6年ぶりにBULLET’Sに行った!!

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今年は震災後に安否確認のメールを貰い、誕生日にメールを貰い、久々にハリーさんとのやりとりがあった。そして友人であるAYAKOちゃんがロンドンから帰国中との事で、オープン前にBULLET’Sで再会する事になった。二人に会うのも6年ぶりだ。※先週はPARISから帰国中のEMIちゃんとハウルで会った。

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EMIちゃん、街ですれ違った元BULLET’Sのマイコ、滅多に行かないボノボで会ったMETAL等、ハリーさんとはお互いに共通の友人から情報を得ていたが、6年ぶりに会ったが何も変わってなかったw

BULLET’Sは、更に “夜のハリー幼稚園” が加速していたw 東京にこんな店があるのは誇りだな。ホントよく続けてると思う。

コミュニケーションも当時のまんまだ。自分がソファーに座るだけのアクションで「やっぱ変態!!!www」と爆笑するハリーさんだった。

AYAKOちゃんには 「喋り方が変わった」と言われた。まぁこの6年というのは マニアックがクローズしてから6年 という事でもある。MONSTROSTEREOの活動以外はほとんどクラブには行かず、かなり昼間の人間やってるので、まぁ喋り方ぐらいちょっと変わるかもしれないな。それなりにおっさんだしw

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そして、スタッフが来ると、「元の元の元ぐらいの彼氏の変態のTAKA-AKI」と紹介される。みんなハリーさんから自分の事は聞いているそうだ。どんな噂立てられてたんだろうw

まだ挨拶してない他のスタッフがオープン前のサウンドチェックで流した音楽は・・・BULLET’Sコンピレーション に入っている自分の曲だったw トイレに行くと当時のポスターがまだ張ってあったし、まだ売ってるとの事だったw

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そしてハリーママも来たw むしろ若返った感じだ。普通のおばちゃんの5倍の濃度でノンストップに続くトークを久々に体験!!ハリーさんの弟の子供(要は孫)とのコミュニケーションや、先日行ったという沖縄旅行の写真説明をされたが、やっぱり非常に疲れた・・・w

ハリーさんに若い男子を紹介される。「同じ変態として繋がれると思うよ」との事。彼は大学生で経済学を学んでいるとの事。若い子、更に学生とかって非常に興味があるので

「なんで大学行くの?何学んでるの?それって何のメリットあるの?」

みたいな、子供のような質問をさせてもらった。まずこの質問内容に面食らったとの事。

彼:「母親が、『子供を大学出させるのが私のミッションだ』と言うからです」
自分:「それはその母親が死ぬ時に “私は子供を大学出させたから、まぁまともな人生であった” という、彼女の免罪符の為だけの話だよね?」
と言うと爆笑していたw いかに大学に行かなくてもよくなるような、悪知恵を教えておいたw
自分:「なんでBULLET’Sに来てるの?」
彼:「大学の友達とか面白くなくて・・・。ここは楽しいです」
やはり気付く人は気付くのであると思った。幼稚園であり本当の大学院である夜の遊び場を、現代の若者でも必要とする人は居ると知って、とても嬉しかった。
彼:「言いたい事が旨く言葉に出来ない・・・」と葛藤しながらも、自分と会話を続けてくれた。
自分:「全然イイよ。ここはコミュニケーションの練習する場所なんだし。」

とかなんとか言っちゃった自分は歳食ったなと思ったw やはり自分はウィディストリビューションの山崎さん化してるなw しかし そぉいうおっさん は必要だと思う。

WADAが講師ならば、そぉいうおっさんは保健室の先生みたいなもんかも。どちらも必要だ。

彼:「これは抑えておけ!っていうの何かありますか?」
自分:「星子を作ったデニーさんのハウルに通う事。そしてWADAの音を聞く事。これだけでOK。パイオニアを知る事が大事!あとは全部フォロワーだから。」

完全にAZZLO視点で狭過ぎだろ!と思うのだがw まぁ自分はこれしか言えないだろうw そして彼の質問に対しては “効率の良い現代っ子” な印象を持ったが、物事判別する良質なフィルターを身につけるには、最高の講師二人だと思う。

周りを見渡すと20代前半の子ばかりだったし、スタッフも同様だ。そして音は相変わらずハードコアノイズとアンビエント的な音だったw 1000枚売れればヒットという超マイノリティー音楽の世界に、現代の若者もリアルに動いているという現実を見れたのは新鮮だった。

最後まで居た訳ではないが、BULLET’Sでレギュラーでやっている若い子達と、ドラッグクイーンの二丁目歌謡ライブに、モーリーロバートソン という、真っ当な興行という意識の欠片も無いラインナップのパーティーであったw 素晴らしい教育現場だw

ハリーさんとBULLT’Sは戸川昌子と青い部屋みたいな存在になる気がしていたが、やはり今世紀のそぉいう存在になりそうだと思った。

最後に握手をして別れたが、「私は変わらないから!!」と言っていた。”色々な意味で” というのは解ってる。大なり小なり美化している感覚はあるだろうが、この6年間会わずして彼女の愛を感じていた。まるで怨念の様な勢い・濃さであるw 特に自分は20代の多くを至近距離で浴びまくったので、間違いなく一生引きずるだろう。

震災当事は、BULLET’Sが避難所として機能していたという話しからしても、ハリーさんは例えるなら、日本のマザー・テレサみたいなもんだと思う。今BULLET’Sに集まる若い子達も、自分と同様に引きずっていくのだろうなw

自分はなかなか女性を尊敬出来ない。当事は彼女の燃費の悪さに色々苛立ったりしたが、今はその燃費の悪さ(長期的視点・粘り強さ)含め、超リスペクトである。

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