ミュージックビデオのコンテ(骨格)書いたw

某音楽ユニットとのタイアップ施策☆

1990-1991 (【追記】-視聴感想- Lone / Galaxy Garden) にMVの事について言及した最中、丁度MV案を作っていた。(付随するイベント案も作った)ホントはリリースしたタイミングで、書きたかったのだが、まぁ現在のもやもやを吐き出しておくのも良いだろう。

MVの元になる、いわゆるアーティストさんは自分の好きなとある音楽クリエーターによるユニット (小室哲哉におけるglobeみたいな) だ。正直声がかかった時は嬉しかったw

正確にはクライアントとのタイアップMVだが、クライアントメッセージも上手く織り込んで作れたつもりだ♪

MV案

・目玉を繰り抜かれるシーン。繰り抜いた医師?がクライアントの技術者っぽい?
・全員目隠しされていて、衝突したりするが、誰も疑問を感じない人々@大手町
・音楽クリエーターの目にクライアントサービスの機器が取り付けられている。
・人間の目よりも優れた全てを見渡す視点から創造される音楽で、目隠し庶民達とオフィスでダンシング♪ (デスクがお立ち台になってる)

こんな感じのを作った。クライアントのメッセージとしては

“人間の能力では対応しきれない事を、クライアントサービスでサポート出来る”

という様な感じで、大義名分としては

“クライアントと音楽クリエーターの使命を重ねあわせる事で、音楽クリエーターファンを自社ファン化する”

ってな感じだ。双方に “技術屋” な要素があるので、上手くカップリング出来る対象だ。

元々アプリを作ろうとしていて、アプリの認知を稼ぐ為にMV製作の話が出てきたのだが、プロダクションから 「どんな曲かも分からないので、先に進めない」 という意見が出てきた為、ガイドラインとしてテキトーに作った初めてのMV案だw 正直処女作にしては、骨格はイイ感じだと思っているw

社内の反応

この案を元気よく営業に共有!そしたら

「AZZLOさん・・・これはボクの営業力の問題で通せないわ・・・」

他のスタッフも

「目取っちゃダメでしょ!これはアカンwww」

という反応を貰った・・・w

WEBで話題にしたいなら “突っ込まれビリティ” が必須☆

まぁガイドラインなんで必ずそのまま採用する必要もないのだが、正直気に入ってきたし、ある種 「これはアカンwww」 と言われるような “突っ込まれビリティ” がないと特にWEB上では話題にならない。 エログロしてないのに (まぁグロ含むが) 却下されそうな事に、この案件の成功が不安になってきた。

きゃり~ぱみゅぱみゅは目玉いっぱいで話題になってるのに、なんで出来ないんだ!!!w

“解釈” に幅が出る投げかけは議論(話題)を促す

こんな自画自賛的PVでは現時点では4000再生回数だし、自分の 勝ちたかった競合コンペで勝った!! 案件でも、関連動画の再生回数が、YOUTUBEで約10万回、ニコ動では40万回再生ぐらいだ。・・・「あの案件でも5万回ぐらいだ!だからもっと振りきらなアカン!!!」 と言いたかったのだが、意外と再生回数あるな・・・w

・・・ま、”あの案件” はエロく解釈も出来る要素満載で、エロく解釈した人はスケベな人であって、決してエロコンテンツではないw

こういった、“解釈のしようによっては「おいおい・・・w」” ってなのが必要だな~と思う。

“あの案件” を自分は “米米クラブ” に近いと書いた

が、一歩整理が進んだな♪

それぞれの解釈を経過すると個に定着する

まぁ、”目玉取り出しシーン” は解釈じゃなくて、絵として強烈だから、”グロ” として定義付けられてしまうのかもしれないが、逆に “グロ” の印象で留まって頂く休憩ポイント なんだけどなw その先の解釈をそれぞれがするきっかけとして提示して、結論は生活者それぞれで良い と思う。自ら導き出した結論なので、より個に定着する だろう。ある種 “なぞなぞが出されたら、つい考えてしまう”(能動的な参加) 的な事 なんだよな~・・・。

こぉいうなぞなぞ的提示が無いと、その音楽クリエーターのファン+自社ファンの一部が見るに留まるだろう。その先にあるアプリインストール→リアルイベント参加の数は悪い意味で見えてくる・・・。

目的(広 / 大)だけでなく、クライアントイメージとの相性も必要

“話題は要らない。確実に既存ファンだけ見れば良い” であれば、正直この小室哲哉におけるglobe的なユニットはよりも、きゃり~ぱみゅぱみゅの方がずっと大きいアイコンだ。

例えるなら、このクライアントは、ヘッドフォンで言う所の、オーディオテクニカではなくて、スタックスみたいな会社なのでw その点で、一般的な側面の解釈からは、ぱみゅぱみゅは親和性が低い。

CMは “ゴリ押し接点作り” を潤滑にする為に、ただの “アイコンとして大きい旬なキャスティング” でも成立するが、WEBではゴリ押しが出来ず能動的なマウス操作が必要なので、ある種 誰か? なのか 何か?ピエロにしなければならない。

その点、最初からピエロであるきゃり~はアイコンとして最強であり、他の人をピエロにするには、最近だと松平健ぐらいだろうか?昔だと

こんなのもあるな。

しかし、このクライアントは “硬派な技術屋” 的な側面が強いので、そのままの生き様が人の関心を呼ぶ種があるので、嘘を付く必要が全く無い。ピエロがあってはむしろ反感を買う既存ファンが居てやりにくいし、一時は良くても長期的な関係は無理だ。(やり方にもよるが)

まぁ “ピエロの方が真実” という面もあるのだが、思考のレイヤーが複雑化するので、とりあえず置いておく・・・w

インパクト依存ではなく、本質で考えたんだけどな…

ある種、硬派な職人の地味なドキュメンタリー映像を、番組として成立させる、情熱大陸的な演出(編集)を加えるつもりで、”目玉取り出す” なんだけどなぁ~・・・。

ぶっちゃけ、そもそものアプリよりもMVが作りたくて仕方なくなってきたw

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