勝ちたかった競合コンペで勝った!! をカンヌに応募したい “かも “の社内MTGがあった。
応募理由が全くない
会社的視点
・エントリー費がかかる。ウチの会社は 貧乏な癖に背伸びし過ぎ だ。
・”賞を取ったプランナーのみ参加出来るプレ” という案件を聞いた事がない。よって 受賞してもビジネスチャンスが広がる訳ではない。
・受賞しても業界内だけの話題であり、生活者の話題にはならない。よってクライアントのメリットにもならない。
・社長はこの案件に対して「ウチをエロ会社にしないでくれ!」 とマジで言っているw
個人的視点
・自分はそんなミーハーな田舎者ではない。
・生活者からの評価が一番。尊敬していない業界人の評価なんて糞くらえである。
・審査員の小遣いの為に自分は働いている訳ではない。
・世の中にあるものを探しだして賞を出すなら理解出来る。しかし エントリーしたものを審査するという怠慢な姿勢には共感しない。エントリー費が捻出出来ないものについては、彼らは知らないままだ。努力してないくせに、審査等と偉そうな事する人間の審査なんて価値があるとは思わない。
・「賞取って良かった!」という話を聞いた事がない。
・エントリー費払えるなら手取りで貰いたい。
・賞があろうがなかろうが、人で仕事をするものだ。
・賞がないと成り立たない人はそれまでの人だ。
・”車が無いと女子をデートに誘えない” みたいな、”いかに裸の自分は無能であるか” から抜け出したい 超コンプレックスありありな感じが好きじゃない。
個人的な事は抜きにしても、会社のメリットになりそうな点が見当たらない。
パブ飛ぶなら意味があるけどな
電通がテレビで “今年のカンヌは・・・!!!” とかいうニュースでも流す様にテレビを動かせばクライアントメリットもあるので、会社のメリットも紐付いてくるだろうが・・・。
トンマナからして受賞はあり得ないし…
去年PT1を日本の広告賞に応募させれらたのだが、受賞する事はなかった。エントリー費と素材を用意するだけ、無駄であったw
正直、去年のWEB施策で 本当に生活者がザワっとしたのは、この案件だとは思う。GOOGLEトレンドにも時事ニュースに紛れて4位にランクインしたぐらいだ。新聞にも載ったし、テレビでの紹介もあった。”ただのWEBコンテンツ” がそこまでの話題なるのは少なくても自分は知らない。
よって “アイデア賞” 的な “よ~わからんけど確実に話題になったみたいだね!” な感じの賞は何か得るとは思ってはいた。
ま~~しかし、日本の広告なんて結局は “二枚目” “インテリ気取り” “セレブ” みたいな、お上品な事が好き で、自分のこの案件はちょっと刺激が強過ぎたと解釈しているw
この導線で妄想をすると、カンヌも結局かなりお上品好き だと思うし、受賞なんて無いと思うんだよなw 一応フランス人が好きな傾向の内容だとは思うが、カンヌの受賞作品から察するに、この案件は違う側面も強い。
仲間の為にはあった方がいいのか…?
まぁ自分一人でやった訳ではないので、「故に応募すら絶対にさせませんから!!!」とは言わないが、疑問はぶつけてみた。
- 自分:「カンヌ採るとどんなメリットがあるんですか?」
応募員:「それは、AZZLOくんが社内外で有名になって、やりたい事がもっと出来るようになるよ。あるプロダクションの人は、カンヌ受賞した後に、役員になっちゃったしね。」
との事。最近 “プロダクションの為に自分が偉くなる必要性” みたいなのをちょっと考えていただけに、正直その場は結構納得してしまったw 踊る大捜査線の室井と青島みたいな関係性だw
極論自分はアホ妄想出来れば金を産まなくても全くOKだ。所詮子会社からから来たお手伝いさんなので、ビジネス力がある訳がないのだw しかし営業やプロダクションは金も無くてはならない。彼らの為に金にする可能性を高めるのが一応会社員の自分のミッションだろうしw 会社員抜きにしても人同志の付き合いとして必要な意識だと思うw
AZZLOメリットを考えて頂けるのであれば…プライオリティが違う!!!
しかし!!!!!ちょっと時間が経つとやはり会社の矛盾に気付く。
仮に受賞した場合、AZZLOにはメリットがあれど、応募員にはメリットが無いという事だ。であれば、「AZZLOてめぇ一人でやれよ!!」でいいんじゃないか?
更に全員ではないが、会社の一部はAZZLOに辞めて欲しいと思っている。そしてやはり 子会社の偉いおっさん だ。
先日子会社の発足(合併)5周年記念パーティーだったのだが、得意先での定例が元々入っていたので出席しなかった。確実に「お前パーティーにも来なかったし減給だ」と言うんだろうw ま、そうしたければやればいいとしかもう思わないがw むしろそうして欲しいぐらいの勢いの気持ちがあるw
応募員に聞かされたのは “AZZLOくんのメリット” として聞かされたが、であるならば、“AZZLO思いではない会社の現状” に矛盾を感じる。それは辞めて欲しい人と、子会社の偉いおっさんだ。
自分でこの様に書いていて、小さな事過ぎてどうでも良いとも思う のだがw つじつまが合わないのは見逃せない質 だ。よく会社に言うのは
- 「偉いおっさん達のAZZLOに対する意見を統一して欲しい」
である。
“お前イケてる。追行せよ!” と “お前ゴミ。辞めろよ” が両方ある。
まぁ偉いおっさんの中でも ヒエラルキー的に上の人は “追行せよ” であり 低い人が “辞めろよ” なので、前者を優先して解釈してれば問題ないハズだが、自分からしてみれば、”高くても低くても本社の偉いおっさん” として捉えるので、つじつまは合わせて欲しい と思うなぁ。
まぁ、屁理屈なんだけどねぇw
って事なので、”AZZLOのメリット” とは言われても、ヒエラルキーを利用して、いじめてくる偉いおっさんも居るので、そこは「ホントかよ?」と思わざるをえない。・・・というかあえて言っているw
転職がスムースになる為のカンヌなのか…
応募員には自分を育てた偉いおっさんも入っているので、この疑問・・・というか言いがかりをぶつけてみるw
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