-読書感想- グローバルエリートの仕事作法 / 梅澤高明

グローバルエリートの仕事作法 / 梅澤高明

2015/6/27発売。2015年8月の読書。

チンコのうた – The Penis Song を生み出したスプツニ子の旦那である梅澤さんの本。

とにもかくにも、梅澤さんのチンコが気になるが

「クラブは文化シーンの重要な装置でもある」 WBS 2014 09 16「渋谷に若いクリエイターを吸引するっていうパワーが無くなってしまう」 WBS 2015 04 28「最後に残された人間のアイデンティティはなんだ?」 WBS 2015 06 16「最後まで人間が強みを持てる能力はなんなんだ? クリエイティビティと感性の領域においては、人工知能の進化は一番 『遅い』 でしょう」 WBS 2015 03 27「宇宙ってのはひとつじゃないですか」WBS 2015 10 26AZZLOが普段言ってる事を梅澤さんもWBSで言っているので、むちゃくちゃ共感している人だ。迷いなく購入。


1:世界を目指すことなく、日本国内で職業人生を穏やかに送りたいという人も少なくないでしょう。ドメスティックな環境で働くほうが安心できるというなら、それはそれでいいと思います。

ホントそれはそれでいいと思う。しかし、その手の人は、そうでない人を否定するような言動が少なくないと思うので、その点は辞めてほしいと思う。

2:これからは、役所や銀行でさえ一生勤められるとは限りません。もはや日本国内に、相応の処遇を期待できる安全地帯はないと考えるべきです。 もちろん苦戦する業界もあれば成長する業界もあります。また、衰退する業界の中でも成長を続ける企業もあるでしょう。ただ、ドメスティックな産業は、日本経済凋落の影響を直接的に受けるリスクが高いことは確かです。日本企業に就職するなら、そのことを踏まえておくべきです。 すでにリタイヤが見えている世代の人なら、沈みゆく日本経済やドメスティックな産業にしがみついて定年までしのぎきるという生存戦略もあるかもしれません。 しかし、若い世代がいまからしがみつくことを考えるのはどうでしょうか。

これもつくづく同意で、そら年齢とともに細かい変化には気付き難くなる傾向は誰しも持っていると思う。本人が変化をするにも限界があると思う。しかし、それはあくまで個人の話であって、組織として現代適応しないのならば、明確に倒産を目指しているという事になるんだよなw 伝統工芸なら良い・・・というかむしろそうあるべき領域もあるが、大半のビジネスにおいては自殺行為だと思う。

そして、”若い世代がしがみつく” というのは、”自分で考えられないから既存大企業で言われるがままで安泰に暮らしたい” 日本の高学歴者の傾向があるので当然な事だと思う。※全員ではないが割合的には多いハズ。

3:企業はMBAに社員を送り込みます。それなのに、なぜ帰国したMBAホルダーに冷たい態度を取るのでしょうか。 最大の理由は、「学校で学ぶことなんて、実践では役に立たない」 という現場進行だと思います。 日本は職人の国で、職人の技術は暗黙知として伝わってきました。そうした知の伝承スタイルは、いまの企業の生産現場、さらにはホワイトカラーの現場にも生きています。一方、MBAで学ぶのは暗黙知と対極にある形式知です。暗黙知を大事にしてきた現場から見ると、それを軽視するようなMBAのやり方が鼻持ちならないもののように映ります。その結果、「実践をなめるな」 「現場は甘くない」 という感情的な反発が起きるのです。 私が思うに、MBAへの企業派遣は、採用戦略上の意味合いが強いのではないのでしょうか。これから就職する学生にとって、会社のお金でMBA留学できる仕組みがあることは非常に魅力的に映ります。MBAへの派遣は、いわば優秀な人材を釣るためのエサとして利用されているのです。

“MBAは役に立たない。しかし釣る為にMBAを実行する” という事か。 “優秀な人材をMBAで釣って採用する → 後で否定する” だったら、やんなきゃ良いと思うんだがw おそらく人事担当者の労働履歴の為だけに存在するメニューみたいなもんなんだろうな。

