某所で行われる限定復活イベントについて

イエス・キリストじゃないんだから…

分かる人には超分かりやすいタイトルだがw ちょいちょい 「一緒に行こうよ♪」 と声がけ頂いている。

しかし絶ぇぇえっ対に行かないし、まったく共感していない!!!!

“復活” の元になるものは、“その時代のイノベーションを行なっていた” 何か である。なんでこの時代に復活せなあかんのじゃ!!!たかだか3日だし・・・。

“定期的に繰り返しイノベーションを行なっていた” からこそ、価値がある と思っているので、根本的に “限定復活” が成立しない題材 だと思し、イエスキリストじゃないんだから復活しなくて良い と思うw

更に “美化された伝説” がある のだから、中途半端にリアルにしなくて良いと思う。大概劣化体験になる ので・・・。

今のクラブファンは既にその名前すら知らない場合もむしろ多い。自分の世代で言う所の、ツバキハウスみたいなもんに近いだろう。それで、”復活イベント” 言われても、おっさんおばさんしか来ないのではないか?

Re or Post?

に書いた通りである。

目的によってはアリ…

目的が “おっさんおばさんからの金を徴収する” であれば、まぁマネタイズとしての割り切りとして分からなくもないが、言うても大した金額じゃないだろうw どんな奇跡が起きても、エントランス料とドリンク代からして、スペースキャパ的に100万の利益が上限だ。(その某所に行った事ないけど)

僕らがやるべきコトは 『自ら定義する “復活”』 ではない

僕ら(おっさんおばさん)はあのイノベーションを体感した・共有した選ばれし者である。たまたまあの場所があったから共有出来た事は奇跡であり誇りだと思う。僕らはそのイノベーションを次代にコピー(語り継ぐ)するのではなく、次代にあった体験として、新たに提案していく必要があると思う!!!

違う言い方をすると、あの場所によって、「なんじゃこりゃ~!!!」という 心の振れ幅の拡張を僕らは経験したハズ だ。それをまま現代にコピーするのではなく、今の時代、感受性の高い若い子達の尺度に合わせた提案によって、今の「なんじゃこりゃ~!!!」を体験して頂く必要がある と思う。

そうでなければ、僕らが体験した「なんじゃこりゃ~!!!」という体験は、ただの歴史として刻まれるだけで終わる。過去に起きた事の “記録の記憶” の機会 にしかならない。僕らのアイデンティティ確認としても安い劣化したものでしかないだろう。

身を削るような思いで提案を試みたDJ達の 生き様を、サンプリング化しているだけで、体験(今の生き様)として引き継がないのは軽く罪 である。

“僕らの体験を今世紀の提案に昇華する必要がある” という事が言いたい。この復活イベントはきっと当時の名曲とかが流れて 「あぁ90年代は良かった・・・」という懐古主義的なものになる んだろう。もうソウル・トレインだし、ブルーノートより酷いわw

懐古主義快楽は自宅で可能☆

もちろん自分だって行ったら、「あぁ90年代は良かった・・・」の懐古主義的気持ちよさは得る事が出来るだろう。

しかしそれは自分においては自宅でもほぼ可能だ。なんつったって、当時の生録を持っているからw

更に Lone / Galaxy Garden とかの現代のソレっぽい提案もあるだけに、自宅で大丈夫だ!!!

リアルな3次元の空間(ましてやクラブ的な場所ならば)は、3歩先ぐらいの提案をして頂きたい!!!(どこを基準とするかだけども)

この限定復活イベントに限らず、クラブ的なリアルコミュニケーションスペースは、90年代に依存し過ぎて、何も新しいものは感じない!!!ニコ動の方がずっとチャレンジしてる!!!

AZZLOが後悔してない現状は問題である

「あぁ・・・クラブ離れて失敗だったな・・・」とAZZLOが後悔する様なチャレンジをクラブ側にして頂きたいと強く思う!!!そうでなければ、僕らの体験は “ちょっとした勘違い” という実証になってしまう。・・・まぁ瞬間的にでも勘違い出来ただけ価値あるんだけども・・・w

Re or Post? に書いた事の繰り返しになるが、“爆音で照明がチカチカしてればOK” ではなかったハズ だ。そこは普遍的な快楽の部分であって、僕らが 魅了された芯は違う部分であったハズ。

みなさん日銭も必要なんで、マネタイズの日もあっても良いとは思うが、出来れば金は別で担保して頂いて、背筋正して腹くくって身を削るような思いの生き様を見せて頂きたいと思う。

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)