMSパツパツ状態でも気にしないコトにした☆
雑感
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- マルチバンドコンプを使っていない点もあるが、このRMSでドラえもん体型に聴こえないのはラッキーな仕上がり♪ 歪を付与したのとDitherが効いてるんだろうな☆
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- オリジナルからしてそうだったりするのだが、バスドラが無い箇所における “コンプ機能しないから音量アップ” 感 が丁度イイ☆
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- “DAWミキサーの歪” に気付いてしまったので、いずれ “どのDAW歪が好きか?” を探求する事になるんだろう…w
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- アナログEQ/コンプなどは、モデリングプラグインがあるが、“DJ MIXERプラグイン” 誰か作ってくれないだろうか? RODEC MX180mk2の再現プラグインがあったら、1.5万円は出す!!!
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- 歪ませてみて実感するが “アナログレコードの音は良い” はプレスが良ければホントに良い場合もあるが、多くの場合、針がプルプル振れてトレースしきれない際の歪etc.を加味した音のコトを指している のだと思う。
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- “恋愛は歪を堪能するコトである” みたいなコトを過去に書いたが、“ウザい(正しくない)のに居ないと寂しくなるジレンマ” みたいな心理である “音の歪” を求めたコチラの心理が興味深いw …もろもろ “良質な間違い” を体感する機会が減った 気がするし、世の中的にも減った印象なので、
ギラギラギザギザした事象を音に求めたのではないか と推測する☆ - “恋愛は歪を堪能するコトである” みたいなコトを過去に書いたが、“ウザい(正しくない)のに居ないと寂しくなるジレンマ” みたいな心理である “音の歪” を求めたコチラの心理が興味深いw …もろもろ “良質な間違い” を体感する機会が減った 気がするし、世の中的にも減った印象なので、
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- 今はInvisible Limiter G2 の音に早くも飽きてるw ので、次回はまたリミッターを変えてみたいと思う。候補は DeeMMax。見た目は音悪そうだがw “基音と倍音に分離させてから処理する” という点が、とても理にかなっている気がする。5000円だし試してみたいが故に、またDJ MIXを近々作るコトになると思う☆
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