4:現在はどうでしょうか。ホンダに限らず、先人たちの活躍によっていまは日本メーカーのブランドが認知され、売れる仕組みや現地でつくる仕組みはかなり確立されています。いま日本企業の海外部門にいる人は、その仕組に乗っかってマネージするだけでも、ある程度の結果が出せる状況です。もちろんいまも現場では仕組みを改善するチャレンジが行われていますが、先人たちが取り組んだチャレンジとは質も難易度も違います。先人たちが経験したことを経験したくても、後に続く人たちは経験しづらいのです。 皮肉なことに、先人たちが頑張って世界市場の開拓に成功した企業ほど、いま勤めている人にはグローバル人材として成長するためのチャンスが少なくなっていると言えるでしょう。

「海外で働きたいとは思わない」 過去最高(63.7%) という状況だしな。 確かに今のAZZLOが海外で暮らすってのは、ちょっとハードルが高いが、常識的な新入社員の年齢 (22,3歳) で、この引き篭もり状態はヤバイ・・・。と一瞬思うが

国・地域によっては働きたい (27.2%)
どんな国・地域でも働きたい (9.1%)

という事実は、それなりな人数は海外志向もあるとも言えるな。そもそも日本人の3割も海外で働いた事はないだろうから、(ニーズがない) 倍率はむしろ高いと言える。 どちらかと言うと現実に起きる事は、外国人が日本で日本人の上司となるケースが多いだろうな。

5:かつてタイムマシーン経営という言葉がありました。たとえば、アメリカで流行ることはいずれ日本でも流行るので、それを日本に持ち込んでビジネスにすれば成功する、という考え方です。しかし、バブル期以降はそのパターンが通用する業界はかなり少なくなったように思います。そもそも、日本もすでに世界の先進市場であり、かつ日本独自の発展を遂げている部分も多いからです。

根本としてインターネットによって、タイムマシーンが必要なく同時進行だからな。 先日セールスフォースの人 (アメリカ人) と飲んだんだが 「ニホンハ ジュウネン オクレテル ヨ・・・w ダカラ ニホンハ チャンスアルカラ ニホンデ ハタライテル ヨwww」 って言ってたんだが、結局もぎ取られる側になってると言えるんだよなぁwww 開国直後に訳わからん本を大金で売りつけられる学者みたいな状態だと思う・・・w

6:形式知を重んじる外資系企業と暗黙知を大事にする日本企業のマネジメントでは、どちらが効果的なのでしょうか? この問いには、「二者択一ではなく、両者の融合が大事」 だと答えましょう。外資系企業のやり方、日本企業のやり方、どちらにも優れた面があります。それぞれの良さを融合してマネジメントすれば、企業は最大の価値を発揮できるようになる。

いわゆる右脳・左脳論だし、文系・理系論だよな。 最近AZZLOは “経済学と社会学の接点を見つける事が、この業務ドメインにおける企画” と言い始めているのだが、個のスキルの領域論ではなく、対外的反応を踏まえた接点を見つける事が必要だと思う。どちらでも偏っていると外部との接点は見つけられないと思う。

7:たとえば自社商品の売上が下がってきたとします。このときにKPIをきちんと見ていれば、次の打ち手がおのずと見えてきます。ブランドの認知度は落ちていないのに関心度が落ちているなら、ブランドの位置づけをリフレッシュする必要があります。あるいはリピート率が落ちているなら、購入前の期待と購入後の評価のどこにギャップがあるのかを調べ、ギャップを埋めるような施策を打てばいい。いずれにしても改善策のヒントはKPIから読み取れます。 ところが日本企業のブランドマネージャーは職人的なところがあって、KPIの数値を把握しつつも、自分個人の経験や勘にもとづいて判断を下しがちです。要するに感覚的であって科学的でないのです。 感覚的な判断を否定するつもりはありません。時代の空気を読んだり顧客の心理をつかんでブームを起こした商品は、感覚的な判断によって生まれているケースが少なくありません。むしろ科学的かつ普遍的なアプローチには限界があり、ホームランを打つには不向きです。

ブランドマネージャーの前例踏襲な労働履歴にしかなってないケースが多いんだろうな。 前向きな意味で “感覚とは履歴が残ってないだけで記憶というデータ活用施策” とは言える。しかし記憶は都合よく上書きされる点で、解釈という個々のフィルターによって共感もあれば反感も起きるもの・・・。 その点、いわゆるビッグデータ的な事は、記憶ではなく “事実” が明確なので、ビジネス上は共通言語として必須になると思う。

