セゾンを知るコトはTOKIOを知るコト
最近引き篭もりだし、しばらく散歩もしてない。そんな最中、軽井沢のセゾン現代美術館で 堤清二 / 辻井喬 オマージュ展 やってるのを発見したので行ってみたくなる。要は “セゾンを作った種明し展” であり、”TOKIOの細胞見ちゃおう会” とも言える訳なので、日帰りでもなんでも行ってみたくなったのだ。
堤清二への関心
ちなみに堤清二に興味を持ったきっかけは 4億の案件でアート施策を企画していた所、アートとビジネスのバランス取りに興味を持った し、大好きだったTOKYOは実際はTOKIOだった気がして、そのTOKIOの大部分は堤清二が促していたような気がする からだ。
よくよく考えると、店舗のAZZLOは西武渋谷店でラバーコスチュームを扱う “AZZLO西武渋谷店” を、まさかの1F路面スペースに出していた時期があるしw セゾングループの出版社であるトレヴィルから
“女の放尿浴びる自分の顔を、レリーズで自ら撮影するジル・ベルケ”
とかw 丸尾末広、佐伯俊男らの作品を出版していた。SKIN TWOとかの洋書をロゴスに卸してたりもしたな。このロゴスへの納品はTAKA-AKI AZZLO自身 (このブログの筆者。以下AZZLO) も荷物運んだりしてたw
店舗のAZZLOとセゾンとの関係は深い・・・かどうかはわからんが、関係があったのは事実だ。
AZZLO自身の関心やアイデンティティを考察すると、必然的にセゾングループのボスである堤清二に辿り着いたという訳である。
彼女も間接的に堤清二との接点がある
更にAZZLOの彼女は過去にコム・デ・ギャルソンに居て、川久保玲に、みっちり育てられた人であり、ギャルソンも初期は堤清二がサポートしていた?ブランドという共通点があるので、一緒に行ってみると面白いかも?と思った。
・・・そんなAZZLOの彼女は、そろそろ海外に半年~1年程行くので、軽井沢 (セゾン現代美術館)→草津 (普通に観光) 旅行に昇華して行ってきた♪
※この旅行と彼女の海外での生活用にフジフイルムのX-M1レンズセットを彼女にプレゼントした。
凄く写りが良いのでAZZLOも購入検討中。よって今回の写真はXシリーズの写りっぽく調整してみた。
東京駅でボヤ騒ぎ…
まず朝、東京駅から新幹線に乗ろうとすると、煙が出ただなんだって事で、新幹線ストップ・・・。
AZZLOのちょっと後に改札通ろうとした人達は、立ち往生している。その場で待たなくても、近隣に居ればいいのに、わざわざちゃんと待つのが日本人っぽいよな。
「ま、30分程度で動くだろう」
と思っていたAZZLOは、タバコ吸ったり新幹線の写真撮ったりしていた。
しかし1時間経っても動かない・・・。煙なんて見かけないし、消火活動している感じもしないし、何をどうしてるのか・・・。報道の取材も来てた。
結局、約2時間遅れで出発・・・。自由席だったので社内激混み・・・。しかも各駅停車に変更になってた。
夜に一度、大宮から高崎まで新幹線乗った事があるが、昼間は初めて。子供並に車窓に食らいつくw
軽井沢到着☆
午前中には軽井沢到着の予定だったのだが、既に13:30。しかも特急券の払い戻しを可能にする判子を切符に押してくれているので、改札が激混み・・・。
15:30には草津行きのバスに乗りたいのだが、セゾン現代美術館の展示を駆け足で一周してくるぐらいしか出来ないし、当然川上庵本店で食事も出来ない (´・ω;`) ※元々ランチを川上庵で食う予定にしてた。
セゾン現代美術館へ
16:30の草津行きのバスに予定変更して、草津の宿泊先に到着が遅れる旨連絡をし、バスで中軽井沢→タクシーでセゾン現代美術館へ行く。
展示冒頭はセゾン以前の西武百貨店のポスター。今見てもというか、今見ると 「こんなエロくていいの???」 ってなのもあるなw
辻井喬のペンネームで作家・詩人でもあった堤清二だが、生原稿の展示もあった。結構丸文字でカワイイ字だったw
