目次
- はじめに
- 確実に好きなエンジニア
- おそらく好きなエンジニア
- おそらく好みではないエンジニア
- 間違いなく好みではないエンジニア
- 番外編?(世界観に染まるエンジニア)
- エンジニアの名前分からないけど好きな音
- キリがない音楽探求
はじめに
昨年からメモっていたのだがSSDが壊れてしまい公開していなかった トピックを改めて書いて残しておく。
確実に好きなエンジニア
有名人気エンジニアであるが、コチラの耳にも間違いなく良い印象を与えるエンジニア。
掲載した楽曲は一応調べているが、間違っている可能性もある点には留意頂きたい。
テッド・ジェンセン
好きというよりは “標準音”。どんな音量/機材で聴いても違和感を感じない。主張がなく誰も異論を唱えない感じ。故に最多依頼があるエンジニアなのだろう。
しかし標準過ぎて思考が回らず “アガらない” 音でありw 優等生過ぎて背筋正して聴かなきゃいけない感じではある。
グレッグ・カルビ
ケバブみたいな名前…w
まず “音デカ過ぎ” と称されるのが定番というかネタになっているがw 音デカいにも関わらずハネてるし隙間あるし破綻してないし、凄く上手いと思う☆ TEI TOWAに関しては松田直の技なのかもしれないが…。
近年はグレッグ・カルビ級の音量(RMS)は普通だし、それ以上のも多くなっているので、”音デカ過ぎ” は過去の風評となってると思うw
松田直
※YOUTUBEではモノラルになってしまっているが、オリジナルは凄い!!!
とにかく分離が良くクリア☆ オーディオ的快楽と音楽的躍動感を融合していると感じる。
川口昌浩
松井寛楽曲を担当しているミキシングエンジニア。松井寛楽曲はアイドルのアルバムの中で露骨に音が良く浮いてるのだがw 川口氏の仕事らしい☆ レースになってない往年のミハエル・シューマッハの様なぶっちぎりっぷり!!! 同一アルバムに収録されている他のエンジニアが可愛そうであるw
砂原良徳
おそらくグレッグ・カルビ寄りなんではないかな? “グレッグ・カルビがカナレのケーブルでやったら” みたいな数段階落ち着きある音に感じる。モノサシ(尺度)にもよるが “今の再生環境でパッと聴きイイ音” としてのマスタリングは日本人で一番上手いヒトだと感じる。
サカナクションは “ミックスが雑(イイ意味でのインディーズ感)” という印象があったが、新宝島あたりから音が変わった印象を持つな。
そして砂原良徳マスタリング作品が最近多いので、ちょっと飽きた印象もあるw
おそらく存在するのだろうが、松田直、川口昌浩がミックスした音を砂原良徳のマスタリングで聴いてみたい☆
中田ヤスタカ
PERFUMEのCosmic Explorer(2016)、CAPSULEのCAPS LOCK(2013)、きゃり~ぱみゅぱみゅ全ての音は疑問だったが、PERFUMEのFuture Pop(2018)の音は良かった☆
小泉由香(orange)
まだマスタリングとか関心がそれほど高くなかった20年近く前から度々クレジットで見かけていて「なんかイイかも?」と感じていた存在。
先日引っ越ししてネットが繋がるまでの間暇なので、松本秀人クン(hide)のリマスタリング遊びをしていたのだが、小泉氏が手掛けた
“Musical Number”~ROCKミュージカル ピンクスパイダー~
コレはオリジナルとは違って聴きやすかった。オリジナルと比べてボーカルが聴こえるのだが、hide楽曲の多くはボーカルがセンターにしかなくギターがセンターにもサイドにもデカいので、センターのボーカル帯域を上げるとギターも釣られて上がっちゃうのだ。この音に到達するやり方が今のコチラには想像付かない。
女性故なのか? グレッグ・カルビ的な “音質いいぜぇ~~” な押し付けがなくサラっとした大人な対応に聴こえるw
星勝 / 諸鍛冶辰也
どこからどこまでが、それぞれなのかが分からないので並列したが、諸鍛冶辰也は複数枚聴いたので間違いなく好みだ。
このお二人による作品は幼少の時期に聴いた安全地帯。コレがコチラの耳の基準(帯域 / ダイナミックレンジ / MSバランス / 基音倍音)として明確に刻まれている。
コチラにとってこの3曲はテクノだ。
諸鍛冶辰也のコーラスの上質なレースのカーテン感? 主要音に埋もれて聴き逃がすトラックも凄く丁寧に作られていて、これらは他の作品でも聴き取れる☆
おそらく好きなエンジニア
ミキシングなのかマスタリングなのか? 誰がコチラの耳に良い印象を与えているのか究明しきれていない上に、多くを聴いてない(クレジット確認しきれてない)ので “アタリ” を引いた可能性があり自信がないが、おそらく好きであろうエンジニア。
スチュアート・ホークス
今の所、UKのグレッグ・カルビという印象。
ルーベン・コーエン
アメリカン♪
片岡恭久
凄く帯域被りを排除した丁寧な仕事から生まれる(と聴こえる)空間が好き。
川崎洋(VICTOR FLAIR)
VICTOR STUDIO、FLAREの音は昔から違和感を感じるのだが、東京女子流の音はしっくり来ている。…川口昌浩氏のミックス故なんだろうか?
