クリエイティブセミナーのレポート(クリエイティブ人員は古臭い)

どのセミナーだったか、検索しても上手く出てこないのだが、先輩がレポート報告をしてくれた。

業界のお偉方の事例報告だった様で、他にも色々あったのだが、気になったものが以下の二つ

FUJIXEROX SCANNIVERSARY

SONY CAM WITH ME的狙いなのは分かるのだが、しずらないし、この商品の意味がほとんど無い。プランナーとしては嫌な案件に感じる。一枚スキャンするのに50円もかかるのは高い。キンコーズ行った方が良さそう。

“全ての履歴はデジタルデータ化してタグを付けて管理していける”

“だから家庭用スキャナーではなく、高品質なXEROXのスキャナーで生涯保存しよう”

というライフログ発想があればまだ意味は分かるのだが、ただ

「スキャンしましょう!記念日だからね」

というのでは必然性が薄いなと思った。デジタルにしておく事のメリットも全く見えない。

CAM WITH MEに憧れたが、予算が追い付かなかったから・・・という匂いもぷんぷんするな。

NEW BEETLE 桜前線ラストラン

尚更意味が分からない。超自己満施策だと思う。その証拠に YOUTUBEのアカウント にある動画の再生回数は寒々しい状態だ。

何を指標にして実施にたどり着いた企画なんだろう?全く理解出来ない。

ワンワード化の背景が無さ過ぎる

そして元GT、現ワイデンの伊藤さんが

“脱WEB”

と言っていたとの事。

・なんで脱WEBなんだ?
・脱WEBしてその後どうすんの?
・既存マスだけやってたいの?
・WWWは既に生活インフラでしょ?

なんか広告屋とか特に クリエイティブの人は、一言で言い切って印象に残す事にプライオリティーを高く設定し過ぎていて、つじつまが合わないケースもある印象 が強まった。まぁ商業病なんだろうけど。

だから何? なコトを連発するクリエイティブ人員

更に誰の発言か覚えてないのだが

「これは非常に手間がかかった」

お涙頂戴出来ればいいの?
「バイラルさせる仕組みは人に考えさせる余白だ」

今に始まった話じゃなさ過ぎ。根本過ぎ。言う事は同じでも違う例えとか欲しい。

こんな感じで、もちろん表現のクオリティーへの追及の部分はリスペクトしている部分もあるのだが、クリエイティブと呼ばれる人達に対して “なんか古臭い” という思いが明確になってきた。

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