ある部屋の壁は、彼が手掛けた企業ブランドのロゴで埋め尽くされていたが、その中に牛丼の吉野家もあった。吉野家も堤清二だったとは意外。・・・そぉいえば当時 「400円で24時間腹いっぱいになれる東京 (TOKIO) って凄い!東京かっこいい!!!」 って思ってたな。ファミリーマートも当時弁当は旨かったもんなぁ。”ビックリチキンカツ弁当” いつも食ってた気がするw (今は一番弁当不味いコンビニだと思う)
2Fの展示は、超巨大な絵とかでかいのが色々あった。いわゆる子供の落書き的アート? 今調べたらそぉいうの “印象派” っつぅらしいがw そぉいう系がいっぱいあった。でも
って感じじゃなくて、なんかニヤニヤしちゃう良い 馬鹿馬鹿しさが気持ちよかった な。Relief Recordsのアホさ加減に近いw
絵なんだけど絵の具たっぷり盛られているので、立体物みたいで陰影が面白い作品が多かった。盛ってる絵の具を摘んで 「バキっ!」 と破壊してみたくなったが、間違いなく大変な事になるので我慢した・・・w ま、こんな いたずら心や考察を促すのがアートの価値なんじゃないか なとAZZLOは思うな♪ というか制作物全てに言えると思う。
アートの定義
僕が見つけた答えがあります。それは、「コンテンツとは、わかりそうで、わからないものである」 という定義です。こう考えれば、すべての疑問が解決できます。
という、川上量生の見解があったが、アートも同様に言えるな。
書いたのに公開してなかったのか? ブログ内を検索しても出てこなかったが、AZZLOのアートの定義は 「なんだかよくわからないもの」 という定義だw ※単純に未完のものを言い訳としてアートというのは違うと思うが。
“「アートって何だよ?」 の議論を促すのがアート”
とも言える感じするな。AZZLOの コンテンツの定義は “おしゃべりのきっかけ” だし。
広告業界では、特に昨今のSNS対応 (対策) を踏まえると、 「話題になるのが良い広告」 とかよく言われるが、話題になるとは、あらゆる井戸端会議的な “おしゃべり” が発生する事と言える。要は 「アレ知ってる?」 である。それはコンテンツだしアートとも言える。・・・とも言えるw
この考えは以前から会話レベルで常々喋っていたAZZLOの考えであるが、アートな人達と会話すると
「井戸端会議はアートじゃない」
と否定されるw 確かに井戸端会議の9割9分は、ただのゴシップである可能性が高いがw なんか 「アートは高尚なものざます」 的定義も違う気ぃする んだよなぁ。
AZZLOよりアートを知ってる彼女もビビる
ヘルムート・・・マルコ、ニュートン、ラングだったか忘れたが、AZZLOも知っている作家の作品もあった。AZZLOの彼女は 「やっぱこの人 (堤清二) やばいよ。○△□や●▲■の原画を個人でこんだけ持ってるなんて・・・(*゚∀゚) 」 とビビってたw
“間” がヤバいガラクタ作品
展示の最後の箇所には、ガラクタを継ぎ接ぎしてモーターが動く事で叩いて音が出る横6m×高さ4m×奥行き1mぐらいの作品があった。明和電機の大先輩 みたいなもんだろうなw
「・・・カ~ン・・・・・・・・ドスっ・・・・・・・・・チン・・・・・・・・・・・・・・・・・ボンっ・・・・・」
と、たまに4つか5つぐらいの音が鳴るだけの作品w 今の時代の感覚だと無駄過ぎwww
音 (空気) と反響とか意識させられるし、ダウンタウンの老人コント的な
「・・・w ・・・・wwwっ・・・。・・・・・・・・・・!?・・・・・・そ、それかよぉwww」
な面白い作品だった。
清ちゃんグッズは売ってなかった…
展示を見終えてショップを物色。清ちゃんストラップとか、清ちゃんマグカップとか、そぉいうのあれば全部買うのだが、無かった・・・w
かなり駆け足で見たが、面白かった!期待以上だった!!!
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タクシーを呼び、軽井沢駅へ戻って草津へ移動する。
軽井沢・草津行ってきた (´ー`) 2 (霊泉平右が無重力!)
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