1月分出来ました! monstroの方でupしました。上から三番目のファイルです。
今回の作成手順はこんな感じ。
- ・レイカ バランスウオッシャーでレコードを綺麗にする
・タンテ上でピッチを合わせて、一曲ごとに録音
・CUBASE上で一曲ごとにWAVES X-NOIXEでノイズを取る
・明らかなゴミノイズがある曲のみWAVES X-CLICKでノイズを取る
・EQではなくCUBASE 付属のマルチバンドコンプで各曲のバランスを整える
・一度WAVEで書き出す
・CUBASE上で重ねる。ピッチがズレる場合は波形を切り張りする
・マスターコンプかけなくても良いと思えるぐらい、MIX時のEQ、フェーダー操作をオートメーションに書く
・何度も聞きまくる⇔微調整
・マスターにWAVES C4とWAVES L2 – Ultramaximizerを使う。L2では3db~6db頭を抑える
・ほぼほぼ満足
・これで完成のつもりだったが、クラブらしいコンプがあるとどう聴こえるのか確認してみたくなったのでWAVES C1で-13db程まったっく深さが変わらないぐらい深くコンプする
・当然まとまりは良くなるが、特に最後の曲の瑞々しさが完全に死ぬ。隙間がなくなり過ぎる
・このまとまり感をkeepしつつ、隙間がある感じにならないか途方に暮れる
・逆にもっと整えるとどうなるかと思って更にWAVES C4を使う
・意外!逆に隙間が出来る印象!反面モロに効いてる箇所が出てくる
・C1、C4を辞めてLINMBにすると、死なずに整えられる感じなり、完成!
・WAVEに書き出し、itunesで192kbps / 44.1KHzでmp3にエンコード
・mp3を聞いてみると、一定であるハズのエンベロープが一定じゃなくなって変な揺らぎがある感じがする。ハットも歪む。凄く気持ち悪い。なんでこっちは潰してんのにこっちは野放しなのよ・・・って印象の下手なコンプかけた感じだ
・今までも同じ経験があり気のせいだと切り捨ててたが、せっかくここまで手をかけたファイルなのでもうちょっと頑張る事にする
・なんかいいエンコーダーないかなぁと探ってる最中に、とりあえずCUBASEからmp3に書き出してみる
・出来たmp3はitunesでの変な揺らぎはなく、少し粉っぽくなる程度。
・LAMEでのエンコも試みるがファイル認識出来なかったので、これで完成!
こんな感じで作りました。マスタリングに関してはまったく勉強してませんが、既に知ってる正論と自分の理屈と、音で判断してこんな工程になってます。
前回までは盤をレイカで綺麗にしなかった為、ノイズリダクションしまくりで、特にハットのアタックが削れるのでそれを補う為に、ちょいハイ上がりなバランスにして見事に後悔。今回はノイズリダクションの影響が少ない状態だったので(出だしは変だけど)、やりやすかったです。
これ以上ウチでやれる範囲はあまりなくて、そもそもの録音の状態を良くするしかないかなぁと思ってはいるものの、市販MIX-CDでは「潰しつつも殺さない」コンプを確認出来たりもするので、まだまだ腕上げる箇所はあるんだろうなぁと思う。
今後のMIXはよほど大きな失敗しない限り生録で済ませようと思うので、あまりこぉいう作業はしなくなると思うが、やる場合は市販品に近づけるよう、また試行錯誤してみようと思う。
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