-読書感想- Facebookをビジネスに使う本 / 熊坂仁美

2011-10-25 0-46-29

Facebookをビジネスに使う本 / 熊坂仁美

facebook完全活用本 / 田中康英

が完全に “使い方マニュアル” でしかなかったので、仕事での活用の為の勉強としては物足りなかった。

2011年7月頃の本屋は丁度、facebook本が目立つ所に置いてあり、その中で一番フェイスを取っていたのがこれだったので、買ってみた。


1:たとえばコーヒーのスターバックス。ツイッターが100万人に対して、フェイスブックは1300万人。スポーツブランドのアディダスは、ツイッターが3万2000人に対してフェイスブックは390万人。ディズニーランドは、ツイッター4万9000人に対してフェイスブックは290万人と、いずれもフェイスブックの登録者数は桁一つ違っている。

2:いやな言い方をすれば、フェイスブックは人の好みやおつきあいのデータを吸い上げてお金にしようというわけだから、当然反発もある。プライバシーの侵害だという抗議運動も起きている。

3:「ファンページは短期的な投資効果を求めるものではないと思っています。広告ツールではなくカンバセーション(会話)のためのツール、数字を上げることよりブランドをつくるものです。一昔前は、ブランドというと、企業が戦略的にイメージをつくり上げるものでした。でも今は、ブランドは企業ではなくユーザーがつくるものに変わってきています。ファンの数がそのままブランドになる。100万人のファンがいたら、企業にとって大きな資産になります。

4:『フェイスブックには何で(何のデバイスで)アクセスしていますか?』という質問ではモバイルからのアクセスが圧倒的に多いことがわかりました。モバイルで表示されないカスタマイズタブなどはあまり見られていないということがそこでわかり、ページ作りの方針が決まります。

5:「まず言えるのは、世界向けのビジネスをやるのでなければ、フェイスブックを使う意味がないということ。日本向けだけであれば、ツイッターやミクシィで十分でしょう。世界につながっているからこそ、フェイスブックのよさが活きます。

6:ソーシャルメディア、そしてフェイスブックの重要性を認識しながらも、ネガティブなコメントなどを恐れて二の足を踏む企業も多いと聞きます。でも、はっきり言ってその考え方は時代遅れです。ネガティブなことが起きたなら、それをポジティブに変えていく。その過程もファンからも丸見えです。だから、やるからには海外の人と真剣に向き合ってコミュニケーションをとるという覚悟をもってほしい。こちら本気になってこそ、ファンが増え、信頼が高まるのだと思っています

7:アルゴリズムは発表されていにので推測するしかないのだが、筆者の経験から言うと、リアルタイムで表示される記事は、よくアクセスしている個人ページとファンページの記事、自分が運営しているファンページの記事、そして数時間後に表示されるのは、「いいね!」やコメントがたくさんついた個人ページとファンページの記事である(例外もある)。

結論として、アクセスされない、記事に「いいね!」やコメントがつかないファンページは、ファンのニュースフィード(ハイライト)に表示されないということだ。

8:ファンページは「発信ツール」というよりも「コミュニティ」である。発信することにばかり気を取られて、会話を忘れてしまわないようにしよう。

9:失敗するパターンを見ていると、売りたい気持ちだけが先に立ち、価格表を前面に出したり、投稿の内容が「いかに製品が優れているか」ばかりが書いてあったりする。そんなセールス文句など、たいていの人にとってはまったく興味のないことだ。

10:海外では、誰もが知っている大企業ですら、そのブランドに甘んじず、相当頭を使ってコンテンツを考えている。そのチャレンジ精神、エンタメ精神には頭が下がる。そういった企業は毎日数千、あるいは万単位でファンを増やし、こうしている間にも、ますます強固な自社メディアを築き上げている。ソーシャルメディアの時代が来たことを知りながらも、何の手も打たない日本企業とは対照的と言えるだろう。

11:ファンを増やすためには、魅力的なコンテンツを提供し、会話をすること。しかしその前に必要なのは、まず、ソーシャルメディアが何なのかを理解すること

12:フェイスブック広告の特徴の一つは「いいね!」ボタンがついていること。しかし、広告のリンク先を一般のサイトにした場合とファンページにした場合とでは、この「いいね!」の意味が変わる。

一般サイトの場合は、普通の「いいね!」である。一方、ファンページの広告の場合は、ここで「いいね!」を押すと、ファンページの「いいね!」を押したのと同じ、つまりファンページに行かなくてもファンになってしまうのだ。

13:エリア、学歴、趣味など、海外向けの広告では相当細かく指定できるのだが、日本の場合まだユーザーが少ないためか、指定できる部分は限られる。対象人数はリアルタイムで表示される。

14:筆者の体験で言うと、情報を広めたい場合、たとえばスタッフ募集やセミナー告知などはツイッターが力を発揮する。フォロワーの方が親切にどんどんリツイートしてくれるからだ。一方、ちょっと深い話、共感系の話は圧倒的にフェイスブックの反応がいい

15:口八丁手八丁、商品がしょぼいのに売り方だけ長けている人が儲かる時代はもう終わった。ソーシャルメディアの世界では、嘘やまがいものや偽物はすべて白日の下にさらされ、実体がばれ、沙汰される。代わりに、人が求めるよい商品をもち、まじめに仕事をしてきたあなたのような人にスポットが当たる。

もう、本物しか生き残れない時代になったのだ。


2:ライフログの臭いを嗅ぎ付けられているからだろう。それで便利な生活が送れるんだから、嫌なら使わなきゃいいと思う。

そもそもつぶやき・日記を公開したり、いいね押してる時点でプライバシーも何もないだろうと思うw

6、8、9、10:数年前はソーシャルに手を出せず、指を咥えて悔しがるしかなかった企業も、最近は大分ソーシャルの活用は前向きになってきたなと感じる。ただ、”言いたい事が言える新しいタッチポイント” としてしか捉えられておらず、”生活者とコミュニケーションを深めるしくみ” という発想にはまだまだなってない。

これは代理店側にも責任があって、WEBを “おいおいマス媒体になるもの” というタッチポイントとして提案してきたのもあるだろう。ま、この考えもおいおい変化してくるんだろうな。

15:最後のまとめとして書かれているが、扱う商品・ビジネスモデルにもよるなとは思うし、何十年も前からずっと言われてる事だろうと思う。
そもそも財閥じゃないのに大きなビジネスが出来る時点で、相当変わったんだと思うので、インターネット→facebook の時代変化なんて、大した変化でもないと思う。
とりあえず、”facebookはビジネスとして活用するメリットはある” という感覚を得る初歩としては良い本なんじゃないかと思った。

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