共感が多かったセミナー
何処の誰とは書けないが、”クリエイティブブティック” の人のセミナーがあった。メモから抜粋するとこんな感じだった。
- ・近年自分の仕事が人の目に触れていない感じがした。マス広告が利いていない事を実感した。
・「広告ですよ」というと利かない。
・コンテンツが良ければそれ自体が広告になるんじゃないか。そぉいう考えが生まれた。
・雑誌のコンテンツは今も決して悪くない。
・雑誌が好きだった。そこで学んだ。今は雑誌の為に働いている様なものw
・広告費を出版社に払う(レベニューシェア)ようなビジネスモデルを作った。WEB屋に買い取らせると、「買ったんだから後はどう使ったっていいだろう」となりがちで、出版社が潤わない。
・販売店のSTAFFが自信を持って売れるように、渋谷等でODMを行った。(客に対してではなく店員に対するODM)
・”CMは代理店が作るもの” としたから代理店は良かった。
・”世の中と機能している” を感じれるものが必要。
・広告で作れる物はしょせん出稿中の間だけ。
・2.3年のうちにONLINE(WEB?)でのオリエンテーションからマスへ繋がるようになるだろう。
・S○○○PがYAHOOが立ち上がるテレビを作った。開発済みだが諸事情?により現在は未発売。
・D様は今の半額でもスポットは売れないという見解を持っている。
・そこそこいい歳になったが、老人同士の馴れ合いをするのはイヤだ。今は疲れるけど楽しい。
・今まで自己実現としての “賞” があったが、日本でWEBの人は10人ぐらいしかいない。(賞はあまり関係無い?)
・近い将来クライアントが広告に絶望している事が、より明確になってしまうのが危険だ。
雑誌はコンテンツとしてイイ
自分の仕事は予算が少ない(D様の食いこぼし案件のWEBだからというのもある)ので、コンテンツ作るにしてもままごとの様なコンテンツにしかならず、なかなか自分でアガらないのだが、”雑誌のコンテンツは今も決して悪くない。” という自分と同じ認識(珍しい認識ではないが)から、他の事も共感が多かった。
WEBは代理店が作るもの
“WEBは代理店が作るもの” にはなっていなく、クライアントが製作会社と直でやってるケースも多い。更に自社にWEBチームを組んで代理店・製作会社に発注しないケースもある(自分がメーカーだったらそうするが)。世の中に代理店が必要とは別に思わないが、”WEBからマス媒体(現時点でのカテゴリでは)” という流れになっていくと、よりマス経験のあるクリエイティブブティックが代理店を食っていきそうだ。今まで行ったセミナーでは代理店の人のWEBの話っていうのは無いので、ウチ以外の代理店もWEB経験が少なそう(マッキャンはイケてそう)。
広告に絶望
“広告に絶望” は個人的にはあんな大金使って回収出来ているという現実に違和感を感じているぐらい。比較出来る程自分には知識が無いが、金かけるなら広告(露出)より販売チャンネルの拡大(導線←これも広告という場合もあるが)の方が意味がある商品はいっぱいあるだろうし・・・。
まず身内で考える必要があるんではないか?
しかし広告のプロであるべき我々が、社外の “元代理店。しかもD様” の人に色々教えてもらうという構図は正しいのかな?このクリエイティブブティックの人も随分お人好しだし、ウチらもプライド無いのかとも思う。(自分がセミナー受ける分には初心者なのでまだいいかな・・・とは思うw)
外部、身内、というより個だな
まぁ代理店がどうこうというよりは、自分がどうするか・・・だな。幸いウチはD様程大きくないし、老人は権力誇示よりも定年待ってるだけなので、ポジ要素もあるな。
LEAVE A REPLY