去年の7月に elektron monomachine と machinedrum を買ってから、久々に曲作りをしている。
上記ハードウェアを適当にいじってイイカンジのループになったら、単音ソロでMAC BOOK PRO + RME FIREFACE800 + ABLETON LIVE 9.1に録音して編集している。
制作段階は、細かい事を気にしたくないので、3000円のテキトーなヘッドフォン で行っていて、ABLETON LIVE のlimiterでマスターを6db程ピーク潰して、音団子状態で作っているw
ABLETON LIVE 上に、リファレンスとなる曲を乗っけて自分の曲と比較してみると、意外にも同じようなバランス!!!「な~んだ。もうwavesでのマスタリングとか無くても大丈夫じゃ~ん♪」 と楽観的に、2chにミックスダウン。念の為 MAC BOOK PRO上の itunes で再生してみると・・・恐ろしく音が悪い・・・w
制作時は24bit 44.1khzなのだが、24bit 96khzで書きだした方がいいのかな?試してみると、露骨にバランスが違う・・・w
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その後のミックスダウン・マスタリングの奮闘は別記事に書くが、こんな経緯から、普段音を聴く環境を考えなおしてみる。
普段音聴く際は、WINDOWSの itunes11 を AIR MAC EXPRESS 2013 から出力して聴いている。STAXは全く使わなくなっていて、なんかレンジが狭くて眠い音な印象が強まっていた。2005年8月の購入なのでもう9年・・・w そらタバコのヤニが振動フィルムにこびりついて、さすがに劣化しているという解釈をしている。
まず、普段よく聴く曲を WINDOWS + ABLETON LIVE 8.1 + RME BABY FACE で再生してみる。おそろしく高音質。itunesの音はドルビーBを通常のソースにかけたような音に聞こえてきたw
「itunesは音が悪い」 ってのはよく出る話だが、AZZLOとしては 「中途半端なDAC出力よりも、AIR MAC EXPRESSからの出力の方が圧倒的に良いので多少音悪いitunesでも相対的に悪くない」 という見解だ。しかしここまで違うとは・・・。itunesがある段階から音悪くなったんじゃないかと思うほどだ。
そこで!もうAIR MAC EXPRESSからの出力は諦めて、音が良いプレイヤーを探して聴き比べてみる。
WINDOWS + Bug Head Emperor + RME BABYFACE
- ・帯域バランスはABLETON LIVE 8.1とほぼ同じ。
・CAPSULE / CONTROL が問題なく再生される。ABLETON LIVE 8.1では若干滲んでいる事が分かる。
・PERFUME / ナチュラルに恋して の 「ポぅ!」 がちょい右にミックスされてる事が分かる。
・時間がかかる処理をすると、聴感上レベルが大きくなったりもするが、歪む場合もある。
・PERFUMEがやはり元の声は生声である事が実感出来るw
・NI MASSIVEのギザギザベースが凄い解像度だ
・定位が凄い安定してるな
・メモリーを750MB使用してる・・・w
・とにかくクリア
・”勢よくてかっこいい音”(歪んでたり団子になってる音) がなんでも無い音に聴こえるw
・ストップしないでリストから曲を削除したりすると、フリーズする。
・なんだかチェンバロが聴きたくなってくる。今ならあの倍音が見えそうな気がする。
・中田の自宅スタジオのノイズが分かるw
・エンベロープが超絶的に正確だな。
・マスタリングでノイズ取ってる事が想像出来る曲があるなw
・音がでかい曲と小さい曲の差が大きくなった(聴感上もレベルメーター的にも)。
・温かい音とか冷たい音とか、そぉいう概念がもう無くなるなw (あるにはあるが)
・最近の変更の感想と逆で、OKだった曲がNG曲になった(良い曲のトップが格段に伸びた)
・The Shamen / Boss Drum が更にハットが煩くなくなった。
・生演奏ものは、演奏の会場で聴いてる感じが強まるわ・・・。
・イマイチだった、miwa / Delight が、まぁ違和感なく聴ける。
・きゃりーぱみゅぱみゅ / なんだこれくしょん(アルバム) のコーラスが分かるな。
・きゃりーぱみゅぱみゅ / なんだこれくしょん(アルバム) は、以前から感じていたが、相当ボーカルのハイ削ってる感じする。
・95.6年のマニアックラブでの生録の2013年AZZLO (プリ) リマスタリングは・・・悪くないが、もっとやるべき事が分かる。
・脳内補正が要らないので、美化される感じもないw
すげ~音イイ!がシーク出来ないし、使い勝手は最悪w アナログレコード聴くよりも面倒臭いかもw 逆に一曲一曲を正座して聴く感じで、本気で音聴く時はいいかも。
しかし、毎度D&Dで曲を入れないといけないし、itunesの様な楽曲管理的な要素は皆無なので、JRMCも試してみる。
WINDOWS + JRMC + RME BABYFACE
- ・Bug Head Emperorより若干解像度が低く、マスターで3dbほどのリミッターかけた的な団子感があるが、とてもスッキリしているクリアな音。十分だ。
・itunesからライブラリ情報を書き出しJRMCにインポートした。登録日時だけインポートした日時になったが、他の情報は問題なくインポート出来た。
・WAVファイルにもジャケット写真が埋め込めるみたいだ。どうやらDBに書き込んでいる模様。
・動作が軽い。
・初期設定ではボリュームを操作しても音量が変化しなかった。(変更出来る) これはボリュームをバイパスして、余計な処理をしない為の模様。かなり音質へのこだわりが分かる。
改めて WINDOWS + itune 11 + AIR MAC EXPRESS 2013
- ・やはりハイは露骨に落ちているし、解像度は酷いものであるw 完全にAMラジオ。
・テキトーなヘッドフォンによる爆音との掛け合わせで “鼓膜コンプレッション” を踏まえたフラットを認識していたが、そら無理がある事を明確に認識w
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もうitunesとAIR MAC EXPRESSは使わないだろうから、さっそくミキサーへの接続を外そうとすると、RME BABY FACEからの入力のEQのミッドハイとハイが1時ぐらいの位置になっていた・・・。テキトーなヘッドフォンがあまりにAMラジオクオリティーなので、若干ハイを上げていたのだった・・・。
itunes + AIR MAC EXPRESS2013 がハイが落ちているのではなく、RME BABY FACEがハイが強くてクリアになっていただけだった・・・w
改めて聴き比べをすると、傾向は変わらなかった。itune 11 + AIR MAC EXPRESS 2013 は音が滲んでる感じするな。
STAXでも久々に聴いてみると、劣化していると認識していたのだが、まったくそんな音ではなく、非常にクリアで繊細なSTAXの音を変わらず体感できた・・・w
歪んでいたフラット認識を改める良い機会になった♪
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