間違いなくデータ無しで立証出来るのは “エロいのは人の関心を呼ぶ” であるがw

8:最近はあまり聞かなくなりましたが、日本企業では 「闇研」 が盛んで、かつてはそこから数々のヒット商品が生まれました。闇研とは、会社から公式に許可を得てやるのではなく、エンジニアたちが会社に内緒で進める研究開発のことです。こうした文化があったのも、上の指示通りにやっていたらイノベーションは起こせない、という意識が強かったからでしょう。

一晩の飲みのテーマにしかならなかったが、しくみ作り実行隊 はそんな感じだったな。そして “偉いおっさんがお善立てする社内横断・社外横断プロジェクト” が何も生み出さないのは、間違いないよな。

9:私がMBA取得後、日本に帰らずに米国に残った理由は、米国流=世界標準という教えに疑問を抱き、米国企業は本当にそんなにすごいのか、自分の目で確認したいと思ったからでした。

コレだな。 2014-08-06 19-04-21.jpg

10:欧米の左脳的な思考は過去のデータにもとづき、日本の右脳的な思考は過去の経験にもとづいています。どちらも過去の情報をベースにしているという点は経験主義的と言えます。違いはロジックで答えを導き出すか、ロジックを飛ばして直感で導き出すかという点だけであり、環境が変わらない限り、答えの精度はそう大きくは変わらないはずです。

ロジックは言い訳にもなりがちなので、前向きな構築・活用をしたいと常々思うな。

11:人間としての厚みについて考えると、自分に足りないと感じているのが 「教養」 です。 教養は自分の芯をつくると同時に、自分と異なる立場にある人を理解する助けになります。そのことは、ヨーロッパのエリートたちと接していると強く感じます。ヨーロッパは貴族社会で、エリートは幼いころから芸術や文学に囲まれて育ち、歴史や哲学を学んで大人になっていきます。文化資本の蓄積をバックに育った彼らは、自分の意見をしっかりと持ち、同時に他者を尊重する余裕を持っています。

ノブレスオブリージュの存在の事だよな。 歴史や哲学を学んだから云々ではなく、”学ばなければならない使命感” が、そもそもあるかないかという課題だと思う。

12:人は自分のみたいものしか見ない生き物です。そのため、望ましくない方向に環境が変化していることを察知しても、「気のせいだ」 「ありえない」 と無視することがあります。たとえば、本当は業界全体が斜陽化して自社の成長が止まったのに、「今期はたまたま消費者にウケる商品が出なかっただけ」 などと考えて、業界を取り巻く環境変化について深く考えずに素通りしてしまうのです。これでは変化に対応できず淘汰されていくだけです。 しかし、シナリオプランニングによって 「見たくない未来=悪魔のシナリオ」 を可視化しておけば、周囲の小さな変化についても、「ひょっとして悪魔のシナリオが現実になる予兆かも」 と感じ取ることができます。

前半は組織そのものだなぁw そしてAZZLOがビッグデータに纏わる事で騒いでいるのは世界的な悪魔のシナリオだからだ。よって組織が悪魔にならない限り確実にやられる。日本だけの事じゃないWWWが前提の産業革命だと思う。しかもこのシナリオは悪魔に転職しても、ボス悪魔しか生き残れないシナリオだ。 要はGOOGLEが全部やっちゃったら全て終わりなのだw2015-6-06-15-09-09.jpgWinner takes all が確実に進んでいる。 ま、販売パートナー的にこき使われる形で生き残れる可能性はわずかにあるが、有限だし時限もある。 ソフトバンク・ペッパーのコピーが秀逸だが、「SFじゃない」 である。

13:たとえば 「紙からオンラインへ」 というニュースの流通の技術革新だけではなく、ニュースのつくり方に関する技術革新が起きたらどうでしょう。すでに、企業の決算発表記事については、人工知能 (AI) による記事の自動生成が通信社で導入されています。この動きが広範な分野に広がり、ロボットによる記事の自動生成が主流になるという 「ロボット・ジャーナリズム」 のシナリオです。 こなると、記事を自動生成するAIのプログラミングで力をふるうほうが、面白くなりそうです。現役の記者が転身する先として間違いなく需要があるのは、AIのトレーナーの役割でしょう。記者としての知見を、ロボットの記事生成ロジックに移植していくのです。

