machinedrumを買ったが…
まだ記事を書いてなかったが、elektron monomachine に続いて、machinedrumも購入していた。
monomachineと比較してリズムは圧倒的に張りがあるのだが、いかにもリズムマシーンの設計で、想定外の音にトライするモチベーションはmonomachineの方が圧倒的にある印象。
“TR-909だけ” の方がアガる☆
どうも煮え切らないのもあり、YOUTUBEで色々見ていると、ジェフ・ミルズの動画に辿り着く。
以前見た事がある動画だが、なんだこの説得感・・・w ただのリズムマシーン単体の音であるw
46分辺りからTR-909が入ってくるのだが、前後のレコードと比較して圧倒的に音が良いw 存在感が違い過ぎるw
ハットとクラップが入れ替わりするだけだが、何なんだこの説得力・・・・。
録音状態は決して良いとは言えないのに理解出来るこの差は一体・・・。1時間の動画内でも一番盛り上がってるw
演者(ジェフ・ミルズ)のテクニック・センスもあるのだが、圧倒的に出音が違い過ぎるw
“音が良ければ何でも良し” な超初期衝動な表現だなw でもその方が説得力がある・・・・w
SPASTIKとTHE BELLS
最近のジェフ・ミルズの楽曲はよりTR-909押しが促進されている感じがするし、音色そのものは飽きてるのだが、この圧倒的な説得力で、頷かざるをえない世界観がある。
個人的には、クラブテクノは終わった文化だと思っているのだが、その中でのアンセムはリッチー・ホウティンのSPASTIKと、ジェフ・ミルズのTHE BELLSだ。
両曲ともに “だからなんなの?” なんであるがw 何故か強烈な説得力があるんだよな~w
SPASTIKは 「トゥトゥ~ルトゥトゥルトゥ♪」であり、THE BELLSは 「トゥンタルァンタントゥンタルァンタン♪」であるw
SPASTIK(リッチー・ホウティン)は音からしてTR -808も使っている様に思うが、ジェフ・ミルズはひたすらにTR-909 だw
「トゥンタルァンタン♪」 言ってれば世界中どこでも生きていけそうな気がするwww
懐古 / 原理主義を更新出来ない…
おっさんAZZLOだからこその懐古主義で依存するものではない?圧倒的な説得力を感じる。もう論理ではない領域だと思うw
最近初音ミクの楽曲・動画をfacebookdでシェアしたりしているが、AZZLOは、音も画質も最悪なこの動画だけで生きていけるw
悪く言うと懐古主義・原理主義的な面があるのだが、常に自分自身を疑いつつも、これを更新する事が出来ない・・・。
この歌詞もない、「トゥンタルァンタン♪」 が世界共通で説得力がある事が説明がつかない・・・w
限られた環境の方がクリエイティブ
調べてみると、リッチーはNIとかの製品開発に協力してるし、色々と最新テクノロジーを活用している。しかしジェフ・ミルズは機材も何もほぼ変わっていないっぽいw
むしろ 「限られた環境の方がクリエイティブ」 みたいな事をジェフ・ミルズは言っている。確かに音色は全く新しくないのがジェフ・ミルズ だw でも音色は古臭いが説得力が全然違うのがジェフ・ミルズだ。
20年前からTR-909から更新をしないジェフ・ミルズ。当時から圧倒的な説得力を持つ TR-909と心中した生き様 なのだろう。
終わったかもしれないが説得力はある
一時は、ジェフもリッチーも、自伝出したり、ファッションブランドやったり、「あ~マネタイズに入りましたか?」 って印象を持ったのは事実だが、今初めて凄いと思えるw
多分若い子でもこの説得力には膝まずくしかないのが現実なんだろう。
テクノにおけるジミ・ヘンドリックスはまだ出てきていない
95年ぐらいのエレキングかなんか?のジェフのインタビューで強烈に記憶に残っている言葉がある。
- 「テクノにおけるジミ・ヘンドリックスはまだ出てきていない。それはこれを読んでいる君かもしれない」
である。
95年時点で、既に偉いおっさんのジェフ・ミルズは、自分を更新する人が出てくる事を肯定、むしろ期待していた のだと思う。
- “更新する途中経過に価値がある”
と言えないだろうか?
AZZLO的感覚で言うと、この途中経過こそが文化である。
そのオチか・・・w という感じであるが、更新を拒む、企業の偉いおっさん達は、自らの功績すら残せないで死んでいくであろう・・・w
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