モーションポートレートでアバター製作

モーションポートレートにおいてタレントを起用

撮影現場が独特

仕事でモーションポートレートを使用した企画に関わりました。タレントさんの写真を使用した企画なので、その撮影に行ってきました。

モーションポートレートとは、一枚の写真から動画が作れるという最近流行りのもの。類似技術は色々あるみたいだけど、動画の自然さ、自由度はモーションポートレートがダントツな気がする。・・・と思っていたらoddcastの動画顔ハメ技術のサンプル見たらもうこっちの方が圧倒的でした。さすがに変換にはかなりの時間がかかるみたいだけど、映画の登場人物をまんま自分に置き換えるなんて事が出来るっぽい。oddcast社はモーションポートレート社をかなりライバル意識しているらしいので、この2社の争いは今後しばらく熱いんだろうな。

撮影時、無表情の写真を元に表情変化を作るので、

「無表情!笑わないで!真っ直ぐで動かないで!」

という言葉が飛ぶ撮影現場は、独特でありました。

撮影した直後に、テストでモーションポートレート化したんだけど、ただ写真ぶち込むだけで、動き出すというのは目の当たりにすると衝撃でした。笑顔の口の動きが不自然ではあるんだけど、(本来は微調整して完成させる)すぐに喋り始めるし、メガネ、髪型変化もスパスパ決まる!

SNSのプロフィールとかでも使える

外人は大喜びだろうし、既にゲームは採用し始めているけど、SNS等のプロフィール写真がこの手の顔動かしアバターを採用する所はもうすぐ出てくるんだろうな~。

顔以外でも表情が作れるw

顔以外の写真をぶち込むとどうなるのか?聞いてみた所、速攻で見せて頂きました。パイナップルのヒダヒダが、ゆらゆら動いて喋り始めるというグロい映像・・・。かなり面白かったです!

六本木のラジオ局で音声収録

日を改めて、今度は音声の収録で、六本木のラジオ局へ。このビルのオフィスは初めて入るのでワクワクでした。ビル自体が湾曲しているので、カーブが多いオフィスレイアウトが素敵!入り口付近はラウンジというより公園?とも言える雰囲気で素敵な場所でした。放送している隣のスタジオで収録。すぐ真横でいつも聴いてたあの人が顰め面で原稿直しているのを見て、少しアガれた自分に安心しました。

日経新聞に乗ったらしい

色々あって公開が遅れたけど、このサービスが公開された瞬間は思わず目頭が熱くなりました。自分は製作ディレクションという立場で企画した訳ではないので、あまりこの事の重みが分かってなかったんだけど、日経新聞に載った事により、製作会社には一日で20件の出資オファーの電話がきたとの事。

「STAFF全員で円陣組んで叫びました!」

と喜びの報告がありました。元々なんの特色もないWEB製作屋だったという話なので、喜びも大きいんだろう。きっと彼らはその晩いい夢見たんだろうな~。

自分は典型的な代理店の情報濁し屋としか機能しなかったと思うけど、代理店1年生としてはとても良い経験出来たと思う。どうしてもタレント物とかに反応出来ない自分のミーハー心の無さに、代理店の人間としてやっていく事に難しさを感じていた最中、良い鍵を植えられた感じがする。

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