データサイエンティストなんかも同様だが、いずれにしても上手くいけばいくほどテメェは要らなくなるんだよなw しばらくは “あえて生卵を入れないと完成しないホットケーキミックス” (一手間かける) 的な状況になるだろうが、システム管理者しか存在しないのが理想だし、出来るんだからいずれそうなるんだよな。

媒体問屋業なんて、システム管理者が3人ぐらい居れば、日本国内の媒体を扱えると思う。

14:トロント大学のリチャード・フロリダが提唱した 「クリエイティブクラス」 という概念をご存じでしょうか。 クリエイティブクラスは、一言でいえば知的労働階級です。たとえば学者や弁護士、芸術家、メディア従事者、さらに経営者もこの層に入ります。特徴は、創造的かつ革新的であること。与えられた問題をただ解くだけでなく、自ら新しい問題を設定し、それを解決していくクリエイティブを持つ人たちです。

“デスクワーク” = “重いもの運ぶ訳ではないから肉体労働ではない。という事は知的労働・・・だよね?”

という感覚が日本では大半だと思うので理解・浸透が難しい概念だろうなぁ・・・。

15:「かつて世界を席巻した日本経済が失速し、多くの大企業がもがき苦しんでいる。私が最初に就職した日産自動車も、外資メーカーによる資本注入が実現しなければ破綻しかねない。自分を育ててくれた国や企業が苦しんでいるときに、このままアメリカにいていいのだろうか。いまこそアメリカで修行したものを持ち帰って、日本経済のために人肌脱ぐタイミングなのではないだろうか」~中略~ 一種の使命感を感じると同時に、日本復活の仕事に加わることを想像して、ワクワクする自分もいました。日本への帰国は、チャレンジし甲斐のある仕事を求める個人的な欲求が高まった結果でもありました。

やはり使命とはある種恩返し的な事だと思う。そして恩はその直接的な人間に返さなくても良くて、リレーのバトン渡しと同様、恩送りであり続ける必要があると思う。それが資本 (貨幣) 経済ではなく、ヒトが主役の経済だと思う。 2015-1-09-21-20-16.jpg2015-1-02-05-41-11.jpg2013-08-15 20-12-03

16:あらゆるデバイスに小型チップが埋め込まれ、クラウドに常時接続し、ビッグデータ解析によって分析・アクションが自動化される、これがIoTの本質です。多くの産業分野で革命的な変化が起こるでしょう。

10年後には 「2010年代は、自転車にペダルがなかったから足で地面蹴ってたのよwww “漕ぐ” という概念がなくてさw」 ぐらいの感覚変化はあると思う。 2050年にはドコでもドアの初期バージョンも出来ると思う。(一度死んでから移動先で復元するというしくみ)

17:A・T・カーニーの試算では、二〇二〇年時点で世界経済の六%、約七〇〇兆円の分野が、新たなサービスによる需要創造と、既存産業の効率化やビジネスモデルの置き換えなどで影響を受けると想定されます。結果として、新旧プレイヤーの交代も相当の規模で起きるでしょう。

コレだ。 「2020年には700兆円規模の産業がIOTによって何らかの影響を受ける」 WBS 2015 05 01超単純な計算をすると “変化を拒む既存組織は6%の売上減が起きる” とは言えるな。 今後更に、既存事業ドメインからして意外な組織が他の事業ドメインに進出するハズで、”6%の売上減” に留まらず、6%の企業が他企業 (別資本) に移行される、すなわち買収・倒産が起きまくるというシナリオとして捉える事も出来る。

18:過去の経験則と結びつけて判断する力は、いまのところ人間のほうが優れています。 いまのところと言ったのは、いずれはこの領域でもAIが人間を上回る可能性が高いからです。

AI、ビッグデータは “忘れる” がないし、都合よく事実を上書き (記憶) しないのでフェアな判断が出来るからな。

19:たとえば社員の会話の内容を常時録音し、ビッグデータとして解析して、「いまの状態なら六〇%の確立で重大ミスが起きる」 と警告を出す時代が来てもおかしくはないのです。

