企業をブランディングする音の体感

聴覚基軸の企画にあたって

付き合いのある製作会社のSTAFFさんから

「サウンドブランディングをやっている人がいます」

と教えてもらい、初めて自主的にセミナーに行ってみた。これ です。

先日、社内ブランディングの考案中に丁度見つけた、クラヤミ食堂 や、ダイアログインザダーク なんかの流れもあり、聴覚が人に与える影響の理屈のネタを仕入れておきたいという趣旨です。更に寺石さんはSUBLIMEのマーケティングもやってるってな事なんで、どんな人だろう?という覗き見心もあります。

“聴覚は、人間の脳知覚の40%を占める”

というポイントが 「いい加減解ってよ」という訴えの様に感じた。色々と説得材料である調査データなんかもあった。メモを持っていけば良かった・・・。

まぁ企業相手なんで、おしゃれJAZZYなんとかや、アンビエントチックな選曲が多いようで、ファッション寄りの客となら握りやすいだろうなぁと思った。

Nikonの事例

事例では、NikonのD80のCMが印象的。

Nikonの一眼デジタルカメラはD300でCanonと対等になったように感じているんだけど、D80の当時はまだまだだった印象。(ノイズの量とか) それがこのCMで “一眼デビューはNikon” という常識が生まれたように感じていた。自分も何気にこの音にはやられていて、このCMがSleepwalkerを知るきっかけになっていたりします。「キムタクと同じのは嫌だ・・・でもNikonかっこいいんだよな・・・。」という検討層がいっぱい居たのを知っている。まだ広告(CM)なんかが効くんだなぁと思っていた案件を、寺石さんがやっていたとは・・・。

音の重要性ってスペック化し難いので、仮に音重視の提案であった場合、「有名な○○の楽曲を使用する。なので話題にもなるし共感する人も多いハズでしょ?」という程度の提案しか出来ないのが現実。(←まともにチャレンジしてないけど) これは寺石さんも言われていた。さっそく自分のメインジョブの1つで “音でブランディングしましょ!” な企画書が書きたくなった。

最近、価格.comのCanon7Dのスレ をよくチェックしているんだけど、”シャッター音” を気にしている人の多さや、SONYの一眼デジカメもシャッター音を相当研究したという辺りからも、やはり耳からINPUTされる情報には人間は大きく左右されるハズ。PROJECTORの田中氏もFPMの楽曲からデザインを構築したって言ってるし。あと忘れちゃいけないのがw “音から得られる目に見えない様々なインスピレーションを洋服という形のあるものにする。” 黒田雄一だろう。ラッドと関わりがあったのは、ほんと良い経験だったなぁとつくづく思う。(その分苦労も多いんだが・・・w)

先輩を踏み台にする☆

はっきり言ってWEBそのものにはとっくに飽きてるし、オリエンなぞりの客先納品物作ってても何も楽しくない代理店ライフなんだけど、モチベーション高くやれそうなネタ見つけちゃった感じ。

「元博報堂の寺石さんがやってんだから、ウチだってやったっていいじゃん!」

を言い訳にw 公私混同を促進させてみようと思う。

DJタイム

セミナーの後はDJが入ってご歓談タイムへ。1曲目に Digital Justice / Theme From;it’s All Gone Pearshaped

寺石さんが「Galaxy 2 Galaxyが・・・」とか言ってたのもあり、なるほどなぁという感じ。

寺石さんに企画書を見て頂く

隙を見つけて寺石さんに直撃して名刺交換!先日メコノに向けた提案書(作りかけ)を強引に見て頂くw

2009-09-20 14-13-44
2009-09-20 14-14-02
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2009-09-20 14-15-00

3枚目・4枚目については、同意・共感の意見を頂いた。2枚目はパクり(完全な流用)である事をお知らせ。 「ソース元のクレジット入れておいてね!」とクギ刺されましたw

どうでもいいけど、寺石さんと 葵DCの青山社長 って似てるな・・・。

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