おそらく好みではないエンジニア
“おそらく好き” と同様、ハズレを引いた可能性はある。クライアントの意向に沿ってヘボい音になっちゃった可能性もあるからな。
- CHRIS GEHRINGER
- RANDY MERRILL
-
渡辺省二郎 / 内田孝弘(VICTOR FLAIR)
星野源を手掛けているお二人。どうもVICTORスタジオな音(ダイナミクス無く中域ばっかりでコーラスもセンター、サイドにあっても極小音量なので更にモリモリ)で好きじゃないな。テレビで鳴ってても大差無いw
コレも内田孝弘氏だったか?
VICTOR FLAIRのマスタリングだった記憶がある。曲は最高なんだが…ダイナミクスが無く中域がキツイ…。言うならば乾燥系のミミカス。
ライブ録音はダイナミクスが少しあってM/S分離も幾分あるので比較的好きだけどな。ベース聴こえるし。
間違いなく好みではないエンジニア
GOH HOTODA
複数枚聴いてるが、どれもカスカスパサパサで焼け焦げた感じ、道端に転がってる乾燥した犬のウンコの様な音。
ミックス、マスタリング、どちらも全くコチラの耳にはダメだ。
当然ながらリッピングしたwavを複数のプレイヤーで確認済みだ。
番外編?(世界観に染まるエンジニア)
小鉄徹
空間が宇宙的JAZZになるw やっぱりCDよりもアナログの方がイイ。
REI HARAKAMI / Joy For Joy EP
はCDは普通だがアナログはホント音良かったな☆ 今知ったが
こんなのが出てるんだな。小鉄さんのマスタリングだったら買いたいな☆
kimken
全体的にカビと大麻臭い地下世界になるw し特にハットとベースがkimkenの音になるw 無音の無音っぷりはブッチギリで300hzあたりのサイドが多めかな。世界観があるので曲との相性があると思うw
“スカスカ(音数少なくリリースが短い)なエレクトロニカ”
みたいな、様はkimken楽曲の様な音とは旨味が出ると思う。
コレ、KEN ISHIIじゃなくてKIMKENの曲だよなw
スタジオは移転し機材も変わってるだろうに20年前から音が変わらないw 絶対不動な思想が何かあるよなw
※KIMKENとは20年強になる友人だが、彼は大麻やら規制されている嗜好品はやらないハズ。
エンジニアの名前分からないけど好きな音
DECO*27 / アンドロイドガール(アルバム)
ボカロPの中でDECO*27は一番好きな音質。そしてヴォーカロイドの “調教” も一番上手い印象。
アンドロイドガールでは更に深化した印象を持つ。
安室奈美恵 / namie amuro LIVEGENIC 2015-2016(アルバム)
ライブ録音盤なのだが、凄く音が良い!!!
2009年以降の安室奈美恵
とりあえず持ってるアルバムの一番古いのが2009年の “PLAY” なので、2009年以前も素晴らしいかもしれないが、2015年のGENICまで素晴らしい!!!
安室奈美恵の引退理由はココまでやったのに、マドンナ…ビヨンセと並べないコトを理解したからだと想像している。
起用しているスタッフは外国人も含まれるだろうが、日本発の “安室奈美恵プロジェクト” が、世界的な事象にならない現実に見切りを付けたのだろう。
国内における現実のファンは、どんなに排除してもヤンキーばかりだからな…。…素晴らしい仕事だったと思う☆
倉木麻衣 / 無敵なハート
訳あってマスタリング前の音源を持っているのだが、マスタリング前から凄く良くなった☆
揚げ足を取ると400hzあたり?に倉木麻衣の加齢感があるのでw ケアしてあげて欲しいと思う♪
VALSHE / Butterfly Core
こぉいう曲調の楽曲を初めて聴いた(訳あって聴かなきゃいけなかった)のだが、意外にも音が良かった☆
中島美嘉 / Love Addict、LEGEND
松田直の仕事だろうか?
Akb48 / 恋するフォーチュンクッキー
そんな好きでもないしメインボーカルの処理に疑問を感じるが、AKB48楽曲の中では力が入っていて偏差値が高い音だと思う。…音というかアレンジが良いんだよな。(他の曲の音が酷過ぎる。”ヘビーローテーション” “Everyday、カチューシャ” は特に酷い。)
キリがない音楽探求
こんな感じで、曲のいわゆる裏方さまを探ってみるとキリがなく音楽探求が出来てコロナウイルスによる外出自粛が苦じゃなくなるかも?w
Discogs で検索すれば、エンジニア名の記載もあったりするので探求は可能だ☆
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