JAL (日本航空) がそんな想定の取り組みを始めた しな。

20:AIであれば、無限にある組み合わせを片っ端からトライし、良いものが現れるまで繰り返す、というしらみ潰し方式をとるでしょう。一方、人間はしらみ潰しにトライしなくても、直感的に 「筋の良い」 ものにたどり着くことができます。「ランダムな筋の良さ」 が人間の強みなのです。

その不正確さが “味” と言えると思う。DJ PLAYでもBEATSYNCでバッチリズレがないMIXよりも、アナログで多少ズレがズレ続けた方がグルーブがあって身体が隙間を認識して飽きないしな。 しかし、大半のビジネス上では、そぉいうズレは必要としないし、有益なズレも正確に再現する事になるので、ヒトがわざわざ汗かいてやる必然性が減ると思う。

「努力している様がお客様の心を打つんだ!」

的な事をまだ言ってる人は、オリンピックでも目指せば良いと思う。

21:このような新たな人材要件を考えるとき、教育のあり方も大きく変わる必要があります。従来の日本の教育は 「知識」 を詰め込み、与えられた問題に対して 「正解」 を求めることが中心でした。グローバルエリートに求められるスキルとは、根本的に乖離があります。~中略~ 必要なのは、ロジカルシンキングとコミュニケーション能力を鍛えながら多様な視点を学ぶディベート教育や、チームで行うプロジェクト学習です。これらの学習アプローチは、クリエイティブシンキングの能力向上にも有効です。

ディベートって日本の特に大きめの組織は嫌うからなぁw 日本の教育のコアは 大卒者 (エリート) が組織で使いものにならない理由 大卒者 (エリート) が組織で使いものにならない理由 2 に書いた通り、端的に言うと “疑問を感じない言いなり奴隷育成” “テストがないと勉強しない餌付け” であって、問題解決能力は身にいたとしても、問題発見能力を失わせる仕込みだからな。 前世紀までは、問題発見から解決まで時間に余裕があったが、リアルタイムに問題が変化するのが今世紀だと思う。

そもそも 問題じゃないフェイクもある中で、どれを問題として定義するのか? という視点が不可欠だと思う。

22:MITメディアラボの伊藤穰一所長が、最近こんなツイートをしました。 「人工知能やロボットが仕事を奪うことを恐れるのであれば、AIでも合格できるテストで評価するような教育をやめよ」 これからの教育、そして私たち自身の能力開発の指針となる至言ではないでしょうか。

www。コレ非常に共感したので、この記事を書く前にtwitterで投稿したのだが

珍しくリツイート、お気に入りが起きた。 この流れは世界的なものなので、業界協定をして停滞したところで、あっという間に海外資本に食われると思う。 AZZLOの感覚的には、もう日本はちょっとアウトな段階に入っていて、教育を前提とした今後数十年は完全にアウトなイメージを持っている・・・。 まだ尊敬される側面もある日本・日本人のポテンシャルを活かして死ぬ気でやるか、ブータンみたいになるか、振り切った方がいいと思う。

23:最後に、クールジャパンや 「NeXTOKYO」 の活動における無二のパートナーであり、本書の執筆でも貴重なアドバイスをくれた妻の優美に、感謝の意を込めてこの本を捧げます。

スプツニ子は、優美ちゃんと言うのか。だからなんだって情報だがw


梅澤さんの喋り方同様、非常に分かりやすい内容だった。 もろもろAZZLOが普段から危機感を感じている事だし、MITの伊藤穰一に触れる点も 「一番の課題は、これからどうやって教育変えていくか」 スーパープレゼンテーション 2015 04 01「誰かに教わるのが教育 自分から求めるのが学びです」 スーパープレゼンテーション 2015 02 25AZZLOもキャプチャーしてるだけに非常に共感。

このような危機感をスルー、見てみぬふりをしていると「忠実に仕事をこなす日本人は 『安くて使いやすい』 と評判です」

という、世界的には “処理班” 扱いが加速する事になると思う。虎ノ門ヒルズに入居するグローバル企業の外国人が、日本人を処理班として活用する動線が濃くなると思うw

しかし、この手の “忠実さ” 的な事はAI・ビッグデータ的な事で解決出来るので、いずれ日本人は必要とされなくなる。

「少子化促進しないと受給・治安面が・・・」

というのが課題になるかもしれないな。

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