2006年まとめ

去年は激動でした。ホント疲れた・・・。

トピックはこんな感じ。

正月に鍵まるごと無くした
7年一緒だった彼女とホントに終わった
自分以外の長期カップルの別れラッシュ
学んでいた宗教のあまりの非の打ち所の無さに、現代で生きる気力を失いかける
仕事でボロボロになった
PARISの時の友人に偶然仕事で再会
ATOM、VANILA行った。
初代ボス電以来!携帯持った
2年振りにDJした
初野外DJした
MONSTROCITYの成長
転職2回した
TSUTAYAでJ-POP借りまくった
サドルが折れた
シートポストが折れた
彼女出来た

なんか良いことと悪い事がシンクロしてる感じがしてならなくて、凄く不思議な感じ。

正月に鍵無くして、1月末に彼女との別れを決意し(鍵無いからスムースに終わったw)、4月に転職してボロボロになり、その頃から彼女と終わった事が響きはじめ、しかも自分が決意した直後にその彼女は新しい男と一緒になっており、夏頃にカトオから転職の誘いの話があり、どぉいう訳か年末に彼女が出来る・・・。

特に誕生日(11月)越してから急に良くなった。日記にも書いたが、仕事では正直転職しなくても良い状態になったし。

彼女、仕事、宗教が5.6月あたりに集中してて、ほんと辛かった。

そんな中、MONSTROCITYの著しい成長が大袈裟だが生き甲斐になってて、なんとか無事年を越せました。2年振りにDJしたのもMONSTROCITY / JUST DO IT! でなければやってなかった。

仕事は11月までだったので12月はMONSTROCITYのサイト制作などをやれたのも良いタイミングでした。(間もなく公開予定!)

彼女が出来たってのも、その娘は6年彼氏無しで過ごした娘で、なんだか自分の前の彼女と終わるのを待っていたかのよう・・・。

J-POP借りまくったというのは、WE、モガミ、アレヒ、STAXでめっちゃウチの音が良くなったので、何聴いても面白くて、テクノなんかは、ほとんどが個人ミックスダウンだが、金のかかったプロジェクトの高額機材と凄腕エンジニアの音はどうなんだろ?って興味で借りてました。

かといっても自分的に、ゆずやコブクロなんかはあまりに趣味じゃないので、女性ボーカル物ばかりが集まりました。

BoA / capsule / Clazziquai Project / Crystal Kay / EGO-WRAPPIN’ / m-flo / Paris Match / Plus-Tech Squeeze Box / Toshiyuki Yasuda / くるり / カヒミ・カリィ / 中島美嘉 / 倖田來未 / 冨田lab / 宇多田ヒカル / 安全地帯 / 安室奈美恵 / 平原綾香 / 柴咲コウ / 浜崎あゆみ / 片瀬那奈 / 綾戸智絵 /

とかです。もっと普通にクラブ系のもがっつり借りてます。特にcapsuleは衝撃でした。TSUTAYAで物色してると「ピチカートが毒を持ってイイ感じに進化した感じ!!」な音が流れてて、速攻で店員に「今かかってるのなんですか!?」と聞いてしまった程。自分はピチカートの「どうよ。センスいいでしょ?」な感じがダメだったが、capsuleはジャケに本人達のビジュアル出てないし、音だけ勝負な感じで超ハマりました。

あとはm-floの手数の多さにビビり、くるりの「赤い電車 」→「ワールズエンド・スーパーノヴァ」がモロにbeat pop @ 三浦海岸そのものだった・・・。「宇多田ヒカル / ULTRA BLUE」は明らかに出す時期間違えた印象。これが響いたのか実際は知らないが、東芝EMIは大量リストラしたらしい。年末にやっと街でかかってる感じだったし・・・。「日曜の朝」なんてモロに今年のクリスマスの曲じゃん・・・。

2005年との違いは、マニアックが無かった事。自分は早く閉めるべきだと思ってたクチなので、決定事項を聞いた時正直ほっとしたし、丁度同じ時期にJUST DO IT!と繋がったのも不思議な流れだった。

クラブ界的には、既に数年前から世界的に「終わったもの」としての記事が出てるが、2006年は更に実感しつつ、でも完全に砂漠になってしまう訳ではない事も感じた。大きかったのが、wadaさんの止まらない進化。コンプガチガチでただ爆音のクラブ音響とは対局のmonstrocity。KEN ISHII / SUNRISER の地に足が着いている感じも良い意味で”ふりだしに戻る”感じがして、そぉいうのって後ろ向きっぽかったから拒否してたが、ただの焼き直しでは決してなかったし、自分にとっては意味のあるアルバムでした。

運営側も客側も「つまらなくなった」という意見が9割だけど、なんで過去のクラブが面白かったのか、あまり誰も考えていない気がする。自分含め、歳とっておっさんになってきたから、刺激に反応出来なくなってきたのか?という自問自答する人もいるが、それも多かれ少なかれあると思うが、若い子のクラブ熱中度が自分達の熱い時期より熱くなってないし、95.6年のマニアックでのwadaさんの生録を聴かせると「今クラブ行くのがアホらしくなります」という子もいるぐらいなので、自分らのおっさん化はあまり関係無い気がしてます。

自分的には、クラブ的美学を追い求めるやり方や、「クラブを終わらせてはいけない」という思想が足引っ張ってる気がしてます。

今年はデトロイトテクノの映画や、リッチーの自伝?DVDが出たり、既に「まとめ」に入ってる文化だと思う。そぉいうREGENDをいつまでもありがたったり、経験値しか売りがないおっさん達によって、前に進めないように見える。自分も気を付けなければだけど、GOLDやAUTOMATIX、MANIACの思い出話をしてたら生きる屍だ。濃かった物として、個人個人が内に持つものであって、それをネタに進行形に見せかけたり、信じ込んでは完全に懐古主義のおっさんだ。

前職ではクラブサイト担当だった事によって、某有名外タレDJのインタビュー記事の取り扱いをした事があって、最初の記事は「ホントに彼も隠居生活に入ってしまったんだなぁ」と寂しい記事だったが、翻訳家さんが「まだまだ進化し続けるアーティスト」という内容に訂正してきた事がありました。翻訳家さんのうまい舵取りに感動したが、自分以外の人もそぉいうニュアンスを感じ取ってしまった事に、より寂しくもなりました・・・。面白い事にその記事で、アーティスト本人が「リスクを犯してでも開拓する人が好きだ」みたいな事言ってたのが、裏付けになっちゃってて、開拓し続ける難しさを痛感しました。

そんな中だからこそ、一般的なクラブ的美学から離れていたとしても、新しい音の刺激を提供し続けるwadaさんへの信仰がより深まった一年でした。MONSTROCITY / JUST DO IT! にハマったのも、「クラブの次のフォーマット」を感じたからこそ。「夜明け前」を感じられた2006年でした。

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