金曜日19:30頃、元マニアックラブスタッフの山下くんから連絡が。
- 山下くん:「東京女子流のライブ見にUNIT行こうよ♪」
AZZLO:「クラブみたいな場所は行かないよ・・・(とは言え、ナイル・ロジャース楽しかったし、こぉいう誘いには乗るべきかなぁ・・・)」
山下くん:「松井寛のアルバムリリースパーティーなんだけど・・・」
AZZLO:「は!?!?!?イクイクイク!!!!」
AZZLOは 1991年発売の松井寛 / CALL YOU BACKが大好き で、今までで一番聴いてきているアルバムだ。
WEBで調べた所、近年はあらゆる人へ楽曲提供 (アレンジ) している模様で、本人の新たな楽曲はもう聴けないと思っていた。そこにいきなりの山下くんの誘い。しかも山下くんは松井寛ではなく東京女子流目当てなので、もう奇跡の組み合わせだ♪
松井寛は、何か歯車が合わず、たまたま小室哲哉、中田ヤスタカと同等の知名度がある音楽家になってないだけで、日本最古で最高のクラブトラッククリエーターだと思っている。1991年の時点でコレをリリースしているのだ。
しかも当時、芝浦GOLDで誰かから教えてもらったのだが、「あのアルバム (CALL YOU BACK) はAKAIがスポンサーでサンプラーだけで作ってるんだって!」 という話だ。おそらく時期的にメモリー容量2MBのw S1000 だろうか。
「REI HARAKAMIが嫌いな人は日本人じゃない!!!」 ということわざみたいな価値観があるが、「松井寛が嫌いな人はTOKIO人ではない!!!」 とAZZLOは思うw クラブ的に言うと “日本のトッドテリー” だと思う。
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という事で代官山へ。代官山の駅降りるのは10年ぶりぐらいだろうな。駅前にファミマが出来てた。
そして、約20年ぶりに 代官山FLW 代官山UNITへ。UNITへは初めてだ。
あの長い長い階段を下っていくのを楽しみにしていたのだが、普通の階段になってた・・・。
当時の宗教儀式会場みたいなダンスフロア (スピーカーが支柱の中に収まっていて見えない) も、誰が回してるか分からない (DJブースが壁の奥にあってスリットはあれど覗きこまないと誰が回してるか分からなかった) DJブースも無かったw
ライブハウスの様な空間。人の入りは8割埋まっていて、フロアには既に入れない状態。バー付近は人を避けながら動けるぐらい。まだ21時前なのだが凄い人の入りだw
音はバー付近でしか聞いてないが、”クラブにしては歪が少ないクリアな音” って感じ。適度に歪んでいてボーカルとか破綻するのが “会場の音” な感じでアガる。
松井さんがDJ中で、色々な日本語歌ものハウスをかけてる。キックとベースが松井さんの音なんで、きっと彼の作品とかREMIXとかなんだろう。ホント松井さんの曲はキックとベースだけでイケる。会場のコンプかかると張りのあるグルーブが増強される低域なのだ。
山下くんお目当ての東京女子流のライブが始まる。まだ未成年の女子グループみたいなのだが、そんな女子に
- 「みなさ~ん?ノってますくぁ???盛り上がってイクよぉぉぉ!!!」
とかMCされて、非常に恥ずかしいおじさんAZZLOだったのでしたw
次のライブであるライムスターの宇多丸さんが始まった頃、山下くんは腹が減って限界なので、会場を後にする。ライムスターは 人生初!テレビ買った!!!時に共感 したので、なんか繋がりがありそうだな。
会場でCD売ってたので購入!!!
Mirrorball Flare + Royal Mirrorball Discotheque (2枚組ALBUM)
超楽しみ!!!
飯は、中目黒の もつやき みのる。旨くて安くて良かった!!!
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帰宅してさっそくリッピングしてJRMCで再生っ!!!
松井ワールドが今の音質で聴ける(涙)
(前作であるCALL YOU BACKは、1991年発売で、当時は相当音良かったが、今では単純に聴感上レベルが低い。今の様なコンプ深くないマスタリングだから、隙間があって面白いけど、その後に聴く曲が最近の曲だと爆音過ぎてビビる事になるのだ・・・w おいおいAZZLOリマスタリングしようと思っている。)
- 1曲目の “Voyager suite” は、中田ヤスタカの新曲と言われれば “音質違うけど・・・なるほどNI MASSIVEブリブリは辞めてそうキタか!” ってな入り方だ。
4曲目の”Bogota” はCO-FUSION (DJ WADA + HEIGO TANI) の新曲と言われれば、「おぉぉぉヽ(*´∀`)ノ 」 と騙されるグルーブ!!!すげ~~~カッコイイ!!!!
