インタラクティブなんとかかんとか(ユニクロックは理解出来ない)

インタラクティブ広告のセミナーみたいのに行く。

自分はWEB広告をインタラクティブなんとかというのに抵抗があります。WEBは最初から上り回線があって双方向だった訳で、広告屋が難しいうんちく作って客を惑わす言葉 の道具だと感じてます。

2.0やらCGMやらというのも、そもそもWEBは最初からそうだった 訳で、”掲示板・BBS”がある時点でそうであったと思う。CMSの普及で自分もMT使って楽になった訳なので”よりやりやすくなった”だけの話だと思う。

それに特にラジオの「ユーザーからのお便り・リクエスト」が2.0コンテンツそのもの。ラジオからの一方的な発信に見えるだけで、その発信が”ユーザーアカウント”に変わって確実に発信出来るようになったのが昨今の2.0な事だと思う。

ユニクロック

どこがインタラクティブ???

で、広告屋の中で今年の話題の中心だったと思われる、ユニクロックの人の話を聴く。自分は元々「どこがインタラクティブなんだ?」と思ってたし、ジャンル区分けの整合性抜きにしても、

「この娘達のおまんこはどんなんだろう?」

以外は何も感じていなかった。ユニクロの服にはなんの興味も沸かない。※ユニクロはCP高くてよい商品作ってると思っていて、靴下、下着、寝間着ぐらいは買ってます。

受信者がブログパーツを張る・・・。ユーザーのHTMLから発信者のサーバーにデータのリクエストをする時点でインタラクティブではあるけども、ユーザーの表現や意思は何も入ってない。

「あなたもユニクロと一緒に時刻をお知らせしちゃいましょう!動画をアップしてね!」

であればインタラクティブだとは思う。

エロい仕込みはしていない模様

あぁいうギラギラしていない女子は世界的に見ても日本特有の女子だと思うので、それが外人には萌えただけで、仕組みの新しさや感じた事の無い刺激があったのかと思うと少なくても自分には何も無い。それが世界的に結構な数でブログに張られたという事実はよく分からない・・・。

「ある日のある時刻だけ大開脚でおまんこ見れる」

という期待が外人にあったからではないか?と眉唾で見てしまう。話題になる為に海外アカウントで

「おまんこ見ちゃったぜ!」

という記事を仕込んだとか、下心をくすぐるサブリミナルな動き・アングルを研究したとか、そぉいう話があったら面白かったな。

ほんとに話題になったの?

自分はテレビ無い生活なので広告に接する平均的な消費者サンプルではないので、井戸の中の蛙である自覚はあるんだが、そもそも 広告屋の中で話題になってるものが、消費者の生活で話題になってるかと思うと疑問がいっぱいある。

生活者の普通の反響は無い模様

そこで日本での反応をサクっと見てみると、「受賞したユニクロックです」という形で張られているのは多いが、「これ面白いです」という記事は今のところ見ていない。今検索で上位に出てくるものなのでしょうがない部分はあると思うが、国内での実態はこんなもんなんじゃないかな。

まぁ自分が同じ事出来たかと言えば出来なかったと思うので、負け犬の遠吠えでしかないんだが、残念ながら自分にはまったく魅力が分からない・・・。

大人グリコ

最近おぉ?っと思ったのが大人グリコ。ウチの近所のビルのODMで見ました。「それっぽい!」と共感はしたが、WEBに行ってCM動画見たりコンビニで買おうという行動はしなかった。自分にとってアテンションは完璧だったが、行動はとらなかった。認知・共感は達成したが、購買にならなきゃ意味がない。そう考えると 広告屋ってどこまでやればいいんだろう?

保証できないにせよ推定数値の提案は必須

自分で企画書作っていて気付いたんだけど広告屋って 「これしたらきっとイイですよね」 でしかない。結構無責任だw 現代のこの状況でこれしたら、きっとこうなるでしょう。目指せるでしょうという、保障は出来ないが目標数値も必要な気がしている。マーケがいるならそこまでやれるハズだ。

自分的に広告とか表現って、気持ち良い所に刺さる罠をしかけて、血は出ている(ブログパーツを張る、金を使う等の発信者側の思惑にハマる)が 気持ち良いから血を流し続けさせるというもんだと思う。ユニクロックが気持ち良い人が世界でそんなにいたのが不思議。あれを張ってると「お上品なあたし」を表現出来るのは分かるが、魅了までイクのかな。

おサイフ

その点、インタラクティブ広告の要素は皆無だけど、おサイフ には魅了されてます。実際自分がコンバージョンするかは別の話だけど、アテンションとしては僕はヤラれまくってます。

小奇麗なユニクロックと泥臭いおサイフの比較では、対極過ぎで趣味趣向の違いになってしまうので結論は無いんだけど、おサイフの様に “本来あるべき形ではない”?を埋める事、考えさせる事が大事 だと思う。

ダカラのCM

過去に?を感じたのはダカラのCM(この頃は彼女の家でテレビ見ていた)。“飲物なのに放尿って・・・なんで?” と考えさせれた。これも購買するかはまた別の話だし、むしろ購買欲求は下がる感じさえする。

自分はインテリぶってて中途半端な小奇麗ものを拒否してしまう生理があるので、申し訳ないがユニクロックはこれに該当してしまう。個人の趣味趣向は別にして、プロとして良し悪しは判断出来なきゃいけないと思うが、それでも理解出来ない。MIXI嫌いしかり、現代の広告屋としては向いていない気がしてならない・・・。

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