PCDJについて で書いた
あとは、ABLETON LIVEにせよ足や視線入力使うようになるとか、入力デバイスに変化がないと、
魅力的な音楽になるには難しいだろうな~。
そのうち「DJ=曲を繋ぐ」という概念がない世代が、基本ただのループなんだけど・・・
JAMIE LIDELの様に、魅力的にやれる人は出てくるとは思うけど。
この “足入力” が可能になる(やりやすくなる)デバイスが発売になるらしい。
足でDAWをコントロール!SoftStep発売!
デモ映像では、手でやっても同じ事をやっているが、手で次の素材を用意して演奏は足という事が可能だったりする。
- ・繋がない選曲中心のDJ
↓
・ピッチ合わせるDJ
↓
・エフェクターを活用するDJ
↓
・素材をその場で演奏するDJ?
エフェクターまでは足し算で来たが、今のableton live的な演奏になると、途端に掛け算になるな。
見る分(視覚)にはパフォーマンスとして面白いのだが、果たして聴覚の方に魅力が付加されるのだろうか?近年のエフェクターバブルの様に、必要無い無駄なパフォーマンス・演奏は、自己満足にしかならないという危惧を早くも感じてしまった。
まぁ、これは自分みたいな打ち込み思想の強い人間の発想であって、HIHANAの様な演奏思想が強い人にとっては、また別かもしれない。
PCDJについて で書いたのと逆の様な事を書いているが、生演奏に近い方向だと、HERBERTとJAMIE LIDELLが当時の段階では窮めていたので、フットコントローラーだけでイノベーションになるか?疑問になってきた。
MIX2009 では、複数のエフェクターのパラメーターを同時にいじっていて、指10本では出来ない展開をあちこち入れてあるが、説明されないと何処でやってるのか分からないだろうしw 例えばMIDIチャンネル8個を同時にリアルタイムに扱う等のマルチタスク作業は人間は生でやれるんだろうか?現時点では “相当練習が必要” 以上の答えはないな。
音出すパフォーマー(DJ)の手段の変化ではなく、会場の分子を解析して音に反映する “みんなで分子コントールコミュニケーション” とかじゃないと、イノベーションにはならんのかなぁ。”各々の聞いてる音楽の履歴を元にDJがMIXする” なんてのは、頑張れば今でも可能だが、これだとソリューションだし、仕組みは新しいが現場はそれほど面白く無さそう・・・。
とりあえず前向きに思うのは、これにインスピレーションを得て、ダンスフロアーにこの入力装置らしきものを導入して、照明のコントロールをお客さん全員で行うというのは、誰かやって欲しい。人少ないとあまり光らず、人多いとビカビカになるという感じ。圧力感知によって、ダンシングしてるだけでビートに合わせて光るシステムでもある。
フロア外で人と話してたりすると、「もっと光らせようよ~♪」とフロアに引きづりこまれ、コミュニケーションを誘発し、フロアも熱い。熱いからドリンクも売れる。盛り上がるから、新規顧客にも噂が広がる・・・という “みんなの為になる” 仕掛けになるだろう。
更に
- 「ちょっとそこの君!!三拍子辞めて!!酔うわ!」
ってな、コミュニケーションが生まれたりすると面白いなw
上記は金と気合さえあれば可能な事。誰か作って下さい。世界中でパブ飛ぶでしょう。
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