5曲目の “Mas03” もほぼCO-FUSIONw
6曲目はちょっと竹村延和。
7曲目の “Ximen” はWADAさんのDJで最初の3曲以内に使われてそうだ。REI HARAKAMI的ポルタメントもあるw
CO-FUSIONはTANIさんの別仕事が忙しいので活動が難しいって聞いているが、DJ WADA+松井寛の新生CO-FUSIONなんかあったら、超絶カッコイイだろうなぁ \(∂∇∂)/
8曲目の “Count Three” は “大沢伸一がMONDGROSSOとして新曲を発表” な感じw TOKIOだぁwww
9曲目の “Paint in Black” はWINKが歌ってそうw ※JOSH WINKではなくて女子2人組のWINK。
10曲目の “夕暮れて” もイントロがストリングスなのもありw 大沢伸一楽曲な感じ。サビもかなり大沢伸一チックだ。アニメ映画のエンディングとかに使われてそう。しっとり良い曲。
23年経っても変わらない松井音色・細かいパンニング♪松井黄金比というのが当時からあった感じするな。そしてGlitch的演出もあるし、現代のものに昇華されてる!!!
- “中田ヤスタカで、竹村延和で、CO-FUSIONで、WADAさんのDJプレイで、WINKが歌って、大沢伸一で、アニメ映画エンディングなアルバム”
って、もう意味わかんない表現だが、これが1人のアウトプットでまとめられている。凄い!!!これでDJ KRUSH的煙たい感じの曲があったら、”日本クラブ全部入りアルバム” だな。
どの曲もTOKIO的キラキラ感があるなぁ。Mirrorball Flareというタイトルは凄く音を表してるな。AZZLOはクラブに 「今世紀入って10年以上経ってるのに今だにミラーボールが回ってるのが意味わかんない」 と思うのだが、この音だったらミラーボール可だw 懐古主義のミラーボール依存ではなく普遍的ミラーボール快楽だと思う。
東京女子流楽曲も聴いてみる。
コレ知ってる!!!ある時期、ももいろクローバーZを調べていた際に辿り着いたPVだ。「外国人に 『カズノコテンジョウ』 『ミミズセンビキ』 って教えるな・・・w」 的な “悪い大人の遊び” を感じた楽曲だ。こんな子供にこんなしっかりした楽曲を当て込んでいるギャップにセンスを感じていたのだ。松井さんの仕事だったとは・・・w
2枚目の東京女子流のノンストップミックスは、”運命 -Royal Mirrorball Mix” のシンセリードめちゃくちゃカッコイイな♪ 当時の宅録っぽいスネアがたまらないw コレ一曲通して聞きたい・・・。超ライブで映えるな。紙吹雪曲だ。
全部デフォルトでRoyal Mirrorball Mixで出しても良いと思う。
- “PERFUMEみたいに 『ドン!ドン!』 いってるけど、少し人数が多くて音がキラキラしてるアイドル”
として認知された方が、立ち位置が明確になりそう。
・・・まだミックス全体を通しで聴くのはAZZLOには辛いので、インスト集を発見!
これで松井寛の業を色々楽しめる♪
松井さんは、いわゆるクラブミュージックから始まった人ではなくて、ちゃんと音楽理論学んだ人なんだろうなぁ。そこにクラブ的ビートと高揚感が噛み合うと、TOKIOになるw
調べてみる と、
- ・幼少期よりピアノ・エレクトーンを習い才能を開花させる。
・ヤマハJOC(ジュニアオリジナルコンサート)に参加し、作曲理論やコードを学ぶ。
とあるので、やはりダンスミュージックとしてだけでなく、楽曲としてのクオリティーが凄い訳だ。
そして!!!
- ・PARCOが主催し坂本龍一氏が審査員を務めた多重録音コンテスト「オルガン坂大賞」にて2位を受賞し、高校卒業後、PARCOの音楽出版預かりCM音楽作曲家として活動する。
とある。
やはりTOKIOの主、堤清二の息がかかった人なんだなw
次のアルバムは23年後ではなく、5年後ぐらいには出して欲しいな♪死ぬまでに新たにあとアルバム3枚ぐらいは聴きたいw
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