STAX SR-407

2005年8月に購入した STAX SRS-2020 (SR-202+SRM-212)。ちょっとした機材変更でも確実に音に反映してくれる超高感度ヘッドフォン (イヤースピーカー) としての、この9年使ってきた。

実は2012年8月に、アンプをグレードアップしていた。中古のSRM-313を2.6万ぐらいで買った。

当時書きかけて公開して忘れていたレビューはこんな感じ。

・すげ~透明感!
・狙い通り、ハイ・ローが伸びた。
・音が前に出てくる!
・サラっとしている。上品な音。高級オーディオっぽい感じ。
・ちょっとハイが痛い。サ行が目立つ。
・ソース間の違いが、以前より分かりにくい。ややコンプかかっている感じがする。音の分離が悪いな。
・ダイナミックレンジが低くなった感じがする。
・中田楽曲の一拍目の “ジャ~~ン!” の伸びが短くなった。
・位相狂わせ立体エフェクトはSTAXでも強烈に分かるようになった。
・ハイは実際歪んでるな。長時間聞くと耳痛い。
・ネガな意味でSONY製品の音っぽい。
・低域のレンジは伸びたが、80Khzあたりがかなり下がった感じがする。よって量感やねちっこさが落ちた。
・昔PARISでM44GからGEMINIの安いMIXIERを通して録音したソースはほんとに酷いwww
・抑揚、勢いが落ちた。

PROCABLE電源ケーブルに変える。

・高域の歪はかなり収まった。
・透明感や広がり的なものは維持されつつ、かなり聴きやすくなった。
・電源タップの変更時と同様、音が前倒しで僅かに早く音が鳴っているように感じる。
・ボーカルのエフェクトの深さ具合がよく分かる。でもコーラスの重なり具合はよく解らない。
・電源ケーブルを変える前は80kzhあたりが減った印象だったが、もうちょっと上、120khzあたりをEQで上げたくなる。
・やっぱ躍動感がどうにも死んでる感じがする。なんか詰まってる。

ラインケーブルをMOGAMI2534からBELDEN88760に変える。

・ぶっちゃけほぼ変わらない。やや中域の歪が減った気がする。

元に(SRM-212)戻してみる

・明らかに上下の帯域が伸びない。FMラジオにしたような音だ。こないだまで超高解像度!だと思っていたのに・・・w
・特にkirk degiorgioのrumoursの波のうねり感の解像度が圧倒的にしょぼい・・・w
・128bpsのMP3を聴いているような感じだ。
ミキサーの電源ケーブルをPROCABLE電源ケーブルに変える。
・かなり音が締まる!SRM-313の歪が大分収まった。
・ウダガワフライデー(feat.COPTER4016882)が煩く聴こえない!
・自分のDJ MIXを聴くとめちゃくちゃ粗が分かる・・・。

STAXは必ずしも音が良くなる訳ではなく、システムの粗も出してくれる検査機のようなものと言えるので、こんな葛藤をしていたw

今回導入したSRM-407は、解像度重視だったら現在このモデルが一番良いらしいレビューが多いので選択した。

感想はこんな感じ。

・解像度上がった。
・少しだけ低音強くなった。
・M/Sがより分かるようになった。
・音の傾向は同じ。酔ってたら違いは分からないレベルw
・ハイが五月蝿めの楽曲がより煩くなくなった。歪が減った。
・PERFUMEの3人の声がそれぞれどれか?想像しやすくなった。ソロパートはほぼ当てられるだろう。
・中田楽曲を聴いた後に自分の曲を聴くとえらく籠もった感じするがw クラブトラックと比較すると、概ね意図通りで問題無かった。
・分離良くなったな。今まではやや音団子状態だったな。
・全体的に滲みが減った。スタジオの様な反響が少ない音っぽくなった。
・ヒス、ハムノイズ的の有無が多少分かる。
・YAMAHAのカラっとした音な感じになった。

これで、、STAX SRS-2020(SR-202+SRM-212)は、不要になりおそらく2万程で売れる。SR-407が約4万なので2万の投資だ。良い買い物だった♪

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