2011/5/17発売。2012年初頭の読書。
元々、2011年末に実施した 成功案件 の企画の為に買ったのだが、提案前には忙してく読めず・・・w
実施直後、続編の依頼があり、「WEBだけで完結してるのはもう飽きた」 という気分で、リアルなしかけも色々やろうと思ってた最中の読書。
1:コミケは金儲けの場所ではない。買ってくれる人とのコミュニケーションの場。
2:コミケで黒字になるのは5%のサークルのみ。
3:江戸時代の菱川吉兵衛が描かれた女性に恋心を持った事象が、二次元ファンの元祖?BL作品もあったし、葛飾北斎の蛸と海女もあった。更に “正体は化け猫” という設定の遊女が人気になった。
4:如意輪観音像は仏像ファンには超エロい。
浜田ブリトニーがコミケ行ったり、パチスロメーカーに行ったりして、現場で体験する非萌え属性の方々からの感覚を 「ありえね~!!!」 と大声で言い、編集者の人が補足を入れるという、”博士と助手” 的漫画だった。
なんでもすぐ 「パコる」 という “エロい事すれば良い” と考える浜田ブリトニーに共感せざるをえなかったなwww
江戸時代から、いわゆる二次元コンテンツに萌える的な行為はあった様で、近年に始まったものではないという事が良く分かった。ヨーロッパではきっと彫刻に欲情する人もいたんだろうと思う。
萌系ビジネスって、秋葉原のイメージが強く “限られた人のもの” という印象が強いが、
高崎のイオンモールに行くと、毎回こういった車は1台は居るぐらいなので、全国的な趣向であると、改めて思うな。
そして、浜田ブリトニー “関係ない事を面白く伝える” 手法の上手さを強烈に感じたな。言うならば “翻訳” であるが、AZZLOが萌えアニメ系に興味を持ったのは “タレントよりもアニメキャラの方が翻訳になりやすく本質が伝わりやすい” であった事を思い出すな。
ゲーミフィケーションという手法ワードがあったりするし、なんでも、そのままではなく翻訳が必要であると改めて思う。
“やらなきゃいけない事をやりたい事に変換する” と常々自分自身、プロダクションさんに対して思っているのだが、この本の読書からの影響もある事を実感するな。
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