リリースしてくれない若手営業
非常ぉぉぉにモチベーションが低いお菓子屋案件だが、CM投下時期が近づいてきているので、WEB施策プランニングで営業に泣きつかれる。
先日意味の無いAR案を無理やり提案させられた挙句に得意先に刺さらないという、否定・拒否する材料が新鮮なだけに、
- 「やる意味無いし、決まらないし、代理店が入るネタでもない」
と強烈に壁を作っているのだが、
- 「分かりました。もういいです。営業でやり切ります」
といつまで経っても言わない・・・w
最低限スタッフの働きはする
完全に拒否しても別に良いのだが、同情出来る部分もあるので、製作会社とのハブとして企画書は作らないが、骨格の整理と “営業の得意先視点” → “製作会社に対しておもろい事・WEBデータ製作視点” への変換 だけはやっている。
製作会社には申し訳ないが、どうせ決まらない儀式的プレでありつつも、一応300万程度の売上げは確実な案件なので、緊張感皆無ながら一応レールは敷いたつもりだった。
火に油をそそいでしまう若手営業w
月曜日14時に製作会社から企画書が上がる予定になっている所、営業(3年目・法政大学)から
- 「月曜は午後に出てしまうので、午前中に貰えないですか?」
と相談がある。
正直カチンと来るが、一応事情を聞く。
- 自分:「何の予定が入ったのよ?」
営業:「検品です!」
自分:「検品・・・!?そんなんに上書きされるのかい!14時にデータ上がるというスケジュールの方が先に決まってたよね。なんで別の予定入れるの? それだったら夜見ればいいじゃん。スケジュール上書きされる案件という事は、このジョブは二の次にしていると言う事なんだね。昨日 “アカウントデザイン” が重要だって自分で言った癖に、翌日にこんな相談?」
と嫌味を言う。
※WEBはいつもこうなるし、この案件は特にそうだ。自分を守るという意味よりも可能な限り頑張ってくれてる製作会社を守りたいという趣旨。実際自分はほとんど手を動かしてないので、どっちみち自分は痛まないのだ。
フリーズする若手営業
すると営業がフリーズ・・・無言になる。ここで言い返して自分をねじ伏せるのが、営業の仕事でもある のだが、無言のまま・・・w 前日久々に飲んで
- 「AZZLOさんは意思があるから、仕事一緒にしたいっす!」
と可愛い弟分営業を気取ってくれたにも関わらず、一切考慮しない自分も自分なのだがw
- 自分:「フリーズしちゃって・・・どうしたのよ?」
営業:「・・・そんな言い方しなくても良いと思って・・・」
そんな言い方って言われる様なテンションでは喋っていない (声は怒ってない) し、カチンとは来たが実際根に持つ様な意識はないので、一瞬 “?” だった。
言い方次第でAZZLOの言動は変わる
ちゃんと
- 「○○な事情故、申し訳ないですが、午前中に確認出来ると助かるんです。途中段階でも良いので・・・」
と言われれば
- 「そうかぁ。厳しいけど最善は尽くすよ」
と返すのだが、どうもこの若い営業は着地しない話の始まり方をする・・・。自分が昔良く言われた “良くも悪くも素直過ぎ” というヤツだろう。
早められる上に追加を依頼される…
更に!この期に及んで “あったらベストな別の切り口” の企画を念押しされる。
- 自分:「既に口頭で言ったし、製作会社とのブレストでも切り口上がってるじゃん。そもそも無くてもいいんでしょ?」
営業:「えぇ。そうなんですけど、やはり別の切り口も提案したい のです」
自分:「? 既に切り口案もある訳じゃんさ。大丈夫じゃん」
営業:「そうなんですけど、その切り口でも、2.3案提案出来たら良い と思って・・・」
自分:「・・・はぁ・・・」
一瞬 「別の切り口案全くなかったけ?必須だったっけ?」と混乱させられる会話だ。
面倒なんでとっとと終わらせる方向で動く
面倒臭くなってきたので、30分程で適当に6案作って
- 「欲しいのあったら企画書に落とすから、好きなのとっとと決めろ」
と連絡。
6案のうち4案も欲しい と言われ、「お前贅沢過ぎ」と喧嘩するのも面倒なので、即効で企画書に落とす・・・つもりだったが、時間が無いのもあり、予算と共に製作会社にパスする。
とりあえず今日の段階ではOKだが、中途半端な後だしじゃんけんは辞めて欲しい。他の営業は営業が欲しいゴールに自分を道連れにするテクニックがある(人もいる)だけに、業務に追われるだけでなく、デザイン思想を組み入れて欲しいと思った。
他の若手の意見で状況を把握(同情)する…が!!!
彼が掘った穴に一緒になって落ちただけなのだが、ちょっと言い過ぎたのかなぁ?と考えていると、彼の同期(3年目・立命館大学)がタバコ部屋に居た。ちょっと事情を話すと
- 「おっしゃる事は超真っ当ですが、それは・・・キツイですよ!僕ら自分でスケジュール立てれなかったりしますからね。上の言いなりですから・・・。」
との事。だったら上に
- 「彼を14時にデスクに居させる必要がありますから。いいですよね。先に決まってた事なんでね。無理ならこの案件事故りますね。」
と話しに行ってもいいのだが、
- 「上に仕切られちゃった」
と言えないのは、きっと当人のプライドだったんだろう。(と思いたい)
WEBが嫌いならやらなきゃいいのに
車案件の弟分営業(4年目・中央大学)が、1人で仕切ってやってるし、上にスケジュール管理されると愚痴ってるので、3年目も同じ感じだと思ってた。部署によって環境が全然違うからな・・・。にしても 検品に上書きされるってのは、WEBは舐められてる。CMプランニングだったら、無駄に営業で群れて動く癖 にな。
環境的に避けれないのはしょうがないのだが、そもそも疑問を感じないのが問題 だ。
ま、断る材料が増えたw
自分からすれば最初の時点で
- 「・・・そんな言い方しなくても良いと思って・・・」
であり、彼が疑問を感じてさえ居れば、最初の喋りだしは無いだろうと思う。
ま、次に更に断る理由が出来たので、有意義な出来事であったw
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